本格的にマイホーム探しを始めて、早1年。
紆余曲折を経て好条件のマンションに出会ったのですが、今度は予想外の事実が明らかに。
スキップフロアという構造のために、エレベーターが使えないことが分かったのでした。(*前回の記事はこちら)。
一度内見してみることに
ベビーカーがマストアイテムの我が家にとっては、毎日の階段移動は大変。
残念だけれど見送ろうとした時、不動産業者である父が「一度内見してみたら?」と勧めてくれたのです。
改めて、今回の物件は――。
・夫の勤務地にも、私の仕事場(東京)にも行きやすい場所
・両家実家まで40分程度
・最寄り駅から徒歩5分
・子育て世帯に人気のエリア
・120平米、4LDK
・東南角部屋
・築30年
我が家にとっては、エレベーターの件を別にすると、かなり魅力的なマンションです。
立地の良さも捨てがたいし、これまでの選択肢にはなかった広さも体感してみたい!
――今思えば、この物件のこと、あっさり諦めたようで、やっぱり忘れがたかったのかも。
私たちは、最速の日程で内見させてもらうことにしました。
気になるスキップフロアについては、身近な人たちの意見をリサーチ。
「え~、毎回階段移動なんてめんどくさい!」という率直な声あり、「慣れれば何の問題もないって聞いたよ」という経験に基づく声あり。
うーん……どの言葉にも「そうだよね」とうなずいてしまいます。
これは、内見してから総合的に判断するしかなさそう。
しかも、その結果、いいと思った場合は、タッチの差で買いそびれてしまった以前の悲劇を繰り返さないためにも、即断即決しなければなりません。
期待と緊張が高まる中、内見へと出発です!
外観も室内も好印象!
内見当日は、気持ちよく晴れていました。
たどり着いたマンションは、古いけれど清潔感あり。
すれ違う方々も、丁寧に挨拶をしてくださいます。
エントランスを通って、件のエレベーターへ。
その物件にアクセスするには、1階分の階段移動が必要だということが分かりました。
いざ階段を使ってみると、段数も多くはないし、横幅や勾配もゆったりしていて……あれ、思っていたより快適かも!?
ちらりと隣を見てみると、夫も同じように感じているみたい。
いよいよ、家の中を見せていただくことに。
新築時代からほぼリフォームされていないとのことでしたが、そう思えないほどきれいな状態で、売り主さんが丁寧に暮らしてこられたことが伝わってきます。
そして、やっぱり空間は広々。
居室だけでなく、玄関や廊下などのスペースにも余裕がありました。
そういえば、夫のツボは、“開放感”。
これはもしかして……惚れ込んじゃってるかも!?
ちらりと隣を見てみると、案の定、目を輝かせています(笑)。
そういう私のツボは、“南向き”。
この物件は、東南の角部屋で南向きの部屋が多く、とても明るい印象。
息子がのびのび遊んでいるイメージまでふくらみます。
こうなると、残る問題はスキップフロアだけれど……。
私たち、重大なことに気がついてしまったんです。
「今の家も、エレベーターないしね!」……(笑)!!
そう、今更なのですが、現居の賃貸マンションにもエレベーターはなく、毎日階段の上り下りをしていたのでした。
だからこそ、マイホームには無意識のうちにエレベーターを求めていたのも本当だけれど、息子がベビーカーを卒業する日も遠くはなさそうだし、この階段なら移動にも困らないかも。
――なんとなく、こうなる予感はしていました。多分、2人とも。
「どう思う?」「いいんじゃないかな?」「ここにしようか!」「そうしよう!」。
この日、私たちは、その場で購入の意志を伝え、無事に契約へと進むことができたのでした。
こうして、長かった我が家のマイホーム探しはついに完了。
引っ越しはいつになるかな? 通勤経路もちょっと変わるね。保育園や幼稚園もリサーチしなきゃ!
早くも気持ちは新生活へと一直線。
と、ここで隣にいた父がつぶやきました。
「築30年ということは、床も壁も替え時かな。この機会に、水回りまで一新してもいいかも」。
それって、もしかして、リノベーションするっていうこと!?
――というわけで、思いがけずリノベーションに挑戦することになった我が家。
今後は、その過程をお届けできたらと思います。
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藤本こずみ Kozumi Fujimoto
ライター
1979年、兵庫県生まれ。雑誌やWEBで、インタビュー、ライフスタイル、占いなどの記事を執筆。趣味は、テレビドラマ鑑賞&リラクゼーションスポット巡り。夫、長男、長女との4人暮らし。兵庫・東京の二拠点生活に挑戦中。