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アイスケーキ(テリーヌ)レシピ/八田真樹さんの絶品スイーツ

  • 八田真樹

2016.12.20

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アイスケーキ(テリーヌ)レシピ/八田真樹さん

12月
3回目のスイーツは前々回のアイスクリームケーキの形を変えてバウンド型で固めたアイスクリームのテリーヌです。
ナッツをたっぷりとふったビスキュイと、オレンジピールとチョコレートを混ぜ込んだアイスクリームを層に。
チョコレートは刻んでそのまま加えるよりも、一度溶かしてから固めた方が口どけがずっとよくなります。
オレンジピールにコアントローをきかせた、少し大人なアイスケーキです。(子供用にはコアントローを省いてもOK)
アイスケーキは数日前からでも準備できて、食べたいときに食べたい分だけカットできるので、冷凍庫にひとつあると何かと便利。
お客さまの多いこの時期にぜひお試しくださいね。

いよいよもうすぐクリスマス。
皆さんのクリスマスがおいしくてたのしい時間でありますように!

アイスケーキ (テリーヌ)

【材料】  8x15cm バウンド型1台分

・ 卵 1個
・ グラニュー糖  30g
・ 薄力粉  25g
・ アーモンド、くるみ、ピスタチオなど 適量
・ 粉砂糖  適量

・ アイスクリーム  600ml
・ オレンジピール  60g
・ チョコレート  40g
・ コアントロー

【作り方】

* オーブンを170℃に温める。
* アーモンド、くるみ、ピスタチオは刻む。
* オレンジピールは刻み、ひたひたのコアントローに漬けておく。

① 卵黄にグラニュー糖の半量を加え、泡立て器でよくすり混ぜる。(生地が白くもったりとして、泡立て器からリボン状に落ちるくらいまで) (写真a)

② 卵白を泡立てる。気泡がたったら残りのグラニュー糖を加え、角が立つまで泡立てる。

③ ①に②の1/3量を加え、泡立て器で混ぜ合わせる。

④ ③に薄力粉を振るい入れ、ゴムベラでさっくりと混ぜ合わせる。

⑤ ④に残りの②を加え、ゴムベラで混ぜ合わせる。

⑥ 丸口金をつけた絞り袋に⑤を入れる。オーブンシートをしいた天板に長さ7㎝の棒状に並べて絞り、7x14cmの帯形を2枚作る。刻んだナッツをふり、粉砂糖を全体にたっぷりと振りかけ、1~2分そのままおく。もう一度粉砂糖を振りかける。170℃に温めたオーブンで10分ほど焼く。

⑦ チョコレートは細かく刻み、湯煎にあてて溶かす。

⑧ アイスクリームを数秒電子レンジで加熱してから柔らかく練り、オレンジピールを加えて混ぜる。クッキングシートをしいた型3㎝高さくらいまでアイスクリームを入れ、溶かしたチョコレートをスプーンなどで散らして入れる。これをくり返して型の高さ半分までアイスクリームを入れ、ビスキュイをのせる。これをくり返し、冷凍庫で凍らせる。 (写真b)

(写真a)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

(写真b)

製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。

八田真樹 Maki Hatta

お菓子研究家

短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。

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