FOOD

何度作っても感動! わが家の「レジェンド鍋」

映画の1シーンへのオマージュ「鴨鍋」レシピ/麻生要一郎さん

  • 麻生要一郎

2024.01.16

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料理上手なあの人のNo.1レシピ、大公開
何度作っても感動!

\わが家の/
「レジェンド鍋」

手軽に栄養をたっぷりとれる一方で手抜きの印象もあり「また鍋?」と家族に言われかねない鍋を、今年の冬は格上げ! 人気料理家が、家族や友達と食べている、周りでも大好評の鍋レシピを特別公開。「さすが」と「なるほど」な手順と食材の組み合わせから生まれる格別なおいしさは、まさにレジェンド級です。

麻生要一郎さん

教えてくれたのは

麻生要一郎さん

Yoichiro Aso

料理家

雑誌などの撮影現場や、舞台へのケータリングなどで話題に。雑誌や書籍でのレシピ紹介のほか、エッセイも好評。年明けに3冊目の著書『365 僕の食べもの日記』(光文社)を発売。

映画の1シーンへのオマージュ。さらなるアレンジでより絶品!

鴨鍋

アレンジでおいしさをプラス「鴨鍋」レシピ/麻生要一郎さん

「実はこの鴨×クレソンの鍋は、映画『失楽園』に登場する鍋で、パートナーから『食べてみたい』とリクエストされて作るようになったもの(笑)。つみれと生麩は僕のアレンジ。シメのそばは、年越しにもぴったりです」(麻生 要一郎さん)

材料・4人分

  • 鴨ロース肉(スライス)……680g
  • 下仁田ねぎ(または長ねぎ)……2本
  • クレソン……1束
  • 生麩(今回は粟・よもぎ)……2本
  • にんじんのみじん切り、長ねぎのみじん切り……各小さじ2
  • A)
    • 昆布……50g
    • 水……1L
  • 酒……大さじ2
  • 塩……小さじ1
  • ポン酢しょうゆ(好みで)……適量

下準備

鍋にAを合わせ、1時間ほどおく。

作り方

  1. 下仁田ねぎは4㎝幅程度に切り、魚焼きグリルの強火かトースターで焦げ目がつくまで焼く。生麩は2㎝幅程度に切る。
  2. 鴨肉を200gほど取り分け、包丁で叩くかフードプロセッサーを使ってミンチにする。
  3. ②のミンチをボウルに入れ、にんじんと長ねぎのみじん切りを加えて粘りが出るまで混ぜる。
  4. Aに酒と塩を加え弱めの中火にかけ、沸く直前まで10分ほど温める。昆布を取り出して中火にし、③をスプーンでひと口大ずつすくって落としていく。つみれに火が通ったら①の下仁田ねぎを入れ、生麩とクレソン、残りの鴨肉を入れながら食べる。好みでポン酢をつけても。

*鴨肉はかたまり肉なら7〜8㎜幅に切る。

そばとリゾット、
2種類のシメもお楽しみ!

シメのそば

そば/麻生 要一郎さん

材料と作り方

  1. 残ったスープにゆでたそばを入れて温め、香りづけ程度にめんつゆを加える。器に盛り、小ねぎの小口切りをのせる。

シメのリゾット

リゾット/麻生 要一郎さん

材料と作り方

  1. 残ったスープ200㎖に白ワイン、生クリーム各50㎖を加えて煮立てる。ごはんを茶碗2杯分を入れ、少し煮詰める。パルミジャーノ・レッジャーノをたっぷりすりおろし(粉チーズでもOK)、塩、こしょうで味を調えて器に盛る。あれば刻んだクレソンをのせ、さらにパルミジャーノ・レッジャーノをすりおろす。

「おいしいLEEレシピ」に伝説級の鍋レシピ、まだまだあります!



Staff Credit

撮影/濱津和貴 取材・原文/福山雅美
こちらは2024年LEE1・2月合併号(12/7発売)『何度作っても感動! わが家の「レジェンド鍋」』に掲載の記事です。

麻生要一郎

料理家

雑誌などの撮影現場や、舞台へのケータリングなどで話題に。雑誌や書籍でのレシピ紹介のほか、エッセイも好評。2024年に3冊目の著書『365 僕の食べもの日記』(光文社)を発売。

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