Vol. #
101

夏に限らず、誰もが大好きなアイスクリームを家で手軽に作れたらうれしいですよね。クイジナートから今日、2月28日に発売されたばかりのアイスクリームメーカーは、手のひらに乗るくらいのコンパクトさなのに、家族3~4人分のアイスクリームが作れるのが魅力です。一足早くお借りして試した様子をご紹介します!
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ポイントは保冷ボウルを約24時間かけてしっかり冷やすこと
クイジナートのアイスクリームメーカーICE-M10WJは、コンパクトサイズながら、保冷ボウルの容量がたっぷりで一度に家族3~4人分作れるのがうれしいポイント。とはいえ、冷やす機械が搭載されているわけではないので、保冷ボウルを十分に冷しておくのがコツになります。取扱説明書には約16時間~24時間以上と書いてありますが、できれば24時間は確実に冷しておきたいかなと思います。
また、この保冷ボウルは二重構造になっていて中に保冷剤が入っているため、冷凍庫に入れる際には平らに置かないと、均一に冷すことが出来ず、失敗を招くことにもなりかねません。そう聞くと、なんだか大変そうと思うかもしれませんが、「保冷ボウルを冷凍庫に平らに置いて、24時間以上冷やす」ことさえ守れば、あとは材料を混ぜて投入し、20~25分待つだけなので超簡単です。
こんなにコンパクトなアイスクリームメーカーなのにたっぷりできるのは、回転のパワーがしっかりしたモーターを使っているからなのですよね。さすがブレンダ―などの回転系の調理家電に強いクイジナートだなと思います。
これはまるで牧場のソフトクリーム! 家族で大感動のバニラアイスができました
では、まずは基本のバニラアイスを作ってみることにしましょう。
バニラアイスクリームの材料は、牛乳80ml、グラニュー糖(今回は三温糖を使用)35g、生クリーム170ml。本体に保冷ボウルをセットする前に「アイスクリーム液」というか、アイスクリームの素になるものを手持ちのボウルや大きめの計量カップなどを使って混ぜ合わせていきます。

アイスクリーム液を作る際には、グラニュー糖や三温糖、黒糖などの砂糖を少量の牛乳でよく溶かしてから生クリームと混ぜ合わせるのですが、冷蔵庫から取り出したばかりの冷たい牛乳では砂糖が溶けないのでレンジで軽く温めます。レシピには「レンジで軽く温めます」としか書いていないので、かなり悩ましいのですが、今回は80mlの牛乳を500Wのレンジで15秒~20秒程度で取り出しました。このくらいだと、ちょうど人肌程度で三温糖もよく溶けたのでOKかなと。さらに熱くし過ぎると、このあと混ぜ込む生クリームにも影響しそうなので、人肌くらいと覚えておけばいいのではないでしょうか。

さて、三温糖が溶けたら、さらに生クリームも加えてよく混ぜればもう準備完了です。ちなみに200ml入りのパウチタイプの生クリームを使ったのですが、今回のレシピには170mlと書いてあったので、最初に大さじ2杯(30ml)を取り分けておき、残りをみんな入れるやり方にしました。パウチ、便利ですね!
ここでいよいよ冷凍庫から保冷ボウルを取り出してきて、本体ベース+ボウル受けにセットします。キンキンに冷えているので必ずミトンを使用してくださいね。続いて、かき混ぜ用のパドルを取り付けたふた部分を上にのせたら、電源をオンにします。パドルが回り始めたのを確認してから、投入口からアイスクリーム液を注ぎます。こうしないと、アイスクリーム液が入れた瞬間に凍ってしまってパドルが回りにくくなるので、順番に注意です。




あとは20~25分待つだけ。運転音はやや大きいかなと思いますが、これはパドルでしっかりかき混ぜて、空気を入れ込んでいるからなんですよね。

さあ、試食タイム。大きめのシリコンスプーンですくってみると、ディッシャーですくうような硬さではなくて、ふわりとやわらかいソフトクリームのような仕上がりです。夕食後のデザートとして作ったのですが、夫も息子も「これはうまい!」「おいしい!」と大絶賛。その後、私も食べてみて3人で意見がそろったのが、「まるで牧場で食べたソフトクリームみたいなおいしさ」ということでした。

あえて、バニラエッセンスも加えず、素朴な三温糖にしたのがよかったのでしょうか。市販のカップアイスとは一線を画す味わいに一遍で大ファンになってしまいました。
チョコレートアイスも絶品。クッキーを混ぜたりのアレンジも
もう1つ試したのが濃厚チョコレートアイスクリーム。材料は、牛乳60ml、黒糖30g、ココアパウダー20g、生クリーム180ml、卵黄1個。人肌に温めた牛乳に黒糖を入れて小さめの泡だて器でよくかき混ぜて溶かしたら、ココアパウダーを入れてさらにかき混ぜ、生クリーム、卵黄の順で加えながらよくかき混ぜていきます。



今回、計量カップを使って混ぜていったのは、注ぎ口がついていて流し込みやすいから。普通のボウルの方がかき混ぜやすいかもしれませんが、注ぎ入れるときにこぼしやすいかなと。
約20分でチョコレートアイスクリームが完成。こちらも空気をしっかりと抱き込んだかなりソフトな仕上がりで、チョコソフトみたいな感じです。味は、トップスのチョコレートケーキのクリームみたい…と言ったら、わかる方は納得していただけるでしょうか。

出来上がりがソフトなので、たとえばチョコチップなどを仕上げに加えたりするのもやりやすく、アレンジがきくのも手作りのアイスクリームならではの楽しみ方ですよね。


そのほか、レシピブックにはヨーグルト入りのアイスのほか、シャーベットものっていて、いろいろ作ってみたくなること請け合い。自分流で作る際にはアイスクリーム液の総量が350ml以内になるようにしてくださいね。


製品DATA
- ブランド:クイジナート
- 商品名:「アイスクリームメーカー ICE-M10WJ」
「神原サリーの愛しの家電語り」は、毎月2回更新。次回もお楽しみに!
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