「石岡信之 うつわ展」2025 会期初日に訪問！│ JIKE HAUS 企画展│／神奈川

（※写真撮影およびブログ掲載の許可をいただいております。ありがとうございます୨୧‧̍̊·̊‧̥°̩̥˚̩̩̥͙°̩̥‧̥·̊‧）

9月13日（土）より、JIKE STUDIOの別館JIKE HAUSにて始まった、陶芸家・石岡信之さんの個展。「益子の売り切れ王子」の異名を持つ石岡信之さんの器は、その名の通り大人気で…、なかなか益子までは行けない身の上、普段から足繁く通いつめている近場のギャラリーで開催ということで、嬉々として初日の閉店間際にスライディングでお邪魔して来ました。

石岡信之さんの作品をこの目で拝見するのは、昨年JIKE STUDIOで開催された「柿畑支援展」以来。あの展示は、JIKE　STUDIOカフェの借景ともなっている目の前の柿畑が取り壊される上に、資材置き場やトラック駐車場として転貸されてしまうかも知れない──そんな危機に直面していた昨年の夏、いち早く心を寄せられた作家さんの一人として、石岡信之さんが多くの作品を提供されたものでした。

クラウドファンディング「＃柿畑支援プロジェクト」を通じて多くの支援が集まり、今ではJIKE STUDIOが営農と柿の木のお手入れを担うことで、柿畑も、そして里山の景観も守られています。その記憶もまだ新しい中で迎えた今回の個展。石岡信之さんの器が、再びJIKE STUDIO別館のJIKE HAUSにズラリと並びました！！

石岡信之さんが作陶される器は、暮らしの中で日々安心して使える実用性と、手に取った時の温もりを併せ持っています。しっかりと焼き締められているため、見た目以上に軽く、丈夫で扱いやすいのが特徴かなと思います。

白の粉引シリーズにはチタンが配合されており、従来の粉引と比較して汚れが付きにくく、お手入れが簡単なのも嬉しいポイント。

フォルムは柔らかく丸みを帯びていて、どこかアンティークを思わせる趣き。写真にも映えるマットな質感は、料理を引き立ててくれて、食卓に自然な華やぎを添えてくれます。

↓こちらは角皿コーナー！鉄絵の丸や粉引ヘリボーン、鉄絵線刻などなど。

手に馴染む軽やかさと、良心的な価格も、多くのファンに愛され続ける理由の一つ。シンプルでありながら、土の優しさと確かな存在感が感じられる器です。

次段では購入品を紹介させてください⁽* ¨̮ *⁾

購入したのは、一目でビビビッ！と来た、鉄絵の丸紋シリーズ、7寸皿です。同じサイズの鉄絵で、まゆ玉シリーズや線刻シリーズもあって気になりましたが…、グッと我慢して（笑）、この1点だけに絞りました。

閉店間際の短い時間ではありましたが、並んだ作品の数々から、石岡信之さんの器作りに込められた想い・誠実さ…を感じ取ることができました。暮らしに寄り添いながら、毎日の食卓を豊かにしてくれる器たち。会期中、何度でも足を運びたくなります…！

「│JIKE HAUS 企画展│ 石岡信之 うつわ展」は、9月28日（日）までの開催です。石岡信之さんもJIKE STUDIOも公式Instagramにて展示会・個展情報や納品情報、製作状況や新作などを発信されていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください◎（※回し者ではありません）

⋆⸜ᵀᴴᴬᴺᴷ ᵞᴼᵁ⸝⋆ LEE100人隊 ／ はな