石上美津江さんの「甘い白」と兵藤千尋さんの「クリーンな白」。
【人気スタイリストの愛用の”白”】コンバース、レース、ヘインズ…「甘い白」と「クリーンな白」をALL私物で語ってもらいました!
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LEE編集部
2025.04.06
WHITE FOREVER
人気スタイリスト2人の【私の白】、拝見!

LEEスタイリストも、みんな白が大好き。 今回は、特に白上手のスタイリスト 石上美津江さんと兵藤千尋さんにフィーチャー!愛用の私物を通して、白への思いを語っていただきました。
MITSUE ISHIGAMI
スタイリスト石上美津江さんの【最愛の白】は「小さな甘い白」
白は、私が一番好きな色です。白には、どんな色にも負けない、"強さ"があると思っていて、仕事のスタイリングでもプライベートのおしゃれでも、着こなしを"締めよう"と思ったとき、私は黒より白を選ぶことが多い気がします。また、地味色コーデに白をさしたとき、一気に華やいだり、可愛くなったり、スポーティになったりと、白という色によっておしゃれが変化する様を見るのも、たまらなく好きなんです。
そんな私が夢中になっているのが、小さな甘い白。もともと甘派の私ですが、年を重ねたせいか、今は、アイテム自体は"甘さ控えめ"なものに惹かれています。
レースのキャミソールは、All That Remainsというオーストラリアのブランドのもので、昨年の秋に開かれたポップアップで手に入れました。こうした小さくて繊細な海外のレースアイテムには昔から目がなく、気に入ったものを見つけると、ついつい購入してしまいます。カットワースの靴は、私らしさの象徴とも言える一点。着こなしの最後にこれを加えると、"うん、自分らしさが保ててるな"って実感できるんです。アルハンブラのピアスは、今年に入ってから思いきって購入しました。おばあちゃんになった自分が、このモチーフピアスを可愛くつけている姿を今から想像して、幸せな気分に浸っています(笑)。
石上美津江さん
【スタイリスト石上美津江さん愛用の白】インポートのレースキャミソール

【スタイリスト石上美津江さん愛用の白】ヴァンクリーフ&アーペルのアルハンブラ

【スタイリスト石上美津江さん愛用の白】カットワースのエナメルシューズ

黒トップス×カーゴパンツといったスタイルに加えることが多い白のキャミソール。パンツに苦手意識がある私ですが、白キャミと一緒だと安心できます。カットワースのエナメルシューズは、〝小さくて甘い白〞と言いつつも、実は私にとっては、かっこよさの代名詞。靴自体は甘いのですが、これを加えると着こなしがなぜかクールに仕上がるんです。コンサバ派向きだと思っていたマザーオブパールのアルハンブラを手にするとは、私自身が一番驚きました。お店で何度か試着して、オニキスよりも今の自分にしっくりきて。パールのピアスをつける感覚で楽しみたいと思います
石上美津江さん

語ってくれたのは…
石上美津江さん
MITSUE ISHIGAMI
STYLIST
雑誌や広告を中心に活躍する人気スタイリスト。女性なら誰もがキュンとするフェミニンコーデを得意とする。自身も自他ともに認める甘派で、大人に似合う甘さを熟知したスタイルが注目の的に。
CHIHIRO HYODO
スタイリスト兵藤千尋さんの【最愛の白】は「クリーンな白」
ダークトーンの配色にもニュアンシーな配色にも、どこかにクリアな白を入れて、キリッと仕上げる着こなしが好み。生粋の辛口派だからか、私は白の中でも、クリーンな白に断然惹かれます。仕事のコーディネートだけでなく、プライベートの白もクリーンさを重視。今回撮影した3点は、どれももう10年近く愛用している品です。
ヘインズのビーフィーTは、顔まわりに切れ味を足したいな、と思い始めた30代に入った頃に出会ったもの。ボクシーなシルエットや下着が透けない厚めの生地感、そして洗濯機でガンガン洗ってもヘタレないタフさ。2、3枚をローテーションしていますが、10年間で買い替えたのは実は2回ほど。それくらい丈夫なんです。コンバースの真っ白のハイカットは、足元に"抜け"しか欲しくないときに重宝する一足。目が覚めるような白と、パンツの裾にきれいに収まるスッキリ感がとても気に入っています。ロレックスの時計は、夫の祖母がヨーロッパに旅した際、夫の父へのお土産として購入したもの。巡り巡って私の手元にやってきたのですが、にごりのない白のフェイスやメンズのサイズ感が私の好みのど真ん中で。不思議な縁を感じています。
兵藤千尋さん
【スタイリスト兵藤千尋さん愛用の白】コンバースのオールスター

【スタイリスト兵藤千尋さん愛用の白】ヘインズのビーフィーT

【スタイリスト兵藤千尋さん愛用の白】ロレックスの時計

夫も、亡くなった夫の父も装飾品を身につけない人。何十年も前に祖母が買ったロレックスは、巡り巡ってというよりは(笑)、ほぼ未使用のデッドストック状態で夫の実家にしまわれていました。結婚後、ベルトのサイズを調整し、毎日のように愛用。私が着用している姿を見て、義理の母も喜んでくれています。真っ白のコンバースは、『別注?』と聞かれることも多いのですが、既存の定番。10年近く履き、少しくたびれてきたニュアンスもいい感じです。ビーフィーTは汚れが目立ってきたら、ウタマロ石けんでゴシゴシ。乾燥機に入れてもへたれず、タフな生地感なんですよ
兵藤千尋さん

語ってくれたのは…
兵藤千尋さん
CHIHIRO HYODO
STYLIST
服飾系専門学校を卒業後、アシスタントを経て、2010年にデビュー。普遍的なベーシックを軸に、大人に似合うトレンドを取り入れた着こなしが支持を集める。マニッシュな私服にもファン多数。
Staff Credit
撮影/渡辺修身 取材・原文/磯部安伽 ※掲載アイテムはすべて私物で、現在購入できないものが含まれます。
こちらは2025年4月号(3/7発売)「『白』こそ私たちの最強カラー!!」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2025年4月号現在)です。
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