やぎ座の満月は、「長いもとねぎの塩煮」で和の気分を楽しむ/【Saya×ワタナベマキさんの「満月のごちそう」レシピ】
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ワタナベマキ
2021.06.24 更新日:2023.09.05
やぎ座の満月は和食でさっと作れる煮物を
「長いもとねぎの塩煮」
6月25日はやぎ座の満月です。伝統的なものへ回帰し、和の気分が高まるやぎ座の満月は、煮物がおすすめ。長いもとねぎをだしや日本酒、塩と煮るだけで、やさしい一品の完成です。
やぎ座で新月があったのは半年近く前の1月13日でした。その頃、始めたことの答えが出てくるのがこの頃。また役割がとても重く感じられるのもやぎ座の満月です。それがルーティンのことでも、繰り返しに疲れを感じるようになるので、自分の心にも胃にも優しくすることを心がけたいですね。
また翌日からは境界を溶かす星・海王星も「逆行」します。がんばってきてある程度、答えを出したものの、その結果に不安にもなってくる頃。何ごとにも無理はしないで。
材料・作り方
材料(2人分)
- 長いも…250g
- 長ねぎ…1本
- だし…2カップ
- 酒…大さじ2
- 塩…小さじ2/3
作り方
- 長いもはたわしでこすり洗いし4㎝長さに切る。長ねぎは5㎝長さに切る。
- 鍋に①、だし、酒を入れ中火にかける。煮立ったら塩を入れ、フタをして弱火で約10分煮る。

長いもは皮つきで使うと香りも味もよく出るので、たわしで洗って皮のままぜひ使ってみて。お出汁でシンプルに煮るだけでおいしくなります。さっぱりした味なので、山椒や七味で引き締めるのもおすすめ。
ワタナベマキ
「私を生きる」ために、
星と月のリズムを
毎日の暮らしに取り入れて
こちらのレシピは、
LEE 2020年11月号 切り取り式別冊付録
Sayaの「星と暮らしのカレンダー」
掲載されたものです
約2日半でひとつの星座を通過する月は、私たちの暮らしと直結しています。日々の気分を彩るうえ、月の満ち欠けも、私たちの心や身体と直結しています。満月が近くにつれて、気持ちは高ぶっていくし、新月前にはスローになる。私は、月のリズムを意識することで、自分とも、宇宙とも仲よくなれる感覚があります。何より、新月ではこんなことをしよう、満月ではこうしよう。満ちていくサイクルはこう、欠けていくサイクルは……と考えるだけで、日々が楽しくなります。
そんな思いから、ここでご紹介するのは、料理家のワタナベマキさんのレシピ。気分がスローになる「新月」には、デトックスレシピを。気持ちが高揚する「満月」には、エネルギーをチャージするごちそうを。どれも手軽に作れるものばかりなので、ぜひ作ってみてください。
これらのレシピは、もともと10月7日発売のLEE11月号での切り取り式別冊付録〈Sayaの「星と暮らしのカレンダー15カ月」〉に掲載されたもの。カレンダーではさらに太陽や惑星の動きまでご紹介しています。星の巡りと12星座の性質を紐づけた“占星術”という「もうひとつの暦」を使いこなすことで、不安は和らぎ、何でもない日常もキラキラした特別なものになるはず。
撮影/鈴木静華(料理) 岩城裕哉(クッキー) 料理/ワタナベマキ スタイリスト/河野亜紀 クッキー製作/and Bake 占い・文/Saya

ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。