FOOD

365日幸せパンBOOK

粒マスタードがアクセント!「キャベツのホットサンド」レシピ/馬田草織さん

  • 馬田草織

2023.06.17

この記事をクリップする

インスタグラムにアップされると、みんなくぎづけ! ポルトガル料理研究家 馬田草織さん家の重いフタでプレスするホットサンド

投稿されると「いいね!」殺到。人気の秘密は迫力の断面、そしてワインとも合いそうなところ!? 味の要は、さわやか粒マスタード。

最初に押さえたい、馬田家のベーシック
キャベツのホットサンド

パン飲み”もできちゃう さわやか粒マスタードがアクセント!「キャベツのホットサンド」レシピ/馬田草織さん

「キャベツの甘味+粒マスタードの酸味がいい! ベーコンを入れてもおいしいし、実はチーズなしでも十分なおいしさ」(馬田草織さん)

材料・1個分

  • 食パン……2枚
  • マヨネーズ、粒マスタード……ともにたっぷり
  • キャベツの細切り……1/4個分
  • ピザ用チーズ……適量
  • 塩……ひとつまみ
  • こしょう……適量
  • オリーブオイル……大さじ1/2
  • バター……大さじ2以上

作り方

  1. 食パンの片面にマヨネーズと粒マスタードを塗る。
  2. フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、キャベツを入れて塩を振る。フタをしてしんなりするまで蒸し焼きにし、こしょうを振る。
  3. ①に②とピザ用チーズをのせてサンドする。
  4. ②のフライパンをキッチンペーパーでさっとふき、バターの半量を余熱で溶かす。③を入れ、上にまな板と重めの鍋のフタをのせ、2~3分ほど中火でこんがりと焼く。
  5. 上下を返し、残りのバターをフライパンに入れ、上にまな板と重めの鍋のフタをのせ、2~3分ほど中火でこんがりと焼く。

馬田さん家のホットサンドの作り方

  1. マヨ&マスタードをたっぷり

マヨ&マスタードをたっぷり

マヨは大さじ1程度、粒マスタードはそれ以上。「味わいのポイントは粒マスタード。ほどよい酸味がいいんです」(馬田草織さん)

  1. 具材はとにかく山盛り

具材はとにかく山盛り

「多分、収まりきらないな」くらいが適量。「むしろそのくらいじゃないと、食べたときにパンチがありません」(馬田草織さん)

  1. バターは惜しまずいく!

バターは惜しまずいく!

バターはたっぷりめが鉄則。「ひと口目の“カリッ”が、ホットサンドの最初にして最大のクライマックス。その食感のためには、片面につき大さじ1は欲しい!」(馬田草織さん)

  1. この重さがカリカリの秘訣

\ズシッと重いフタ登場。これが香ばしさの秘密!/

この重さがカリカリの秘訣

鋳物鍋のフタなど、重いものをのせて。まな板をかませると、パンに均等に圧がかかり、まんべんなく焼き目がつく

  1. 裏も表も、しっかり焼き色

裏も表も、しっかり焼き色

裏返したら、パンの横にバター(もちろんたっぷり)をすべらせるように入れ、パンでバターを広げるようにしながら全体にしみ込ませる。重しをして同様に焼く

教えてくれたのは
馬田草織さん

馬田草織さん

料理エディター&ライターとして、おいしいものを探求。ポルトガル愛が高じて、料理研究家としても活躍するように。好きなパンの種類は天然酵母のカンパーニュ、お気に入りのトーストの食べ方はノリ、チーズ、シラスのせ。

「ホットサンドにハマったのは、映画『シェフ』の朝食シーンに登場したのを見て。両面カリッとしたパンからチーズがとろり、のヴィジュアルにやられました」(馬田草織さん)
Instagram:badasaori
Twitter:saoribada

【特集】365日幸せパンBOOK

「お取り寄せパン&ショップ6選」とっておきをパン好きがおすすめ!北海道から九州まで!

バタートースト評論家・梶田香織さんが考えた、トーストの一番おいしい焼き方って?

パン好き6人に聞きました!お気に入りトーストの食べ方&パンに塗るものは?


撮影/メグミ スタイリスト/西森 萌 取材・原文/福山雅美
こちらは2023年LEE7月号(6/7発売)『365日幸せパンBOOK』に掲載の記事です。

馬田草織 Saori Bada

料理エディター&ライターとして、おいしいものを探求。ポルトガル愛が高じて、料理研究家としても活躍するように。

閉じる

閉じる