藤井 恵さんがLEE世代に伝えたい
家族のごはん作りは「定番」に頼ればいい!
二人の娘さんが巣立った今、実感するのは「定番」こそが、家族の味になっていたこと。忙しさの中で藤井さんを助けた、なじみの味。今の私たちに必要なのは、そんな一皿でした。
藤井 恵さんが作り続けてきた
わが家の定番、5つの味
今でも、「あの味が食べたい」とリクエストされる「とりあえず、これさえあれば」の頼れる一品。藤井家の思い出のストーリーとともに紹介します。
1.【日本一の餃子】

調理時間 40分
材料・小40個分(直径26㎝のフライパンを使用)
- 豚ひき肉……150g
- 白菜……600g
- 塩……小さじ1
- A)
- しょうがのすりおろし、しょうゆ、酒……各大さじ1
- 片栗粉……大さじ2
- サラダ油、ごま油……各大さじ1
- 餃子の皮……小40枚
- サラダ油、ごま油……各適量
- 〈タレ〉
- 黒こしょう、酢、しょうゆ……各適量
作り方
- 白菜はみじん切りにし、塩を振る。水気が出てきたら、しっかり絞る。
- ひき肉にAを順に入れてそのつどしっかり混ぜる。1を加えて混ぜ、40等分にする。
- 餃子の皮1枚のふちに水をぐるりと塗り、中央に2をひとつのせる。半分に折り、ひだを寄せながら包み、留める。残りも同様に包む。
- フライパンにサラダ油小さじ1を広げて中火で熱する。餃子を18〜20個並べ、薄く焼き色がついたら水1カップを注ぎ、フタをして強めの中火にして7〜8分焼く。
- フタを取り、ピチピチと音がするまで水分を飛ばし、ごま油小さじ1/2を回し入れ、こんがり焼き色をつける。皿をかぶせ、ひっくり返して移す。残りも18〜20個程度ずつ、同様に焼く。
ゆでキャベツで試したり、塩もみしたり、白菜に替えてみたり。試行錯誤の末、ようやく「わが家の餃子」になったのがこちら。
餃子は、手間がかかります。忙しいときに作るのは、ちょっと大変。ところが娘は、「私も包むのを手伝うから」と言って一緒に作るほど、好きなのです。
料理だけの完成度でいえば、これよりおいしい餃子はあると思います。けれど、この野菜たっぷり餃子が、私たちの味。
忙しい毎日の中、きっとそれぞれの家で、さまざまな餃子が作られているでしょう。そしてどの家族も、「うちの餃子が一番」と思っている。
手間がかかっても、家族のために作る料理。だから、どの家庭の餃子も日本一。
この餃子には、にらもにんにくも入っていません。それは、作るとなると一気にたくさん作って冷凍するから。冷凍してもにおいと味が変わらないレシピなのです。
巣立った娘たちの家に行くと、私はキッチンでたくさんの餃子を作ります。
そして冷凍庫にたっぷり詰めて、帰ってくるのです。
過去のレシピも大充実な
Staff Credit
撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/今田 愛 取材・文/福山雅美
こちらは2026年LEE10月号(9/7発売)「家族のごはん作りは「定番」に頼ればいい!」に掲載の記事です。
藤井 恵
料理研究家・管理栄養士
料理研究家・管理栄養士。大学在学中からテレビの料理番組のアシスタントを務めた後、フードコーディネーターを経て、料理研究家として独立。 ヘルシーなおかずやおつまみ、お菓子までわかりやすいレシピが好評。著書に『繰り返し作りたい定番料理』(主婦の友社)、『世界一美味しい! やせつまみの本』(主婦と生活社)など、多数。





















