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「耳」「横顔」「額」を見れば、最適な働き方が分かる!〈仕事と育児の両立編③〉【相貌心理学・佐藤ブゾン貴子さんの「顔」でお悩み相談】

  • 佐藤ブゾン貴子

2021.06.23

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「相貌(そうぼう)心理学」とは、フランス発祥の「顔」からパーソナリティーがわかる心理学。輪郭・パーツ・肉付き・左右の非対称・顔のゾーン等を分析し、相手および自分自身を理解するアプローチです。世界で15人、日本人初の相貌心理学教授・佐藤ブゾン貴子さんが、悩めるLEE100人隊の「顔」を分析、解決に向けたアドバイスと前進する勇気をくれる連載です。前回、LEE100人隊の「仕事と子育ての両立」についてのお悩みを解決したブゾンさん。今回は「耳」「横顔」「額」について解説します。

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耳を横から見てわかる「アクセル」と「ブレーキ」

顔を横から見て、耳の付き方がまっすぐな場合、思考や行動全てにおいてブレーキが利きやすい傾向があることを表します。熟考を重ね、納得した上で行動に移すことにより、才能が開花します。ブレーキタイプの方は長期的スパンで目標設定しましょう。目先にフォーカスしてしまうとアクセルとブレーキのバランスを崩し動きが止まってしまうので、先の先まで意識を向けることが大事です。

佐藤ブゾン貴子さん連載図解1

今回の相談者のMOGIさんのように、ブレーキタイプでかつ、感情ゾーン拡張タイプの方は、感情の勢いにまかせ考え半ばで行動が先走ってしまうと、自分の行動を後で後悔しがちです。

一方で、顔を横から見て耳が斜めに寝て付いている場合は、全てにおいてアクセルが効きやすい傾向があることを表します。常に動き続けることが、物事の活性化に繋がります。その分、動きを止めてしまうと思考も停止してしまい、ネガティブ思考に陥ってしまいます。

今回の相談者のティバっちさんはアクセルタイプ。常に動き続ける分、飽きっぽい一面も。目標設定をするなら短いスパンで。常に目標設定し、それをクリアし続けていくことが、才能を開花させることに繋がります。

耳を正面から見てわかる「独立心」

顔を正面から見て、耳が立ち上がって見えれば見えるほど、独立心旺盛であることを表します。逆に見えない場合は、協調性が強い、悪く言えば事なかれ主義であることを表します。

佐藤ブゾン貴子さん連載図解2

今回の相談者はお二人とも耳が立ち上がって見え、独立心旺盛なタイプでしたが、特にティバっちさんの場合、利き手側の耳の方がより立ち上がっていました。相貌心理学では利き手側の顔は今を、反利き手側の顔は過去を表します。過去よりも今の方がさらに独占心旺盛で、仕事などで独立するのに良い時期が来ていることが分かります。

顔の中でも、耳は特に変わりやすいパーツです。変化も分かりやすく、自己判断しやすいので、10日に一度くらいの頻度で正面顔と横顔の写真を撮りためて、チェックし続けるのがオススメです。横顔の撮影の際にはセルフタイマーなどを活用してみてください。ちなみに相貌心理学では、「悪魔の耳」「餃子耳」といった耳の形状や、「福耳」といった耳たぶの形状は一切加味しません。

ヘアスタイルでやイヤリングでも印象が変わる

耳は感情ゾーンにあり、感情の豊かさ、言葉を変えると「女性らしさ」をアピールするパーツです。男性にアプローチする際に女性が髪をかき上げたり、耳を触るのは、いわゆるセックスアピール。男性もつい女性の耳に目が行ってしまうのも納得です。

ヘアスタイルを変えて耳を出したり隠したりすることによっても、他人に与える印象が変わります。髪を耳にかけて出すことによって、感情の豊かさをアピールするのと同時に、独立心を表す耳で活動的な面をアピールすることもできます。また、左右どちらかの耳を出しているかを見てみると、その人が何をアピールしたいのかを理解することができます。利き手側の耳のみ出している場合、もしかしたらその人は現在の本音を隠したいのかもしれません。

また、イヤリングやピアスなどのアクセサリーの選び方によっても、他人に与える印象を変えることができます。大きなイヤリングやピアスを着けることによって感情ゾーンを協調すれば感情の豊かさをより強くアピールできます。下に揺れるタイプのイヤリングやピアスを着けると顎先に目線が行き、感情ゾーンよりも活動ゾーンを強調するので、活動的な印象を与えたいときにオススメです。



子どもと大人で「横顔」の比率が変わる

子どもの横顔は、鼻先から耳の前面と、耳から後頭部の後面の割合が1:1です。成長するに従い、前面と後面の割合が2:1に変化していきます。前面は行動を、後面は貯蔵を司る部分。子どもの頃に貯蔵した想像や考えを行動に移すということで、大人になると前面の割合が増えていきます

佐藤ブゾン貴子さん連載図解3

しかし、大人になっても前面と後面の割合が1:1の人もいます。このタイプの方は子どもの様な豊かな、ときに豊か過ぎる想像力の持ち主。頭の中で、目に見えないものを組み合わせることにとても長けています。想像力を使うような職業に向いており、実際にYOSHIKIさんなど、アーティストの方に多いタイプ。今回の相談者のMOGIさんもこのタイプです。

額を見れば「展開力」「創造力」のどちらが長けているのか分かる

額の生え際がまっすぐで、額の形が台形の方は、元々ある物を展開する力に長けています。このタイプの方は合理的に物事を考えられる才能があります。今回の相談者のMOGIさんはこのタイプ。額の高さもあるので想像力も豊かで、LEE100人隊の活動も非常に向いています。

額の生え際が丸く、額の形もまん丸の方は、想像力が豊か。展開力よりも、0から1を生み出す創造力が長けています。今回の相談者のティバっちさんはこのタイプです。

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イラスト/つぼゆり 取材・文/露木桃子

佐藤ブゾン貴子 Sato Bouzon Takako

相貌心理学スペシャリスト

相貌心理学スペシャリスト、1975年生まれ。アパレルの勉強のため渡ったフランスで相貌心理学に出会い、世界で16人、日本人初となる相貌心理学教授資格を取得する。帰国後は相貌心理学の顔分析を用いてセミナー、講演、メディア出演など、多角的に活躍。近著には『あなたの顔には99%理由がある』(河出書房新社)『ビジネスは顔が9割』(祥伝社)がある。問い合わせはhttp://a-cura.net/bouzon/まで。

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