FOOD

部位別だから作りやすい 鶏肉使い尽くしBOOK

「鶏むねの鴨ロース風梅風味」レシピ/小林まさみさん

  • 小林まさみ

2021.06.29

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鶏むねの鴨ロース風梅風味

「鶏むねの鴨ロース風梅風味」レシピ/小林まさみさん

「はじめに焼きつけてからゆでると、香ばしさとコクが出ます。かたくなるのは火の通しすぎが原因だから、余熱で火入れを」(小林まさみさん)

材料・作りやすい分量

  • 鶏むね肉……2枚(500g)
  • きゅうり……1本
  • A)
    • かつおだし……2カップ
    • しょうゆ、みりん……各大さじ3
  • B)
    • 梅干し(種を取り除いて叩く)……2個(正味20g)
    • サラダ油……小さじ1
  • C)
    • 片栗粉……小さじ2
    • 水……小さじ3
  • サラダ油……大さじ1/2

作り方

  1. 鶏肉はキッチンペーパーで水気をふき、室温に20分おく。きゅうりはピーラーで縦に薄く削り、冷水にさらす。シャキッとしたら水気をきる。直径20㎝の鍋にAを混ぜ、強めの中火にかけ始める。
  2. フライパンにサラダ油を強めの中火で熱する。①の鶏肉を皮目を下にして入れ、へらで軽く押さえながら2分ほど焼く。皮がこんがりと焼けたら裏返し、1分ほど焼く。
  3. ①の鍋が煮立ったら火を止め、②を皮目を下にして入れてフタをし、10~12分余熱で火を通す。
  4. ボウルにBを入れ、③の漬け汁大さじ1を加えて混ぜ、梅ソースを作る。
  5. 小鍋に③の漬け汁1/2カップを取り分けて煮立て、混ぜ合わせたCを好みのとろみ加減になるように様子を見ながら回し入れ、子ども用ソースを作る。
  6. ③の鶏肉を皮目を上にしてまな板に取り出し、できるだけ薄く切って器に盛る。①のきゅうりを添え、大人用には④、子ども用には⑤のソースを適量かける。

撮影/キッチンミノル スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美
2021年6月号【部位別だから使いやすい鶏肉使い尽くしBOOK】より

小林まさみ

料理研究家

雑誌・テレビで活躍するほか、料理教室を主宰。定番のツボを押さえたレシピが好評。料理を始めるのが遅かった経験から、料理が苦手な人に寄り添うレシピを提案している。

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