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【花粉対策】コスパも実力もお見事! 北欧ブルーエアの空気清浄機「Blue Max」がすごいんです

  • 神原サリー

2024.02.23

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Vol. #

77

ブルーエア「Blue Max」

ブルーエア 空気清浄機「Blue Max」シリーズ。左から、3450i、3350i、3250i、3250で「i」が付く3機種には空気質感知センサーおよび、空気状況に合わせて運転するオートモードが搭載されています

飛散量は平年並みということですが、今年は暖冬で飛び始めの時期も早く、花粉症の方にはつらい季節になりました。そこで頼りになるのがやっぱり空気清浄機。できればリビングだけでなく、寝室や玄関など各所に置いておきたいものです。2月中旬に発売されたばかりのブルーエアの高コスパ空気清浄機「Blue Max」の魅力をご紹介したいと思います

Index
  1. ブルーエア「Blue Max」
  2. 花粉の除去速度が2倍に! 2021年発売の「Blue3000シリーズ」の進化版
  3. 「QuietMark」を取得した静音性の高さもうれしい
  4. 適用床面積22畳用で1万6940円~という驚きの価格に注目です
  5. 製品DATA
  6. あわせて読みたい

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花粉の除去速度が2倍に! 2021年発売の「Blue3000シリーズ」の進化版

ブルーエアは北欧スウェーデンの空気清浄機専業メーカーで、2010年に日本に上陸してから今年で15年目になります。3年前にもこちらの連載コラムで「省エネで静かな、北欧デザインの美しい空気清浄機『Blue3000シリーズ』に首ったけ!」という記事でご紹介したことがあります。今回、花粉対策のイチオシとして取り上げる「Blue Max」は、このBlue3000シリーズの進化版になります

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アトリエで使い始めたのは3250i。こちらの適用床面積は22畳(推奨フロア面積12畳)

本体内部のイオナイザーで0.1μmまでの有害物質をマイナス帯電させ、分極させた多層構造のフィルターに静電気の力で強力に吸着し、99.97%除去する同社の基幹技術「HEPASilent®(へパサイレント)テクノロジー」を搭載している点は同じですが、ファンとモーターのサイズを大きくすることで吸引力を向上させています。さらにフィルターの厚みを最大2.3倍にしてフィルターの表面積を拡大し、出口形状の改善によって花粉の除去スピードを2倍にしているのです

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従来モデルのBlue3210に比べて、フィルターの厚みが最大約2.3倍アップしています
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旧モデル「Blue 3210」 (左)と新モデル「 Blue Max 3250i」(右)のフィルター比較。長さ比較で4.37倍、面積比較は3.544倍になっています

見た目のデザインもそんなに変わっていないように見えるかもしれませんが、従来のまっすぐな円柱形ではなく、やや裾広がりなフォルムに変え、より安定感のあるスタイルになりました。本体の上部にファンとモーターを積んでいるので、重さ的には頭でっかちだったのを、よりバランスよく仕上げた印象です。

「QuietMark」を取得した静音性の高さもうれしい

吸引力がパワフルになるのは頼もしいことですが、気になるのが運転音や風切り音といった「音」の問題です。でも、ファンとモーターの周りを囲むノイズシールド(防音材)を新たに搭載し、英国の騒音防止団体からノイズ低減技術を認められた証となる「QuietMark」を取得するほどの静かさを実現させています。「ナイトモード」の際は、なんと18dBで、これは雪の降る音よりも小さいのだそう。これならきれいな空気環境を維持しつつ、音を気にすることなく良質な睡眠がとれますね

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本体天面の様子。オン/オフボタンのほか、ファン回転速度ボタンの2つが搭載されていて、オートモードやナイトモード、3段階のスピード、フィルター交換お知らせランプ、Wi-Fi接続などがインジケーター表示されます

省エネルギー電化製品向けの環境ラベリング制度「ERGY STAR」の認証も取得していて、省エネ性においてもお墨付き。空気清浄機は24時間365日運転させることで、常に清潔な空気環境を保つことができるので、こうした省エネ性の高さもうれしいポイントです。



適用床面積22畳用で1万6940円~という驚きの価格に注目です

冒頭でも述べたように、花粉症で困っている方の場合、メインのリビングだけでなく、花粉を外から取り込みやすい玄関や、寝室、子ども部屋など各部屋に空気清浄機を備えておきたいもの。でも、最近は10万円前後の高価格の空気清浄機も数多く見受けられて、複数台を購入するのはためらわれます。ところが「Blue Max」は、先代のBlue3000シリーズよりも価格を抑えた驚きの価格で展開しているのです。

適用床面積の違いで3250、3250i、3350i、3450iの3サイズ・4モデルがあり、「i」が付く3機種には空気質感知センサーおよび、空気状況に合わせて運転するオートモードが搭載され、スマートフォンのアプリでも操作できるようになっています。オンラインストア価格は22畳タイプで1万6940円、最大の48畳タイプで3万3980円と昨今の空気清浄機の価格としては、破格と言っていいでしょう。これも、世界60か国以上で支持されている空気清浄機専業メーカーだからこそ。360度全方向から吸引するので置き場所の制約を受けず、この価格なら、玄関からリビング、寝室までどこにでも置いて使えますね。

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ブルーエアアプリと接続することで、空気清浄機を遠隔操作したり、フィルターの使用状況を確認したりすることができます。ちなみに「ベッドルームの空気清浄機」とあるのは、自宅のベッドルームで使用しているブルーエアの空気清浄機「ダストマグネット」です

ツイード調のファブリック仕様のプレフィルターはインテリアとしての要素も兼ね備え、5つのカラーから選んで付け替えることで気分が変わるのもお気に入りのポイント。大きなホコリはこのプレフィルターがキャッチするので、汚れが気になってきたら、掃除機のブラシアタッチメントなどを使ってやさしくホコリを吸い取ればOK。洗濯もできるのでさらに清潔に保てます。伸縮性のある生地なので付け替えがしやすいのもいいなと思います。

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フィルターの外側にファブリック調のプレフィルターをセットする仕組み。プレフィルターは外して手洗いもしくは洗濯機え洗うことができ、いつでも清潔に使えます
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プレフィルターのカラバリは全部で5種類!
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デフォルトのプレフィルターは「ストックホルムフォググレー」ですが、洗い替え用にグリーンがかった「シーベッドブルー」をセレクトしました。脇にある革調のタグもデザインのアクセントになってお気に入り

またメインフィルターも6か月から9か月に1度、交換するだけとお手入れの手間も不要。ランニングコストはかかりますが、交換するだけで高性能を維持できるのは心強いですよね。本体も約3.4㎏~3.6㎏と軽いので移動の際なども扱いやすいです。

製品DATA

  • ブランド:ブルーエア
  • 商品名: 空気清浄機「Blue Max」シリーズ

「神原サリーの愛しの家電語り」は、毎月2回更新。次回もお楽しみに!

●Info●
公式YouTubeチャンネル「神原サリーの家電アトリエchannel」好評配信中。

神原サリー Sally Kamihara

家電ライフスタイルプロデューサー

新聞社勤務、フリーランスライターを経て、家電ライフスタイルプロデューサーとして独立。「企業の思いを生活者に伝え、生活者の願いを企業に伝える」べく、東京・広尾の「家電アトリエ」をベースにテレビやラジオ、雑誌やウェブなどさまざまなメディアで情報発信中。商品企画やコンサルティングの仕事も多数。

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