料理家 重信初江さん

パン店で端も含めてカットしてもらい、その面を下にしてたぬき色（きつね色より濃く）に焼き、バターをたっぷり塗って、半分だけ好きなジャムを塗る。底が湿らないように、器にペーパーを1枚敷く。

おすすめのパンに塗るもの
ベッピーノ・オッチェッリ／無塩バター

100g¥1998

イタリア北部ピエモンテの世界一の称号を持つバター。ミルクの上澄みだけを使い伝統製法で作られる。「クリームのようになめらかでとても軽やかながら、ミルクの風味も豊かです」（重信初江さん）
arrecria.jp

料理人、料理ディレクター 木邨有希さん

トーストは断然厚切り派！　おいしいバター（またはコンテなんかのハードチーズ）も臆することなく厚めで。焼きたてパンに、冷たいバターと季節のコンフィチュールをたっぷりのせてガブリ。

おすすめのパンに塗るもの
トモエサヴール／エリタージュ カカオフェルメントシロップ

150㎖¥2160

カカオ製品の随一の目利きが日本に紹介するシロップ。「カカオの豆ではなくカカオの果肉が主原料。奥行きのある甘酸っぱい味わいが、焼けた小麦の香りにぴったり合います」（木邨有希さん）

ベーカリー、ワインショップ「チェスト船堀」店主 西野文也さん

直火焼きです。キャンプのときに薪火で焼くパンが好きで、あの感じの再現。ほんのり黒い部分がコーヒーに合います。

おすすめのパンにのせるもの
生シラス

「生シラスをスーパーなどで見かけたら必ず買ってしまいます。おいしいオリーブオイルと塩、ケイパーとパンに塗ってこしょうを振り、レモンをかければワインのお供にぴったり」（西野文也さん）

モデル パン野ゆりさん

ライ麦入りのパンを、ごま油と岩塩で。和の食材と合うので、魚やきんぴらとも一緒にどうぞ。トーストするときには水をパッパッと数回振りかけると、おいしく焼き上がります。麦茶があればなおよしで、同じ「麦」なので香ばしく仕上がります。

おすすめのパンに塗るもの
セゾンファクトリー／真っ赤な甘いあまおう^®いちごジャム

235g¥1080

福岡産あまおう^®を贅沢に使ったジャムは果実味がフレッシュ。「おいしいジャムは常備しておきたいので、手軽にスーパーで買えるものを。ピーナッツバターとレイヤードするのも好き」（パン野ゆりさん）
www.saisonfactory.co.jp

パンスタグラマー パンくん

厚めの食パンを格子状にカットしてトースト。焼き目がついたらエシレバターをのせて再度トースト。格子状にカットした隙間にバターがしみ込み、クリーミーな口当たりと芳醇な香りを楽しめます。

おすすめのパンに塗るもの
マスカルポーネにあんこと岩塩

「トーストにマスカルポーネをたっぷり塗り、その上にあんこを好きなだけのせて岩塩を少量振ります。マスカルポーネはスーパーのものでOK、あんこは和菓子店で買うのがおすすめです」（パンくん）

エディター、ライター arikoさん

アボカドをつぶしてレモン汁と塩で味つけしたものをカリッと焼いたトーストにたっぷりのせ、半分に切ったミニトマトを並べてオリーブオイルを少々。あればカッテージチーズを散らしても。ヘルシーで食べ飽きません。

おすすめのパンに塗るもの
HAPPY NUTS DAY／ピーナッツバター

110g¥1458

千葉のピーナッツ、九十九里の塩、北海道の甜菜糖、素材のよさが生きたおいしさ。「トーストに塗ってスライスバナナとベーコンをのせるエルビストーストは我が家の定番」（arikoさん）
happynutsday.com

撮影／豊田朋子　スタイリスト／西森 萌　取材・原文／岡本ジュン
こちらは2023年LEE7月号（6/7発売）『365日幸せパンBOOK』に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示（掲載当時）です。