今年4月の開館以来、「ピーナッツ」ファンの聖地となっている六本木のスヌーピーミュージアム。 10月8日から始まった第2回展覧会「もういちど、はじめましてスヌーピー。」 に行ってきました。内容についての詳細はさまざまなサイトで既にアップされているので、こちらではちょっと違った目線で、ミュージアムの魅力を考察してみます。
「親子でスヌーピー好き。家族で行ってみたいけど……ミュージアムって子供も楽しめるもの??」と考え中の方に、独自の“ママ目線”で考える2回展の楽しみ方を提案します。
(1)ミュージアムのオブジェに感化され、親子で“おうち飾り付け”の気分を上げる

(c) Peanuts Worldwide LLC
インパクト大のこちらは、大・小さまざまなスヌーピーのぬいぐるみでできたシャンデリアやソファのオブジェ。アーティストのキム・ソンへ氏が手掛けた「SOOO MANY SNOOPY!!!」というアート作品で、チャリー・ブラウンやウッドストックのぬいぐるみも使われています。

(c) Peanuts Worldwide LLC
「あ! これうちにもあるスヌーピー!」などと興奮気味になりながらも、ふと思ったのが、「ぬいぐるみって、こんな活用方法もあるんだ……」ということ。並べる、子供が遊びに使う、一緒に寝る……が主な使用方法のぬいぐるみですが、おうちに飾るオブジェ作りに使用するのも面白そうです。
「数が多過ぎて飽和状態」「クローゼットの奥にしまいっぱなし」だった自宅のぬいぐるみも、オブジェにすれば省スペースで楽しむことができそう。もちろん芸術作品まで昇華させることはできないまでも、子供に「おうちでもスヌーピーオブジェ、作ってみようか」「子供部屋の天井に飾ってみようね」などと語りかけ、作り方のヒントを探しながら展示を見れば、より盛り上がるかもしれません。
子供も「自分で作るならどうやってつなげようか」などと考えながら見れば、より集中して楽しめるかもしれません。これからの季節でしたら、クリスマスオブジェの参考にするのもおすすめです。
(2)スヌーピーの“いろいろな顔”を見て、子供と“将来の夢”について考える

「小説王」のスヌーピー。
(c) Peanuts Worldwide LLC
50年にわたる連載の間に、さまざまな職業の姿に変身したスヌーピー。第2回展では、いろんな有名人に扮したスヌーピーの展示がずらりと並んでいます。コミックスでおなじみの有名どころをあげると、撃墜王や意欲的な作家、上の空の弁護士、勇敢な宇宙飛行士、奇抜な外科医など。そのほかにも、測量士、フィギュアスケーター、国税庁調査官、ダイビングのエキスパート……などなど、「スヌーピー、こんなものにまで!?」と驚くような仕事も多々。本当に多才なビーグル犬です。

「世界的に有名な弁護士」のスヌーピー。 (c) Peanuts Worldwide LLC
身近なキャラクターが活躍する姿は、子供に夢を抱かせるきっかけになる可能性も。
「スヌーピーっていろんなお仕事を経験しているんだね」「○○ちゃんは、どれになってみたい?」など声がけして、職業観について考えてみてはいかがでしょうか。
(3)原画を間近で見ることで、子供の“創造したい気持ち”を刺激
コミックは本で読むことができますが、ミュージアムでは実際に著者のチャールズ・シュルツさんが実際に描いた原画をみることができます。中には描き途中のものも!
普段は完成されたキャラクターであるスヌーピーですが、手描きの作品を間近でみることで、子供たちも「あぁ、線で描かれたものがこうしてキャラクターになっていくんだ……」ということを実感できそうです。

「ピーナッツ」描きかけのスケッチ。 (c) Peanuts Worldwide LLC
「自分が描いた作品も、アニメーションになったり、グッズになったり、アミューズメントパークで動き回ったりするかもしれない……」という可能性に気付ければ、日頃のお絵描きにもより気合いを入れて取り組めるようになるかもしれません!
以上のように、子供と一緒に楽しめる要素満載の「スヌーピーミュージアム」の第2回展。
ちょっと意識しながらみるだけで、より親子で楽しめるようになる……かもしれません。足を運んだ際の参考にしていただければ幸いです。
<追加情報>
10月27日に発売になったばかりのスヌーピームック本第7弾(集英社)でも、スヌーピーミュージアムの情報をチェックできます!

親子で熱狂的なスヌーピーファンのわが家、早速手に入れましたが、付録の可愛さに悶絶でした。
(c) Peanuts Worldwide LLC
こちらはジェラート・ピケとのコラボ付録、LサイズとMサイズのトラベルケース付き。さらに、2017年1月~2018年6月まで18ヶ月楽しめるスヌーピーカレンダーまで付いてくる大充実ぶり。
スヌーピーファンの皆さんはぜひ。
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高見澤恵美 Emi Takamizawa
LEEwebエディター・ライター
1978年、埼玉県生まれ。女性誌を中心に女性の性質や人間関係の悩みに迫り、有名無名千人超を取材。関心あるキーワードは「育児」「健康」「DIY」「観劇」など。家族は夫と4歳の息子。