うだる暑さの夏、キッチンに立つ時間はできるだけ短く。そんなときの味方が麺レシピ。中でもレンチンで食べられる冷凍うどん、そのまま炒められる焼きそばにフォーカス！ おなじみ素材で新鮮な味、作りおきで手間なしワンランク上の味。この夏はもう、うどんと焼きそばだけで生きていける！ 今回は焼きそばを使ったレシピをきじまりゅうたさんがご紹介！
食卓のお助けアイテムは、麺料理でも大活躍。存在感ある具材を手軽においしく仕上げます。
サバは大きくほぐす程度で
サバとなすのエスニック焼きそば
材料・2人分
サバ水煮缶……１缶（200ｇ）
なす……2本
香菜（シャンツァイ）……１株
焼きそば用蒸し麺……2玉
A）
サラダ油……大さじ1 1/2
にんにくのすりおろし……小さじ１
赤唐辛子の輪切り……適量
B）
ポン酢……大さじ2
ナンプラー……大さじ１
作り方
- なすは乱切りにする。香菜は2㎝長さに切る。麺は袋ごと電子レンジ（600W）で2分加熱する。
- フライパンに①のなすとＡを入れて混ぜ、フタをして中火にかける。時々混ぜながら、2〜3分蒸し焼きにする。汁気をきったサバを加えてほぐす。
- ②の具材をフライパンの端に寄せ、空いたところに麺を入れてほぐしながらさっと炒める。Bを加えて全体を炒め合わせる。器に盛って、①の香菜をのせる。
お留守番のときは、出来上がりにラップをしておいてレンチン。最後に香菜をのせる。
※できるだけおいしく食べられて、子どもでもラクに準備できるレシピにこちらのマークを付けております。
夏のごはん作りは多少手抜きでよし！ときじまさん。
「頑張って120点より、汗をかかずに80点。それにうってつけなのが麺料理。火の通りやすい具材を選べば時短も無理なく」
ラクしておいしく仕上げるには、ちょっとしたコツが。例えば焼きそば。
「いつもは麺と具材は別に炒めて、最後に合わせるやり方で作っています。麺だけで焼くのが大事で、カリッモチッと仕上がって絶品なんですよ。ただちょっと手間。今回は具を先に炒めてから端に寄せて、そこで麺だけ炒めるようにしました。これでも十分おいしくなりますよ」
きじまりゅうたさん
祖母と母が料理研究家という家庭で育つ。ガツンとしたおいしさの中、家庭料理の細やかさを感じるレシピで人気。『きじまりゅうたの小腹すいてませんか？』（NHK総合）も好評。
【特集】「冷凍うどん」と「焼きそば」があなたを救う！
詳しい内容は2020年LEE9月号（8/6発売）に掲載中です。
撮影／宮濱祐美子 スタイリスト／朴 玲愛 取材・原文／福山雅美
