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長谷川あかりさんの“ほれ直し”定番おかず

甘味は長ねぎから!「しょうゆのみ肉豆腐」レシピ/長谷川あかりさん

  • 長谷川あかり

2025.05.21 更新日:2025.06.13

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定番常備食材も、もっとおいしく楽しめます

豆腐料理をアップデート!

加熱してよし、そのままでもよしの豆腐は、何かと頼れるけれど地味さも……。そんな印象をくつがえす、ひとワザきいたあかり流レシピで、豆腐にもほれ直すこと必至! 今回は「しょうゆのみ肉豆腐」のレシピをご紹介します。

長谷川あかりさん

お話を伺ったのは

長谷川あかりさん

料理家・管理栄養士。「なんでもない日を幸せにする、シンプルで豊かなごはん」をテーマに、忙しい現代人の心に刺さるレシピを発信し、大人気となる。最新刊『わたしが整う、ご自愛ごはん』(集英社)も大好評。

しょうゆのみ肉豆腐

甘味は長ねぎから!「しょうゆのみ肉豆腐」レシピ/長谷川あかりさん

調理時間30分

「長く煮るとかたくなる牛肉は、2回に分けて投入するのがポイント。初めに入れる2枚ほどは“だし用”。煮汁にうま味をプラスする役割です」(長谷川あかりさん)

材料・2人分

  • 焼き豆腐……1丁(300g)
  • 牛こま切れ肉……120g
  • 長ねぎ……2本
  • しょうゆ……大さじ4
  • 七味唐辛子、ごま油……各少々

作り方

  1. 長ねぎは青い部分と白い部分に分け、白い部分は3〜4㎝幅に切る。焼き豆腐は6〜8等分に切る。
  2. 鍋に①の長ねぎの白い部分と焼き豆腐を入れ、上に長ねぎの青い部分をのせる。水150㎖、しょうゆを加え、中火にかける。煮立ったら牛肉のうち2枚程度を加えてフタをし、弱めの中火で20分煮る(5~10分ほどして長ねぎの青い部分がくたっとしてきたら煮汁に沈める)。ねぎの青い部分を入れるのは、たっぷり甘味が出るから。煮ている途中で煮汁に沈め、甘味を全体に広げるねぎの青い部分を入れるのは、たっぷり甘味が出るから。煮ている途中で煮汁に沈め、甘味を全体に広げる
  3. 長ねぎの青い部分を取り除き、残りの牛肉を加えて、色が変わるまで2分ほど煮て煮汁を吸わせる。火を止めて5分おく。器に煮汁とともに盛りつけ、ごま油を垂らし、七味唐辛子を振る。牛肉はやわらかく仕上げたいので、なるべく重ならないように入れ、色が変わる程度にさっと火を通す牛肉はやわらかく仕上げたいので、なるべく重ならないように入れ、色が変わる程度にさっと火を通す

甘味は長ねぎから出るもので十分。砂糖も酒もみりんも入れず軽やかに仕上げます

長谷川あかりさん

長谷川あかりさん

Staff Credit

撮影/濱津和貴 スタイリスト/駒井京子 取材・原文/福山雅美
こちらは2025年LEE6月号(5/7発売)「長谷川あかりさんの“ほれ直し”定番おかず」に掲載の記事です。

LEE100人隊の「しょうゆのみ肉豆腐」作ってみた投稿はこちら!

長谷川あかり Akari Hasegawa

子役タレント、俳優として活動後、引退して大学に進学し管理栄養士の資格を取得。SNSのレシピ投稿が人気に。著書に『クタクタな心と体をおいしく満たす いたわりごはん』(KADOKAWA)、『つくりたくなる日々レシピ』(扶桑社)。

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