白和え
材料・作りやすい分量
- スナップえんどう……10本
- にんじん……1本(150g)
- 木綿豆腐……1丁(300g)
- 白いりごま……大さじ3
- しょうゆ……大さじ1
- 塩……小さじ1/4
作り方
- 豆腐はキッチンペーパーで包み、倍の重さ(600g)の重石をして30分おいて水きりをする。
- にんじんは細切りに、スナップえんどうはすじを取る。
- 鍋に水1ℓを沸かし、塩小さじ1/3(分量外)を加える。②を入れてひと煮立ちしたらザルに上げ、しっかりと水気をきった後、キッチンペーパーで水気を押さえる。スナップえんどうは開く。
- ごまをフライパンに入れ、香ばしくからいりする。
- すり鉢に④を入れて粒がなくなるまですり、①、しょうゆ、塩を入れてすり混ぜ、粗熱を取った③を加えて和える。
白和えは豆腐を倍の重さの重石で、30分水きりする
「白和えは、豆腐の水きりさえうまくできれば失敗が少ない料理です。ほどよく水気がきれているのに、なめらか。そんな和え衣を作るなら、豆腐の水きりは“倍の重さで30分”。さらに、使うのは練りごまでなくすりごま。豆腐から出た水分を吸ってくれるので、水っぽくなるのを防いでくれます」(ワタナベマキさん)
撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/駒井京子 取材・原文/福山雅美
2021年7月号【「なんとなく」が「最高の味」になる ワタナベマキさんの定番料理のひとワザ】より
ワタナベマキ
料理家
ケータリングをきっかけに、本、雑誌、広告などで料理を提案するように。デザイナーの夫、中学生の息子との毎日から生まれる実践的、かつ体に優しいレシピが好評。『ワタナベマキの10の定番弁当』 (扶桑社ムック)、『旬菜ごよみ365日 季節の味を愛しむ日々とレシピ』(誠文堂新光社)ほか著書多数。