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LEE DAYS club ミワコ

【着物と茶道の時間】単衣の着物を仕立てました。岡山後楽園のお茶会へ【LEE DAYS club ミワコ】

  • LEE DAYS リーデイズ

2026.10.13

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今回は、この秋仕立てた単衣(ひとえ)の着物と、9月に参加したお茶会について綴ります。

(掲載した施設や団体には掲載許可をいただいています)

白系の単衣の小紋を仕立てました。

茶道では、季節に合わせて着物を着分けます。「単衣(ひとえ)」は、裏地のついていない着物のことで、裏地がついたものは「袷(あわせ)」といいます。

単衣を着るのは基本的に5月と9月。着る期間が短いので、今まで1枚で通していましたが、家でも茶道をするようになり、茶会の運営や講演会など、月に4回以上、着物を着る機会が増えてきました。
一枚の着物を何度も着るようになると、当然、傷みも気になります。着物屋さんからも、「もう一枚あったほうがいいね」とアドバイスをいただき、今回、仕立てることにしました。

これまで持っている着物は青色系のものが多かったので、今回は少し雰囲気を変えて、白系(アイボリーに近いです)の小紋にしました。

単衣小紋
単衣小紋 アップ

小紋は、着物全体に同じような柄が繰り返し入った着物です。(訪問着や付下げに比べるとカジュアルな部類に入ります。)
帯は、昨年、大島紬に合わせて購入したものを合わせました。

単衣小紋 帯

こちらは、大島紬に合わせた時の帯。帯揚げ、帯締めもシックな色合いのものを選んでいます。
正絹の着物に合わせる時は、帯締めや帯揚げも少し華やかなものを合わせるとよいそうで、着物と帯、帯締め、帯揚げの組み合わせを変えるだけでも、ずいぶん雰囲気が変わります。

大島紬 

着物のヘアメイク

後ろが伸びてきたので、かなり無理やりですが、髪をまとめてみました。眉が消えがちなので、眉マスカラで消えないように気を付けています。

着物 ヘアスタイル

着物を着て、岡山後楽園「名月観賞会」の大寄せ茶会へ

毎月2〜3回ほど、大寄せ茶会や研修会などで、呈茶の運営側として参加しています。お点前をしたり、お運びをしたり、お客様を迎える側になることが多いので、実は自分がお客様としてお茶会に伺う機会は、それほど多くありません。

そんな中、9月は久しぶりに、大寄せ茶会に伺う機会がありました。

大寄せ茶会とは、一度にたくさんのお客様をお迎えして開かれるお茶会のことで、茶道を習っている人だけでなく、一般の方が参加できるものも多く、初心者でも楽しみやすいお茶会です。

岡山後楽園で開かれる「名月観賞会」は、毎年、仲秋の名月の日(旧暦の8月15日、2026年は9月25日でした)に、開園時間を21時30分まで延長し、仲秋の名月を楽しむ恒例行事です。岡山の中心市街地にありながら、山の稜線から月が上る様子を眺めることができ、普段は入れない芝生も開放され、お茶席や筝曲の演奏など、お月見を楽しむさまざまな催しが行われます。

お茶席では写真を撮ることはできませんが、仲秋の名月に因んだお道具の取り合わせ、うさぎの薯蕷まんじゅうと美味しいお茶をいただき、格別な一服でした。
茶席を出て外に出ると、壮大な庭園に琴の音色が流れていて、芝生の上でくつろぐ人たちの姿もゆったりとしていて、向こうには岡山城。まるで別世界に来たような気持ちになりました。

残念ながら、この日は雲がかかっていて月を見ることはできませんでしたが、暑さの和らいだ夕方、緑豊かな後楽園で筝曲を聴きながら、贅沢な時間を楽しむことができました。

後楽園 延養亭

その昔、お殿様が月を見たであろう延養亭では、筝曲の演奏が行われていました。

後楽園 名月鑑賞会
残念ながら、月は見えませんでしたが、ライトアップされた岡山城は美しかったです。


■ニュージーランドから来た中学生たちへの茶道体験

客としてお茶会を楽しむのも、迎える側として一服をお出しするのも、それぞれ違った楽しさがあります。9月は、社中でお受けしている海外の方への茶道体験にも参加しました。所属する社中では以前からこうした機会をお受けしており、私は今回で3回目の参加でした。

姉妹都市交流で、ニュージーランドから来た学生たちへの茶道体験は、立礼の呈茶席を設けて、お茶とお菓子を楽しんでいただいた後、一人ずつ自分でお茶を点ててもらう時間も作っています。

御園棚

私は国際協力に興味があり、子どもが生まれる前は、ベトナムの方に日本語を教えるボランティアをしたり、国際交流の団体を運営していたこともあります。今は、なかなかボランティアをする時間が作れていませんが、好きなお茶を通して関われることがうれしいなと思っています。

呈茶風景
国際交流協会の方々に、浴衣を着せてもらって、茶席に入ります。ヘアも可愛くアレンジしていて、皆、とても可愛い。

本格的な抹茶は、甘くない、苦い……!と思った子もいたのではないかと思いますが、それも含めて、日本での思い出のひとつになっていたらうれしいです。

主菓子
芋餡の主菓子は、社中の先生の手作り。この会のために、43個作られたとのこと。本当にすごいと思います。

新しい単衣の着物を仕立てたことで、これからのお茶の時間がまた少し楽しみになりました。
お茶をいただくこと、誰かを迎えること、そしてお茶を通して日本の文化を伝えること。どれも私にとっては、茶道を続けているからこそ出会えた時間です。
これからも季節に合わせて、お茶のある暮らしを楽しんでいきたいと思います。

栗ご飯
【日々の記録】
栗ご飯の季節がやってきました。(写真に写ったご飯は、息子用です)この日は、蓮根と海老、シソのはさみ揚げと、鱧のてんぷら。秋の味覚をいろいろ楽しみたいです。

LEE DAYS club ミワコ

ミワコ

50歳 / 岡山県 事務職

家族は、夫、思春期の息子2人(20歳、18歳)。2024年から、自宅の小さな茶室で、茶道をお伝えしています。季節の移り変わりや日々の小さな楽しみを、家族や周りの人と共有して過ごせるよう、暮らしまわりのこと、体や心を整えることが目標です。

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