揚げる
茄子のとろとろフライ

「母なら、ひき肉と挟み揚げにするところを、私は丸ごと一本、大胆に揚げてしまいます」（野村友里さん）

熱々を器に盛り、トマト＆バルサミコのソースを。箸で急いで切り分けて、できたてを味わいます。

材料・2人分

• なす…小3〜4本
• 小麦粉…適量
• 卵…1個分
• パン粉…適量
• 〈トマトソース〉
  • ミディトマト…3個
  • バルサミコ酢、しょうゆ…各適量

作り方

1. なすは皮をむき、水に5分ほどさらす。
2. 卵に水小さじ2（分量外）を加えて溶きほぐす。
3. ①のなすの水気をふき、小麦粉、②の卵液、パン粉の順に衣をつける。
4. 揚げ油を180℃に熱し、③をじっくりと、全体にきつね色になるまで揚げる。
5. トマトソースを作る。トマトは皮を湯むきし、ざっくりと4等分程度に切る。フライパンに入れて中火にかけ、軽くつぶしながら水分を飛ばす。
6. 水分が軽く抜けたら、バルサミコ酢としょうゆを加えてなじませ、火を止める。
7. 器に④のなすを盛り、⑥のソースをかける。

衣は、なす全体を包むように軽く押しながら丁寧につける。揚げるときは中心までとろとろになるように、じっくり濃いきつね色になるまで

フードディレクター
野村友里さん／Yuri Nomura

のむら　ゆり●「eatrip」主宰。東京・原宿で「restaurant eatrip」を営むほか、表参道に、都市と産地をつなげる場、「eatrip soil」をオープン。食を通じて、人や場所、ものをつなげる活動を続ける。母は、おもてなし教室を主宰する野村紘子さん。http://www.babajiji.com/

撮影／伊藤徹也　取材・原文／福山雅美

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