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梅酒レアチーズケーキのレシピ/八田真樹さんの絶品スイーツ

  • 八田真樹

2019.06.18

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6月半ば

 

雨の季節とともに梅の季節がやってきました。

お店にも爽やかな香りの梅が並んでいます。

梅酒に梅シロップ、梅干し、梅酢・・・

何から始めようか あれこれ迷うのも楽しい梅仕事。

雨の季節だからこそ、おうちで過ごせる楽しい時間ですね。

 

今回のレシピは『梅酒レアチーズケーキ』です。

ほんのりと梅酒が香るチーズ生地に 寒天で固めた梅ゼリーをのせた香り高いレアチーズケーキ。

雨の季節の紫陽花をイメージして、梅ゼリーの中に葡萄ジュースのゼリーをしのばせました。

 

梅酒はひと煮立ちさせてアルコールを飛ばしていますが、より風味と香りを効かせたいときは、そのまま加えてもOK。

ただ寒天は常温でも固まってくるので、冷たいままの梅酒を加えるとダマになってしまうことも。

寒天液には、軽く温めてから加えましょう。

 

チーズ生地は 材料をすべて合わせたあと、空気を含ませるように混ぜるのがポイント。

ふんわりと軽く、やさしい口当たりに仕上がります。

ふんわりチーズにつるんとしたのど越しの梅ゼリー。

2つの食感が楽しいチーズケーキです。

 

梅仕事を終えたら、梅酒のスイーツでのんびりとおやつの時間はいかがですか?

 

 

 

梅酒チーズケーキ

【材料】6㎝セルクル型 8個分

・ クリームチーズ      200g
・ 砂糖       55g
・ ヨーグルト       50g
・ 梅酒      100ml
・ 生クリーム      200ml
・ 粉ゼラチン      5g
・ 水      大さじ2

(梅酒ゼリー)
・ 梅酒      150ml
・ 水      150ml
・ 砂糖      15g
・ 粉寒天       2g

 

・ ミントの葉       適宜

【作り方】

* 梅酒を火にかけ、ひと煮立ちさせる。火からおろし、冷ましておく。
* クリームチーズは室温で柔らかくしておく。ほかの材料も室温にもどす。
* 粉ゼラチンは水に振り入れてふやかしておく

 

① クリームチーズを柔らかく練り、砂糖を加える。なめらかになるまで泡立て器でよく混ぜる。

② ①にヨーグルトを加え、よく混ぜる。

③ ②に梅酒を2、3回に分けて加え、そのつどよく混ぜる。

④ ③に生クリームを2、3回に分けて加え、そのつどよく混ぜる。

⑤ ふやかしたゼラチンを電子レンジで10秒ほど加熱して溶かし、④に加えてよく混ぜる。生地に軽くとろみがつくまで、泡立て器で空気を含ませるように混ぜる。

⑥ ⑤を型に流し入れ、冷蔵庫で3時間ほど冷やす。

⑦ 梅酒ゼリーを作る。鍋に水、粉寒天を入れ、絶えず混ぜながら火にかける。沸騰したら混ぜながらさらに2分ほど煮る。火からおろし、砂糖を加えてよく混ぜる。

⑧ 梅酒を電子レンジで軽く温める。⑦に梅酒を加えてよく混ぜる。

⑨ ⑧をさっと水にくぐらせた流し缶に流し入れ、冷やし固める。

⑩ ⑨が固まったら、型の周りを湯で温めた布巾などを巻いて温めて型から外す。

⑪ ⑩の上に角切りにした⑨をのせ、ミントの葉を飾る。

 

*葡萄ゼリーは梅酒ゼリーの梅酒を葡萄ジュース200mlに、水を100mlにかえ、梅酒ゼリー同様に作る。

 

 

製作・撮影/八田 真樹
お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。

 

八田真樹 Maki Hatta

お菓子研究家

短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。

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