FOOD

「べんり漬け」で野菜が美味しい時短おかず

【ごまみそのべんり漬け】「きゅうりのごまみそ漬け」レシピ/榎本美沙さん

  • 榎本美沙

2021.04.30

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べんり漬けの素 + ごまみそ味 + ごまみそに合う野菜  で作る
【ごまみそのべんり漬け】きゅうりのごまみそ漬け

【べんり漬け】「きゅうりのごまみそ漬け」レシピ/榎本美沙さん

べんり漬けは合わせる調味料で、組み合わせ無限大!
今回の味付けは、ごまみそ!

「ごまみそのべんり漬け」

べんり漬けの素 + ごまみそ味 + ごまみそに合う野菜

きゅうりの写真

きゅうりのごまみそ漬け

ごまみそに合う野菜として、きゅうりをチョイス! みそのコクとごまの風味のいいとこどりのごまみそ漬け。味がしっかり入っているから、そのまま出しても副菜として満足感あり。蒸し鶏と合わせれば簡単バンバンジーにも。

味が中までしっかりしみ込むよう、切らずに"砕く"のがコツです。

準備 「べんり漬けの素」を用意

材料・べんり漬けの素 1セット

  • 昆布…… 5×10㎝角1枚
  • かつおぶし…… 1袋(4〜5g)
  • お茶パック…… 1枚

準備

「べんり漬けの素」

  • かつおぶしはお茶パックに入れる。
  • 昆布はキッチンバサミで1cm間隔の切り込みを入れ、うま味を出しやすくする。
  • 時間のあるときに作りおきしておくと便利。

きゅうりで作るごまみそのべんり漬け
べんり漬けの素 + ごまみそ味 + きゅうり

材料・作りやすい分量(ジッパー付き保存袋L使用)

  • きゅうり…… 4 本
  • A
    • べんり漬けの素……1セット
    • ごまみそ味
      • みそ……大さじ4
      • みりん……大さじ4
      • 白すりごま……大さじ3
      • 米酢……大さじ2
      • ごま油……小さじ1


作り方1. きゅうりを砕く

きゅうりはすりこぎなどで叩いて粗めに砕く。

作り方2. ジッパー付き保存袋にAを入れる

べんり漬け作り方/榎本美沙さん

昆布の角で袋を切らないようにやさしくもんでなじませる。

作り方3. きゅうりを加えてよくもむ

②に①を加えてよくもむ。ここでも、昆布の端で袋を破かないよう注意。

作り方4. 重石をして冷蔵庫へ

べんり漬け作り方:漬けた野菜の上に重石を置く/榎本美沙さん

汁もれ防止のため、③をバットにのせ、その上から1㎏の重石をして冷蔵庫へ。ひと晩漬けて出来上がり。

べんり漬け保存方法

  • きゅうりが漬かったら(ひと晩)、味が入りすぎないように、ザルに上げてきゅうりと漬けダレに分ける。
  • 漬けダレは清潔な瓶に入れ、調味料として活用。きゅうりは保存袋に戻し、かつおぶしと昆布と一緒に冷蔵庫で保存。きゅうりのごまみそ漬け、漬けダレともに3〜4日で使い切って。

【ごまみそのべんり漬け】きゅうりのごまみそ漬け
そのままでも、主菜や副菜にアレンジしても

【べんり漬け】「きゅうりのごまみそ漬け」レシピ/榎本美沙さん

甘酸っぱさがポイントのごま風味。サラダ感覚でそのまま食べても美味しいし、和えたり、炒めたり、ちょっとだけ手を加えても、野菜たっぷりのヘルシーごはんが楽しめます。お試しを!

【べんり漬けアレンジ】「きゅうりとサバ缶のごまダレ炒め」のレシピはこちら >

【べんり漬けアレンジ】「マグロのごまみそカルパッチョ」のレシピはこちら >

【べんり漬けアレンジ】「きゅうりのごまみそポテサラ」のレシピはこちら >

きゅうり以外の野菜でも、ごまみそ以外でも
「べんり漬け」を作ろう!

「べんり漬け」の作り方レシピ/榎本美沙さん

料理家・発酵マイスター榎本美沙さん考案の「べんり漬け」は、旬の野菜を「べんり漬けの素」とともに、さまざまな調味料にひと晩(または30分)漬けて作るおかずの素。しょうゆ漬け、みそ漬け、マリネやナムルなど、野菜と調味料の組み合わせはいろいろ。

「べんり漬け」の作り方・レシピはこちら >


2020年5月号 「べんり漬け」で野菜が美味しい時短おかず より
撮影/鈴木泰介 スタイリスト/長坂磨莉 取材・原文/福山雅美

榎本美沙 Misa Enomoto

料理家・発酵マイスター

発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。著書『二十四節気の心地よい料理と暮らし』(グラフィック社)が2024年2月に発売、その他の著書に『榎本美沙の発酵つくりおき』(家の光協会)、『ゆる発酵』(オレンジページ)、『発酵あんことおやつ』『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(ともに主婦と生活社) 『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と溪谷社)など多数。

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