苦手な家事は「耳活」とセットで。子どもには親が楽しんでいる背中を見せる!
OURHOME Emiさんが読者のお悩みに回答!苦手な家事の克服方法、子育ての不安…
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OURHOME Emi
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@homeLEE 私らしく建てる、心地よく暮らす
2024.03.04
ハッとするヒントをもらえるから、相談したいことだらけ!
ちょうどいいアドバイスが満載。OURHOME Emiさんが読者の”モヤモヤ悩み”に答えます!
「それなら今すぐできそう!」と思える前向きなヒントをくれるEmiさんにはお悩み相談がいつも殺到。今回はLEE読者の家事や子育てのリアル悩みに、まとめてアンサー!
教えてくれたのは?
OURHOME Emiさん
OURHOME主宰。「家族の”ちょうどいい”暮らし」をコンセプトに、情報発信やオリジナル商品の企画・販売を行う。
YouTubeチャンネル『OURHOME channel』も更新中
家事・暮らし・家について
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苦手な家事はありますか? その家事をできるだけストレスなく行うコツを教えてください。(LEE100人隊No.057 しょこみさん)
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苦手な家事は「耳活しながら」など自分の好きなこととセットにして(OURHOME Emiさん)
ずばり、掃除です! いや、料理も!?(笑) 苦手なことは『自分の好きなこととセットにする』のがおすすめ。『耳活で好きなラジオ放送(私の場合は、Podcast『OVER THE SUN』!)を聴きながら、窓を1枚ふく』などしていますよ。
料理は、自分のVoicyで『耳で聴いただけで作れる簡単レシピ(通称「耳レピ」)』を募集して、リスナーさんからたくさん情報をいただき、私も実際に作ってみています。気の進まない家事をイヤイヤやりすごす…のではなく、いかに自分なりに楽しい気持ちに変えてできるか、その方法を見つけた瞬間は『よっしゃ~!』という気持ちになります。
OURHOME Emiさん
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普段はしなければならないことやしたいことなどを紙に書いて、To Doリストをひとつずつ消しながら日常を回すことができています。
が、忙しくなると書き出す余裕もなくなり、そうなると毎日を乗り越えることで精いっぱいに。「あれもこれも達成できなかった」気持ちと、「しなければいけないこと」が頭の片隅にずっとあることがストレスになって、余計に余裕がなくなります。Emiさんは特に忙しいとき、どんなふうに乗り切ったり立て直したりしていますか?(LEE100人隊No.018 キッキさん)
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「これからすべきこと」ではなく「今日やったこと」を細かく書き出して(OURHOME Emiさん)
うんうん、わかります。私もそんなことありますよ~! 忙しさに追われているときは、実際は『気持ち』が一番切羽詰まっていて、それによっていろんなことに対して、より忙しく感じてしまったり、あせって空回りしたり。
なので、そういうときは『今からやらなければいけないこと、やること』を書き出すのではなく、あえて『今日私がやったこと』を書き出すようにします。スマホメモでも、ノートでも、何にでもOK!
例えば育児中なら、オムツを買った、子どもとトランプした、など細かいことでも。そうして書いたものを見返すと、『あぁ、今日一日忙しかったけれど、こんなに家事もしたし、子どもとちょっと遊べたし、仕事も少しは進んだ』って思えて、ホッとするんです。『何もできてない、あせるあせる……!』だと、また明日は同じになってしまうから、『今日もよく頑張った自分、えらい!』って褒めてから寝るようにします。それだけでずいぶんと気持ちが違う気がするので^^
OURHOME Emiさん
子育てについて
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勉強や工作など 「子どもと一緒にする」のが苦手です。本当は、兄妹それぞれとの時間をとってじっくり向き合ってあげたいのですがなかなか気持ちの余裕がなく、自分もPCを開いて残った仕事を片付けながら…など、中途半端にやっている日々で反省しています。
Emiさんは、お子さんが小さい頃、どう時間を捻出していましたか?(LEEメンバー cosmicさん(長男8歳、長女4歳))
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一緒に遊ぶのは、一日30分でも大丈夫。手を出しすぎず、見守るくらいがちょうどいい(OURHOME Emiさん)
私もまさに『子どもと一緒にずっと何かをする』のが苦手なタイプです(『子どもと一緒にこんなこと。』という著書にも書いたのですが、NHKのテレビ番組で『遊ぶのは一日30分で十分!』という放送を見てから、心がスッと軽くなりました)。
なので、幼い頃は、30分は2人まとめてトランプしたり、ままごとしたり…でも、それ以外はだいたい『~しながら』でしたよ。大丈夫、それでもすくすく育ちます(笑)。
育児で大事にしているのは、その子自身が伸びようとするタイミングで、親がじゃまをしないこと。ただ横でそっと見守る、気になって先に手や口を出さない、ということ。そのためには、『親自身がやりたいこと』を見つけて、社会の中で役割を見つけて邁進していたら、忙しいし自然とうまくいく、そんなふうに感じています。
OURHOME Emiさん
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Emiさんのお子さんたちは、撮影時にお会いすると、礼儀正しく、それぞれ好きなことを見つけて積極的に取り組まれていて、すごいなと感心します。
「おかたづけ育」メソッドには未就学児の頃ずいぶん救われていましたが、子どもが小学生になり、片付けもですが時間の使い方や勉強への姿勢なども「自分でできる」子に育てたいのに私がちゃんと導けていないなと反省することも。どのように声をかけたり、サポートしてこられましたか?(編集マロミ(長女9歳、次女5歳))
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無条件にまず子どもを信じること。そして親も自分の好きなことをして、その背中を見せること!(OURHOME Emiさん)
うちの双子も、机の上がグチャッとしていることや、時にうーん、と思うことはありますよ~。でも、基本的には「2人は大丈夫」って信じています『何かができているから信じている』のではなくて、何がなくとも先に「信じる」ことが大切かなと。
あとは、親自身が毎日を楽しむこと。仕事も子育ても、そして遊びも!『あなた(子ども)のために我慢している』のではなく、親が心から楽しいと思えること、好きなことをやる姿を見て、子どもは学ぶことが大きいのではないかと思っています。
私は平日ダンスレッスンに行くために、思いっきり仕事を早く済ませて(笑)、ごはんも仕組みを作って、GO~! したいことをするために、そのほかのことを一生懸命自分でコントロールすれば、時間は作れる。その姿を見せて、子どもが『お父さんお母さん、楽しそうやな~。大人になるってなんかワクワクするわ!』と思えたら、もう放っておいても大丈夫な気がしています
OURHOME Emiさん
次回は「OURHOME Emiさん 読者の”モヤモヤ悩み”に答えます! 仕事、Emiさん自身について編」をご紹介。
Staff Credit
撮影/仲尾知泰 取材・文/本誌編集部
こちらは2024年LEE3月号(2/7発売)「OURHOME Emiさんと見直す〝今ちょうどいい〞暮らし」に掲載の記事です。
@homeLEE 私らしく建てる、心地よく暮らす
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