2020→2021 この1年で働き方はどう変わった?在宅ワーク・育児との両立…【783人アンケート】
2021.05.11
予期せぬことが続いたこの1年。出社や対面での仕事が減り、リモートワークが増えるなど急速な変化が進みました。働きやすくなった人もいれば、収入減につながり転職や退職を強いられた人も……。
大アンケートからLEE読者の現状がわかりました!
※web上でのアンケートを2021年3月4〜9日に実施。
会社員が最多であるものの、パート・アルバイトも約3割で、派遣、契約、自営など働き方がさらに多様に。
Q この1年であなたの働き方は変わった?
変わった人が約半数! 多くはこれまでの会社、仕事内容で在宅ワークが増えたり、仕事のやり方が変わったという声。中には仕事の継続が難しい人も。
- 在宅ワークが主流に。PCがデスクトップからノートPCになり、座席がフリーアドレスになって、出社が7割程度に……と一気に変化した。(SHKさん)
- リモートだと最小限の対応で済み、打ち合わせなどの機会が減った。余計な仕事がなくなり、必要な業務が明確になりました。(ごんちゃんさん)
- 未曾有の事態でイレギュラーな対応が増えました。納期確認や予測できない状況に対しての検討、対策などけっこう大変です……。(ともさん)
- 夫が自宅で仕事をするようになり、1人なら簡単に済ませられる昼ごはんの用意が大変。仕事だけでなく、家事負担が増えた気が。(meguさん)
- 出勤人数は減ったのに仕事量は変わらず、金融業界なので来店客も減らずで、仕事量は増えるばかり。(まーやさん)
Q 在宅ワークをすることがある?
全体の約3割が在宅ワークに。会社員では、その頻度は職種により異なるけれど、多くの人が在宅ワークにシフト。
- 在宅ワークで子どもたちが学童に行かなくなったので、家で仕事に集中するのが大変。子育てと仕事のスイッチの切り替えに苦労しています。(もあさん)
- 通勤時間がなくなったのが大きな変化。朝のラッシュがなくストレス減!(はなんさん)
会社勤めの読者はリモートワークで新たな働き方に
Q どんな場所で在宅ワークをしてる?
「食事をするダイニングテーブルを日中は仕事スペースに」との声が多数。急な在宅ワークへのシフトで環境を整える時間がなかったという人が多い。
リモートワークになってよかったことを、あらためて聞いてみると……?
- 会社から家が遠いので、通勤時間がなくなり朝ゆっくり寝られるようになった。また、仕事の合間に家事や銀行での手続きなど、ちょっとした用事を済ませられるようになった。(あやのさん)
- フルタイムなのでこれまでは延長保育を利用していましたが、在宅ワークだと延長なしでお迎えに行くことができる。平日に子どもと過ごす時間が少し増えたことはうれしい!(うさ子さん)
- 会社だと他人の会話が耳に入ってきたり、社内LANがダウンして全員仕事できなかったりということも。自宅ならそういったことに惑わされずに業務に集中できて生産性が上がった気がします。(bonchiさん)
- 朝の仕事の前にヨガで気持ちを切り替え、日中に散歩がてらスーパーへ買い物へ行って息抜きをするなど、自由な時間が増えた。(ビーマニアさん)
一方で、自宅ならではの切り替えの難しさや、孤独を感じる人も。
- 始業、終業時間がずれ込み、メリハリがない。常に仕事をしているような感覚でストレス。(もあさん)
- 同僚との会話がなくなったことで、コミュニケーションが減り仕事がやりづらい。(こなりんさん)
夫の在宅ワークも増えたという声が多数
Q 夫とはどのような状況で在宅ワークしてる?
基本は別々で仕事をしているものの「せまい仕事部屋よりも、スペースが広くとれるリビングがいつも取り合いに」と場所が定まらないとも。
夫とともに在宅ワークは、ストレスの連続!?
- ふらっと様子を見に来たり、ウロウロするので気が散って集中力が乱される。(ミラノさん)
- お昼ごはんの準備が面倒。夫は私が準備するものだと決めつけているのが不満!(雅子さん)
- 1人時間が持ちにくくほっとできる時間が少ない。(eveさん)
- 夫婦で毎日家にいるとお互いにささいなことが気になり、ケンカが絶えません……。(あみあみかさん)
- 書斎を夫が占領し、私は子どもたちが過ごすリビングで仕事をしなくてはならず、不公平に感じる。けれども、夫とずっと同じ部屋にいるのもしんどい。(あやさん)
とはいえ、夫婦の会話が増えていいという声や、ワンオペ家事、育児をしていた人にはメリットも多い。
- 朝、息子の保育園の準備や送迎をまかせられるので、負担が減って助かる。以前は私たちがまだ寝ている時間に家を出てしまっていて、すべて1人でやるのは正直しんどいと感じていたので。(ちょこみんとさん)
- ゴミ出し、洗濯物の取り込み、買い出しなどこれまでより夫が家事をやるようになった。(くま太郎丸さん)
育児との両立のしやすさを感じる反面、子どもの世話をしながらの仕事に限界も
Q 育児との両立がしやすくなった?
在宅は時間的な余裕ができるものの「子どもが会議の画面に映り込んだり、資料に落書きされたり仕事にならない」と結局はプラマイゼロとの声。
30代・40代の課題である育児と仕事の両立。まずは、この1年でのいい変化は?
- 通勤時間がなくなったので、その時間に子どもの話を聞いたり、一緒に学校の準備ができる。(まっかーとにーさん)
- 帰宅時に家にいて直接「おかえり」が言えるため、子どもも安心だと思います。(あみこママさん)
- 通勤時間がないとその分フルタイムで働けるので、給与を確保しながら育児もできるように。(きょんしーさん)
- 夫が家にいるので、娘の勉強を見たり、買い物に行ってくれるようになった。(まるちゃんさん)
その反面、昨年の休校期間中や子どもが小さい場合など、自宅での両立には大変なことも多々。
- 子どもが家にいると、仕事も家事もはかどらないので困る。(くまこさん)
- 保育園が休園時、在宅ワークをしながら子どもの面倒を見ていたため、親子ともにストレスがマックスに。(ここママさん)
- オンライン授業が続いていて、子どもがずっと家にいるのでごはんの支度で忙しい。(けいさん)
- 在宅ワークになり、必然的に育児と仕事を同時進行しなくてはならない。メリハリをつけてやらないとどちらも中途半端になるので、意識して夫婦で分担するようにしています。(ウイさん)
- 家事、育児、仕事をこなすのは並大抵のことじゃない。朝から晩まで動き通しで疲れ果てる。もう少し余裕ある生活を送りたい。(ラビニアさん)
詳しい内容は2021年LEE6月号(5/7発売)に掲載中です。
イラストレーション/itabamoe 取材・原文/野々山 幸(TAPE)
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