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LEE DAYS club clara

〜五感を研ぎ澄まし心地よく暮らすvol.98〜

1泊2日の女ひとり旅。「箱根本箱」で読書と温泉、美食を堪能しました【LEE DAYS club clara】

  • LEE DAYS リーデイズ

2026.06.18 更新日:2026.06.19

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平日のお休みを利用して1泊2日のひとり旅に行ってきました

去年訪れた「松本本箱(小柳)」で過ごした時間がとても良かったので、次は系列ホテルである「箱根本箱」へ行きたくて、通常価格よりお得に泊まれる早割で予約をして行ってきました。

こちらは自遊人グループが企画・運営を行う「すべての本が買える」書店を兼ねたホテル。本好きには堪らないお宿です。

※本記事は、PRや招待によるものではなく、自身で手配したプライベートの旅の記録です。

旅のスタート「小田急ロマンスカー」に乗っていざ箱根へ

今回は新宿からロマンスカーに乗って箱根湯本へ向かいました。

小田急ロマンスカー
GSE号に乗りたくてこの時間を予約しました。窓が大きく開放的でナイスビュー!

ホームで電車を待つ時点でここは海外か?!と思うほど、ほぼほぼ海外からの観光客の方々でいっぱい。 そして車内に乗り込む人々から発せられる中国語、英語、スワヒリ語、などなど実にインターナショナル。

その雑多で不思議なイントネーションの言葉の中に埋もれていると、自分がまるで海外にいるような、不思議な非日常感を覚える旅のスタートとなりました。

ランチは地元のお蕎麦屋さんへ

 箱根湯本で降り(ものすごい混雑ぶり!)これまた観光客でごった返す駅前を歩き、目に留まった「お茶処はこね」でお昼ご飯をとることに。こちらでは天ぷら蕎麦を食べました。

お茶処はこね
このご時世に1,300円という破格。海老も2尾もついていたのにいいんですか!?※撮影許可いただいております。

カフェで読書タイム

その後は、街をぶらぶらして裏路地で見つけた川沿いのカフェへ。猿田彦珈琲の豆をネルドリップで淹れてもらいました。

今回の旅のお供に持参した向田邦子さんの『夜中の薔薇』。※こちらも撮影許可いただいております。

短編集ですが、何処を読んでも向田さんのチャーミングなお人柄が滲み出ている、お気に入りの1冊です。



箱根登山鉄道&箱根登山ケーブルカーで移動

箱根湯本駅から箱根登山鉄道で強羅まで。そこからは更に箱根登山ケーブルカーで山を登り(久しぶりに乗ったケーブルカーの傾斜に慄きながら)未踏の地、中強羅へ。

箱根登山鉄道ケーブルカー
伝わらないかもしれませんが、ものすごい傾斜です!急こう配に合わせて車内は階段状になっています。

徒歩数分でホテルに到着しました。

箱根本箱
もともとは大手出版取次会社の元保養所を全面リノベーションしたそうです。

いざ箱根本箱へ!

一歩ホテルに入ると、目の前には吹き抜けのエントランスホールと圧巻の本棚が!ディレクションは「松本本箱」「文喫」などの経営もされてる染谷拓郎氏。※ホテル内すべて撮影許可をいただいております。

箱根本箱

衣・食・住・遊・休・知…と、ジャンル別に様々な本がおよそ12,000冊。北欧デザインのスワンチェアなど名作もあちこちに。どれにでも自由に座ることが出来、滞在中のひそかな楽しみでした。

スワンチェア
ファブリックはミナ ペルホネンです♡おっしゃれー。
館内の椅子も気になるものばかり!フィリップ・スタルクデザインの「エロエス」/ フォトリアルデザインのダイヤモンドチェア

ひとまずお部屋にチェックイン。今回は1階のグリーンビューに宿泊しました。

お部屋にも小さな本棚が。こちらはとある著名人の方がセレクトした「あの人の本棚」という特別なものです。

箱根本箱の客室内の本棚
大好きなスタイリスト岡尾美代子さんがセレクトした猪熊弦一郎氏のコレクション100点を撮影した『物物』がたまらなく好みでした。

窓の外には露天風呂と木々が。

グリーンビューの客室

小さな冷蔵庫にはアルコールを含めたフリードリンクも。

箱根本箱
ティファニーブルーにも似た壁紙の色が可愛い。

松本本箱と同じく、素足で歩ける床がとても心地よく、スリッパもありましたが、ずっと素足で過ごしました。

本との出会いを求めて

荷物を置いて早速本棚をぶらぶら。気になる本を数冊見繕って、2階のラウンジでしばし読書タイム。ここではコーヒーや紅茶、焼き菓子などがいただけます。

箱根本箱
お籠り読書スペースもありました。

チェックインの方で混み合ってきたので一旦部屋に戻り、お部屋の露天風呂へ。まだ日の残る時間帯にお風呂にはいれるなんて、旅の醍醐味ですね。

箱根本箱
お部屋に本を持ち込むことができたのが良かったです!

