\Akari’s Fresh New Classics/
おなじみの料理をもっと簡単に、新しく
長谷川あかりさんの“ほれ直し”定番おかず
大定番だけど、ちょっと面倒でマンネリがちでもあるあのメニュー。手軽に、よりおいしく仕上がる発想の転換に感動! 作り続けたくなります。今回は「失敗知らずのブリ照り焼き」 のレシピをご紹介します。
あかり’s定番おかずのキホン
・材料、調味料、使う道具は最小限に。“チャート図が一直線”になる作り方が理想
・従来の作り方の、面倒な工程を洗い出す。残すのは“おいしさへのリターンが大きい”手間だけ
・家庭料理は、お店ほどおいしくなくていい。味も作り方も“軽やか”だから続く
失敗知らずのブリ照り焼き

調理時間20分
「定番の味にバターのコクをプラスして、ちょっとリッチな味わいに。かぶは大根に比べて水分が出すぎないので、最近の私は、すっかり“かぶおろし”派になりました」(長谷川あかりさん)
材料・2人分
- ブリの切り身……2切れ
- 塩……ひとつまみ
- 片栗粉……小さじ1 1/2
- A)
- しょうゆ……小さじ2
- みりん……小さじ1
- バター……8g
- 〈かぶしょうがおろし〉
- かぶ……2個(160g)
- B)
- しょうがのすりおろし……1かけ分
- 酢……小さじ1
- 塩……ひとつまみ
作り方
- ブリに塩をまんべんなく振って10分おく。出てきた水気をペーパータオルでふき取り、片栗粉をまんべんなくまぶす。Aを合わせておく。
- かぶはすりおろして軽く水気をきり、Bを加えて混ぜる。
- フライパンにバターを中火で熱し、①のブリを焼く。両面に焼き色がついたら1分30秒フタをして焼く。ひっくり返してさらに1分30秒、弱めの中火でフタをして焼く。
- ペーパータオルでフライパンの水分を軽くふき取ったら、Aを加えてすぐ火を止め、手早くブリにからめる。
合わせ調味料を全体に振りかけ、すぐに火を止める。片栗粉のとろみがあるから、少量でも全体になじむ
- 器に④を盛りつけ、②を添える。
片栗粉をまぶして焼き、調味料は最後にからめるだけ。味が全体になじみやすく、煮詰めないから焦げる心配なし

長谷川あかりさん
Staff Credit
撮影/濱津和貴 スタイリスト/駒井京子 取材・原文/福山雅美
こちらは2025年LEE6月号(5/7発売)「長谷川あかりさんの“ほれ直し”定番おかず」に掲載の記事です。