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家族のごはん作りは「定番」に頼ればいい!

「家庭料理は、ワンパターンでいい。それが家族の物語になっていくから」料理研究家・藤井恵さんがLEE世代に伝えたい”家族の味”とは?

2026.09.07

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藤井 恵さんがLEE世代に伝えたい

家族のごはん作りは「定番」に頼ればいい!

藤井恵さん

二人の娘さんが巣立った今、実感するのは「定番」こそが、家族の味になっていたこと。忙しさの中で藤井さんを助けた、なじみの味。今の私たちに必要なのは、そんな一皿でした。

Index
  1. 家族のごはん作りは「定番」に頼ればいい!
    1. 藤井 恵さん
  2. 家庭料理は、ワンパターンでいい。それが家族の物語になっていくから
  3. 30年以上前から愛用中のモンブランのシャーペンでしたためた、藤井家の定番レシピを紹介!
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藤井 恵さん

藤井 恵さん

Megumi Fujii

料理研究家・管理栄養士

大学在学中から料理番組のアシスタントを務め、5年間専業主婦として過ごしたのち復帰。子育てをしながら雑誌や書籍、テレビ出演など多忙な日々を過ごす。著書に『働きながら家族のごはんを作るために』(大和書房)。

家庭料理は、ワンパターンでいい。それが家族の物語になっていくから

藤井 恵さん“家庭料理は、ワンパターンでいい。それが家族の物語になっていくから”

娘たちが巣立った今、あらためて感じています。結局、飽きるほど作ったシンプルな料理が、家族の味でした。
 
子育て真っ最中の頃は、あれもこれも食べさせようとそれこそ、大好物の中に苦手な野菜を、工夫を凝らしてひそませて。サバの煮付けにトマトを入れて作ったり、きんぴらひとつとっても普通のものでは物足りなくて、あえてひとひねりを施したり。
 
当時の私は、家族が「飽きない」ようにと考えて、初めての味をとにかくたくさん、食卓にのせていたのです。ところがある日、下の娘が言ったんですね。
 
「普通のものが食べたいナ」
 
そこでようやく気づけたんです。私は料理研究家だけれど、家の料理に関しては、ワンパターンでかまわないのかもしれない。
 
パッとお皿を見ただけで、どんな味かわかる料理。口に入れた途端、「いつもの味だ」と安心できる料理。
 
同じ料理を作ること、みんなで同じ味を食べ続けること。その繰り返しが、「わが家の味」をつくりました。
 
何度も作って手が覚え、私にとっては「これさえ作れば」のお守り。だから、励ましたい日には「あのメニューを作ってあげよう」と思いつく。「ごめんね」の代わりに、娘の好物をテーブルに。
 
とびきりのごちそうでないから、なんでもない日々を思い出せる。家庭の料理は、お店では食べられない。
 
その味わいを知っているから、家族は食卓に戻ってくるのです。

From Megumi Fujii

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Staff Credit

撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/今田 愛 取材・文/福山雅美
こちらは2026年LEE10月号(9/7発売)「家族のごはん作りは「定番」に頼ればいい!」に掲載の記事です。

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