こだわりのローカルガストロノミー体験

お夕食前のキッチンツアーにも参加してみました。その日の食材の生産者の紹介や東海道をテーマにした料理のコンセプトを解説してもらえます。その後のディナーをより楽しむことができました。

セントラルキッチンを囲むカウンター席でいただく食事。スタッフの方のライブ説明も交えながら、目の前のひと皿とじっくり向き合う約2時間。今思い返しても本当に贅沢なひと時でした。

東海道ローカルガストロノミー
 いしがきの漬けを使った巻きずし。金目鯛の鱗焼きには独活のソースを添えて。豚×酒粕も忘れられない美味しさ……!スズキの天ぷらに添えられた大根おろしには仄かに柑橘の香りが。

金目鯛の鱗焼き×独活、豚×酒粕、めくるめく、未知の食の体験に静かな感動を覚えながら終始心弾む時間を存分に堪能しました。また古伊万里や印判皿の器も美しく、目でも楽しむ優雅で贅沢なひと時となりました。

「今日の食材でなんとなくお皿に載せているものはひとつもありません」というシェフの一言が忘れられません。素材を吟味し、活かす+αのシェフの拘りが随所に感じられるメニューでした。

東海道ローカルガストロノミー
杉×山椒×ささらのデザートも衝撃的な美味しさでした。もう一度食べたい……!

素晴らしい食の体験は、アルコールが入っていたこともあり、夢心地でいるとすぐに忘却の彼方へと消え去ってしまいそうだったので、思いついた感想は時折スマホにメモしました。

旅を終えた今、読み返すたびにあの時の感動がまた蘇る、わたしにとって大事な記録です。

最後に直接シェフに食事の感想もお伝えすることが出来ました。提供されたオリーブオイルがとても美味しかったのですが、ショップで購入できるとのこと。こちらはお土産にしました。

その後も、温泉とライブラリーを行き来し、深夜まで気ままに読書と温泉を楽しみました。

2日目も読書&温泉からスタート

翌朝は5時前に起床。大浴場の朝風呂は貸切りでした。

 箱根本箱は、強羅温泉の源泉から引いた無⾊透明の美肌の湯と、⼤涌⾕温泉から引いた⽩濁した硫⻩泉、2つの泉質が楽しめるという贅沢さ!!

 入ってるそばからトゥルトゥルで、お風呂上がりの肌のコンディションがワンランク、いやツーランクアップしたような〜

温泉から立ち昇る湯気に朝日の木漏れ陽が差し込み、なんとも言えない幻想的な時間に、しばしうっとり。 初夏を思わせる木々のグリーンのグラデーションが眩しく、こちらもまた忘れられないひと時となりました。

箱根本箱
早朝の温泉の後も読書タイムを楽しみました。温泉エッセイを読んで訪れてみたい温泉地をリストアップ!日本全国様々な泉質の温泉があるんですねー。

1泊ではやはりぜんぜん足りなかったなー。系列ホテルの新潟にある「里山十帖」も素晴らしいとうわさに聞いているので、次はそちらに行ってみたいと思っています。

そしてお土産集合!

お土産

左上から、磯三昧/小田原籠清、湯もち/ちもと、ハンドクラフトの鍋つかみはPeople Treeのもの。そしてレストランで美味しかったオリーブオイルも。日本茶/茶石(強羅で立ち寄った日本茶カフェ)、栗どら焼き/菜の花、わらび餅/ちもと。お土産話と共に家族と一緒にお茶時間を楽しみました。

梅雨入り前のこの時期の旅行が快適です

去年も同じ時期に旅行に出かけたのですが、暑さもそこまで気にならず、またタイミングもありますが雨の心配もなく過ごせたことがありがたかったです。ワンピース1枚を着回し、小さなリュックサックひとつと荷物も最小限にしたことで身軽に移動できました。

観光地は今やどこもインバウンドのお客さんたちでいっぱいではありますが、それでもハイシーズンほどの混雑もなく、電車もホテルも比較的予約は取りやすいのかなと思います。平日だとさらに動きやすいですね。

さて次はどこを旅しようかなー。

LEE DAYS club clala

clara

48歳 / 埼玉県 事務員

夫と2人の子ども、猫(♂)との暮らし。自分に必要なものをその時々で取捨選択し、日々心穏やかに過ごせるよう心がけています。ひと手間かかっても五感を満たしてくれるもの、丁寧に作られたものを好みます。

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LEEとともに歩んできて、子育てが一段落。自分に目を向ける余裕の出てきたLEEの姉世代の方に、日々の“ほんとうに好きなものと心ときめく時間”をお届けします。

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