『されど日記で人生は変わる』等、日々を整えるおすすめの本5冊【LEE DAYS club ミワコ】
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LEE DAYS リーデイズ
2026.03.24 更新日:2026.03.25
本を読むのは、だいたい寝る前の時間です。日記を書いた後に本を読むことを毎日の習慣にしています。10分くらいで眠くなる日もあれば、「もう寝なきゃ」と思うくらい集中してしまう日もあります。でも、ベッドの上で本を読んでから眠りにつく時間は、私にとって毎日の小さな幸せです。
今日は、そんな時間の中で出会った、最近読んで面白かった本を5冊紹介します。本は、ネットや雑誌、インタビュー等で紹介されている中で、そのときの自分に響いた本を検索して買ったり借りたりして読んでいます。
主に暮らし方の本、自己啓発、健康に関する本、茶道の本が多く、小説は時々。小説は、読み終えるまで続きが気になって寝不足になってしまうので、控えめにしています(笑)。
■1:日々の整え方を見直した本
『されど日記で人生は変わる』今村暁
毎日1分ほどで書ける分量の日記を書き続けることによって、自分の思考、習慣、行動が好転するというメソッドが紹介されています。具体的には、5つの項目を日記に書くことで、自分の本当の「want」に気づき、行動力を高め、毎日が好循環に回り始めることが説かれています。

人生を好転させる自己啓発本は溢れるほどあり、日記に関する自己啓発本はたくさん読んできましたが、書くことを極限まで減らしたシンプルな書き方(毎日、5つの項目を書くだけ)だけでなく、成功と幸せの捉え方、人生で何を大切にするかという著者の考え方が共感できて、最近の私のヒット本となりました。

私は、スケジュール管理は、「OURHOMEのLIKE ME 手帳」、日々の日記は、「ほぼ日手帳」を使っています。日記は、その日に感じたことを思うままに書き出す感じで、寝る前にそれをすることで、気持ちが整う感じがあります。この本を読んでから、朝起きてすぐ、その日にしたいことを書くようにしたら、朝の気持ちのスタートが早くなった気がします。そして夜、寝る前に朝書いたことができたかどうか、振り返ることができるので、気持ちの整理も付きやすくなったかな。
もうすぐ50代で、正直、大きな目標は抱きにくくなっています。日々の小さなことを一つずつ積み重ねていくこと、今ある幸せをししっかりかみしめること。自分にとって大切にしたいこと、を日々確認しながら、また日記をつけていきたいと思います。
■2:笑いあり、涙ありの旅エッセイ本
『祖母姫、ロンドンへ行く!』 椹野道流
「一度でいいからロンドンに行きたい、お姫様のような旅をしたい」というおばあ様と、ロンドンへの留学経験のある孫との、5泊7日の豪華イギリス旅行の珍道中を綴ったエッセイです。
ロンドンの老舗ホテルのバトラーとのやり取りやロンドンの観光地、舞台、食べ物の話など、ロンドンの文化を存分に感じることができます。

学生の頃、初めて海外に行ったときに驚いたレディファーストの文化や、ロンドンの劇場で見た「オペラ座の怪人」、そして、両親以外に連れて行ってもらった料亭や宝石展の思い出など、少し背伸びした大人の世界の体験を思い出し、若いからこそできた体験や、その頃の空気を思い出しながら、楽しく読んだ一冊でした。そして、自分らしく生きることに誇りを持って自信に満ち溢れたおばあ様は、周りを翻弄しながらもとても魅力的で、私もこんな風に年を重ねたい!カッコいい!と思いました。
■3:子育て中に何度も読み返した本
『子どもが育つ魔法の言葉』ドロシー・ロー・ノルト
作者であるドロシー・ロー・ノルトによる「子は親の鏡」という詩を一行ずつ取り上げながら、子育てにおいて大切なことは何かを説いている本です。どうすれば子どもをけなさずに励ますことができるのか、どうすれば頭ごなしに叱りつけるのではなく、あたたかい目で見守ることができるのかといった点について、うまくいった事例だけでなく、うまくいかなかった事例も含めて紹介されています。

次男が大学進学で家を出るタイミングで、改めて子育てのことを考えることがあり、再度読み返しました。仕事で忙しい時期に、子どもと向き合う時間が十分に取れなくて、寂しい思いをさせてしまった後悔もあり、「あの時こうだったら、、」と思うことも正直あります。でも、この本を読むと、「子どもを信じること」「向き合うこと」の大切さを改めて感じます。
子育てに、成功や失敗という観点で考えても仕方がなく、大切なのは、子どものこれからの幸せを考えること、家族皆で支え支えられて、生きていくこと。そんなふうに思わせてくれる本でした。
■4:心の奥にある記憶に語りかけてくれる詩集
『青は遠い色』詩・谷川俊太郎/画・堀本惠美子
堀本惠美子さんの青色を基調とした絵に、谷川俊太郎さんの青色にまつわる詩が添えられた美しい詩集です。

空の青、水の青、人魂の青など、青に纏わる一文が印象的で、読みたいと思いました。
ひとつひとつの言葉が自分の記憶に語りかけてくるような感覚は、懐かしい場所に戻るような気持ちになります。ついついタイムパフォーマンス重視で行動してしまう毎日ですが、こういう言葉に触れる時間は、まさに心の栄養だなと感じる本です。
■5:挑戦する全ての人たちに向けたメッセージ
『若きアスリートへの手紙――〈競技する身体〉の哲学』 町田 樹
いまだ興奮冷めやらぬミラノ・コルティナ冬季オリンピック2026のフィギアスケートの演技。私は、その解説をされていた町田樹さんの落ち着いた佇まいと的確な表現に心を奪われました。アスリートの特徴やこれまでの軌跡を入念に調べていることがわかる詳細な解説、一緒に出演する解説者への共感、その場の空気を汲み取る言葉の豊かさに惹かれて、「どんな文章を書かれるのだろう」と思い、この本を手に取りました。

本の中では、基礎練習や、ルーティン、本番前の緊張との向き合い方、技術を磨くときの心構え、そしてその先のキャリアまで、ご自身の経験をもとに丁寧に分析された言葉が綴られています。
読みながら、私自身が向き合っている茶道の稽古とも重なる部分が多くありました。
基礎を大切に、稽古を積み重ね、入念に準備をして茶事や点前の本番を迎える。
分野は違っても、物事への向き合い方の根底は同じなのだと感じました。
茶道は年齢を重ねても続けていけるものですが、年齢とともに立ち位置が変わってきます。まだまだ道半ばですが、自分の学びを深めながら、次の世代へとつないでいける存在でありたい、そんな思いを改めて心に刻ませてくれた一冊でした。
最近読んで面白かった本を5冊紹介しました。
本を読むと、新しい知識を得るというよりも、今の自分の気持ちを整理する時間になる気がします。
家族の形も少しずつ変わっていく中で、これからの幸せは自分の心が決めていくもの。
日々の小さなことを大切にしながら、これからも本を読み続けていきたいと思います。
■日々のこと
先日、お稽古の一環で、茶事に参加することが叶いました。茶事とは、茶道における最も正式で格式ある少人数の茶の湯の儀式で、懐石料理や濃茶・薄茶を通じて亭主と客が心を交わす総合的なもてなしの場です。茶道を学んでいる方でも、茶事を経験することはなかなか難しいもので、こうした機会をいただけてありがたいことだと思っています。旅箪笥(利休好みで小田原の役の際、創案されたといわれています)のお点前でした。3月、4月は別れと出会いの季節。人生という旅と重なるお道具組みで、貴重な学びの場となりました。

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