食後に眠くなるのは、満腹になってホッとしたから……じゃない!
【「血糖値」NG食習慣】疲れやすさに悩むLEE100人隊の食事を、医師が添削!食べる量は減らさず”糖質”を意識!
2026.09.03
LEEヘルス保存版
“疲れにくい”を実現する新習慣とテクニック
めざしたいのは「体力おばけ」なカラダ!

「疲れが取れない」「いつもだるい」といった体の悩みを抱えがちなLEE世代。フットワーク軽く行動できる元気を取り戻したい。でも今からじゃ無理でしょ? ……いえいえ、そんなことはありません。実は、疲れ知らずの体力って、ちょっとした新習慣で手に入るんです。
私の食習慣は大丈夫?
その疲れ、「血糖値」が原因でした!
食後に眠くなるのは、満腹になってホッとしたから……じゃない! 血糖値をコントロールして、眠気やダルさと無縁の体に。

牧田善二さん
AGE牧田クリニック院長
糖尿病・合併症治療・アンチエイジング専門医。40年以上にわたり、延べ20万人以上の患者を診察してきた血糖値のプロ。血糖値や体の糖化、腎臓病治療などに関する著書多数。
EATING HABITS CHECK
読者の食習慣を専門家がチェック!
疲れやすさに悩むLEE100人隊の食事を、牧田先生が添削! 改善点と併せて牧田先生のメソッドを2週間試してみました。
お悩み
夕飯の後は動くのがしんどく、朝起きたときも体が重い……

No.014 ななおさん
「食事の後にすごく眠くなってしまうのが悩みで、特に夕飯後は動くのがやっと。とりあえず食洗機に食器を投入した後は、ぼーっとテレビやスマホを見ているうちに、あっという間に1時間たっていることも。全体的に食べる量は多いほうではないですが、甘いものをどうしても食べたくなってしまい、午前と午後に1回ずつおやつタイム。でもこれがあるから仕事を頑張れる、と思うとなかなかやめることも難しく……。朝起きるときもスッキリ、とはいかず、日中も時々眠気に襲われることが。便通が安定せず、常に体が重い感じがあり、なんとかならないかな~と悩み中です」
朝食

朝食は食べないのが習慣。空腹で1日をスタート
「時間がないこともあり、食欲が湧かないので朝食はとりません。仕事は出勤のこともあればリモートワークの日もありますが、ひとまず何も食べずに仕事をスタート」
ここがNG!
「血糖値の急上昇を防ぐには、食事は抜かずにこまめにとるほうが◎。朝ごはんを抜くと、その後に糖質が入ってきたときに一気に血糖値が上がってしまいます」
間食 11時

朝食+おやつを兼ねてレモネードで糖分補給
「おなかが空いてきたら、朝食代わりにレモネードを1~2杯。ここでおやつを食べてしまうと昼食に差し支えるかな、と思うので、これだけで済ませます」
ここがNG!
「朝何も食べないところからの、果糖ブドウ糖液糖の流し込み。清涼飲料水は240ccあたり32gもの糖質が入っており、血糖値スパイクが起きていることは確実」
昼食 12時

溶き卵とワカメのうどん 口直しに大好きなチョコを1つ
「ワカメかきたまうどんに、チョコレートを1つ。さっぱりめの食事の後はどうしても甘いものが食べたくなるので、チョコを1つ。これで午後からも仕事頑張れそう」
ここがNG!
「具があるので素うどんよりマシですが、もっとおかずがあったほうが◎。また、高カカオタイプでないチョコだと、砂糖が大量に含まれていて血糖値が上昇しやすいです」
夕食 18時

夕飯は少なめにしたけど食後はやっぱりダルい
「トマト煮込みハンバーグ、もやしとワカメのみそ汁、ごはん。おかずにボリュームがあるので、カロリーを考えてごはんは少なめに。食後は疲労感で動けず……」
ここがNG!
「おかず、汁物、炭水化物とバランスはまずまず。ただハンバーグとごはんを一緒に食べていると、血糖値は上がりやすくなります。できればごはんはおかずの後に」
DR.MAKITA’S COMMENT
「炭水化物は多くないので、全体的に太りづらい食事ではあります。でも大きな問題点もあって、それは朝ごはんを抜いていること。清涼飲料水を食事代わりにし続けていると、将来的に糖尿病になる危険性が非常に高いです。あと全体的に野菜とたんぱく質が不足ぎみ。これらは血糖値スパイクを防ぐ強力な味方なので、十分な量をとってほしいですね」
↓
\先生のアドバイスをもとに食生活を改善!/
食べる量は減らさず糖質を意識! それだけで体にうれしい変化が
「午前中のレモネードはやめ、飲み物はお茶か水のみに。おやつにはチーズや果物を食べるようにしました。最初のうちは甘いものが恋しい日もありましたが、慣れてくると穏やかにおなかが満たされて、食べた後眠くもならずにいい感じ! すごくうれしかったのは、便通がよくなったこと。今までは3~4日に1回がやっとだったのが、お試し期間中は2日に1回に。食後のスクワットも継続していたせいか、なんとなく日々の生活で身体が軽いような、動きやすいような感じがあり、体重を量ったら1㎏減っていてビックリ! 食べる量は減らしていないのに糖質を意識するだけで疲れにくくなり、体重も減って万々歳です」
間食

夕食

食後のスクワット

Staff Credit
取材・文/遊佐信子
こちらは2026年LEE7月号(6/5発売)「めざしたいのは「体力おばけ」なカラダ!」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
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