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プラントベースで野菜たっぷりごはんとおやつ

オートミールでヴィーガン・クッキーレシピ!バター、乳製品なし。サクサク食感&グルテンフリー

  • 池田清子

2021.10.22

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プラントベースで野菜たっぷりごはんとおやつ

卵・乳製品不使用!オートミールで作るグルテンフリー&ヴィーガン・クッキー

オートミールでヴィーガン・クッキー!サクサク食感&グルテンフリー

オートミールで作る、グルテンフリークッキー。今回はホリデーシーズンに向けて、可愛い型でくり抜いて、デコレーションしてみました。

今回ご紹介するのは、オートミールを使ったクッキーです。

ホリデーシーズン到来!ということで、

イベントやギフトにと、クッキーを焼く機会が増える方もいらっしゃるのでは無いでしょうか。

 

以前、オートミールを使ったトマトクリームリゾットをご紹介しましたが

食物繊維やビタミン、ミネラルなど栄養がバランスよく含まれていることもあり、人気は高まるばかり。

今回のレシピは小麦を一切使わないので、グルテンフリーでもありますし

バターやミルクなどの乳製品、卵を使いませんので、アレルギーを持つお子さんにも。

それでいて、サブレーのようなサックサクの食感です!

※オートミール自体にグルテンは含まれていませんが、小麦を扱う工場で加工している場合、僅かにグルテンが含まれていることもあります

プレーンとココアを同時に焼きました。口当たりも軽いので、つい手が止まらなくなってしまいます!

粉末状になったオートミールも売っていますが、

ミキサーまたはブレンダーを使えば、簡単に細かな粉末にすることができます。

 

思い立ったらスグできる、簡単シンプルレシピですが

非常にシンプルな分、作り方に少しだけポイントがありますので、ぜひご参照ください。

作り方のポイント

  • サックサクの仕上がりになるのは、生地の混ぜ方がポイント。決して、ギュッと押しつぶさないことです(必要以上に押しつぶすと、硬い仕上がりになります)。手をくわのように広げて、フワッと混ぜることで、サクサクの仕上がりになります。ほんの数回混ぜているうちに、あれよあれよとひとまとまりになってきます。
  • 粉末状の砂糖を使用する場合は、メイプルシロップに比べて水分が足りないので、その分水を足しますが、そのタイミングがポイント。オイルを入れてある程度かき混ぜた後、水は最後に入れること。順番が違ってしまっても問題はありませんが、オイルと水を分けて入れることで、生地がより一層まとまりやすくなり、ギュッと押しつぶしてまとめる必要がなくなります。
  • プレーンとココアをそれぞれ全量で一度に作る場合、最初からボウルを分けて作る方が、途中で半量に分けるよりも手間がかかりません。※オートミールはまとめて粉末にしてOK

生地を押しつぶさないように。指を広げて混ぜていくと、自然とひとまとまりになります。ビニール手袋を外すと、指を広げています(写真右)

材料

[プレーン] 15〜20枚分

  • オートミール……100g
  • メープルシロップ……30g
    ※粉状の砂糖を使用する場合、砂糖30g+水15cc(水は一番最後に投入する)
  • オリーブオイルなどの植物油……30g
    ※ココナッツオイルの場合、液状にしてから使用。湯煎または、電子レンジで500w・20〜30秒加熱
  • アルミフリーのベイキングパウダー……1g
  • 塩……ひとつまみ

[ココア]15〜20枚分

  • オートミール……100g
  • メープルシロップ……30g
    ※粉状の砂糖を使用する場合、砂糖30g+水15cc(水は一番最後に投入する)
  • オリーブオイルなどの植物油……30g
    ※ココナッツオイルの場合、液状にしてから使用。湯煎または、電子レンジで500w・20〜30秒加熱
  • 無糖ココア……大さじ1
  • アルミフリーのベーキングパウダー……1g
  • 塩……ひとつまみ

デコレーションする場合は、チョコペンをご準備ください。



事前準備

粉になっていないオートミールを使用する場合は、ミキサーまたはブレンダーで粉末状にしておく(約20〜30秒で細かくなります)

オートミールの厚さや大きさにもよりますが、30秒前後であっという間に細かな粉末になります(写真右)

作り方

  1. オーブンを180度に予熱スタートする。ボウルに粉末状のオートミール、ベイキングパウダー、塩、ココア味の場合はココアを入れてよく混ぜ合わせる。
  2. にメープルシロップ(または他の糖類)を加え、更に混ぜる
  3. にオイルを加えて、更に混ぜる
  4. 粉末状の砂糖を使う場合は、水を加える
  5. 生地がひとまとまりになったら、鉄板のサイズにカットしたクッキングシートの上にのせ、貼り付き防止のために上からラップを広げる。綿棒で平らに生地を広げ、お好みのサイズにカット、または型でくり抜く。
  6. 180度に予熱したオーブンで、焼く。

※生地の厚さによって焼き時間の設定を変える

  • 4mm程度→15〜20分 ●2mm程度→12分〜14分
  1. 焼き上がったら網の上で熱をさまし、完成。お好みで、チョコペンなどでデコレーションする。

クッキングシート、生地、ラップの順に重ねて、綿棒で平らに。写真のように、左右にココアとプレーンの生地を並べて、一度に広げてもOKです。

チョコペンでのデコレーションは、楽しい時間!夢中になってしまいます。5分程度で乾きます。

column

次のレシピでは、ヴィーガン・レーズンバターをご紹介しています。

このクッキーのレシピを使ってサンドすれば、ヴィーガン・レーズンバターサンドを作ることができます。クッキー生地は厚さ4mm程度に伸ばし、形はお好みですが私は4cm×5cm程度の四角形にカットしました。

シンプルに、四角形も良いです。厚みを変えるとまた違った美味しさがありますが、ラムレーズンサンドには4mm程度がおすすめです。

よろしければ、併せてご活用ください!

次回、ヴィーガン・ラムレーズンの回ではオートミールクッキーとのコラボレーション!ぜひ、ラムレーズンサンドでもお楽しみください。

池田清子 Sayako IKEDA

アスリートフード研究家

ビオトープ株式会社代表。夫は7年連続日本代表マウンテンバイクプロライダー、池田祐樹。菜食・プラントベースを主とした「細胞から健康的に強く美しくなる」食事の研究と発信を行う。2014年より自身もサイクリング・ランニング・筋トレを中心とした運動をスタートし、国内外での大会出場経験も多数。著書に『EAT GOOD for LIFE』至上最高の私をつくる「食」×「ながらトレーニング」』『野菜のおいしい食べ方』https://biotope-inc.co.jp https://biotope-inc.co.jp

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