2024年を気持ちよく迎えられるように
【福を招く玄関の作り方】エッセイスト・ライフスタイリスト 小川奈緒さん宅のルールを拝見!
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2023.12.09
風通しがいい、心がととのう
小川奈緒さんの福を招く玄関の作り方
「よい運気は玄関から」と言われるように、毎日家族が通る玄関をきれいにととのえている人は、心までととのっていて、毎日幸せそうです。玄関がきれいな方たちに学び、2024年を気持ちよく迎えられるようにしましょう!
エッセイスト・ライフスタイリスト
小川奈緒さんの福を招く玄関の作り方
「たたきに何も置かない」を習慣にして幸せな出来事が増えました
小川奈緒さん
今から13年ほど前、編集者として忙しくしていた30代の頃に、実家の近くで家を探していた小川さん。
「出会ったのが縁側のある純和風の家。古さを上手に育てながら、自分たちらしく暮らせそうだと思って」
ただ、黒いたたきの玄関はほこりや砂が目立つため、こまめに掃除するのは面倒だろうと、リノベーションでタイルを替えるつもりでした。
「けれども大工さんが、今は手に入りにくい貴重な石材だと教えてくれて、結局残すことにしたんです」 実際、掃除は大変でしたが、風水に興味を持って学んでから、玄関に対する考えが変わったそうです。
「家にとっての顔である玄関をきれいにすれば運気が上がると知り、意識的に掃除をするように。その後、偶然ラッキーなことが重なり、すっかり玄関掃除が習慣になりました」
毎日ドライシートでからぶきをし、少なくとも週に2回はウエスを使って水ぶきを。いつでもさっと掃除しやすいように、たたきにはサンダルの1足も置かないと決めました。
「まめに掃いたり水ぶきをしたり、盛り塩をしたり、これらを習慣にしたことで、自然と暮らしがととのいました。"これだけやったから大丈夫"と気持ちがグラつかなくなったのも、玄関を掃除することのよさですね」(小川奈緒さん)
小川さんの福を招くルール
rule 1
たたきはこまめに水ぶきをする
たたきは砂ぼこりが目立つ、黒い御影石。
「少しの外出で、泥遊びでもした?と思うほど汚れが目立つので、最低でも週に2回は水ぶきします。着古したTシャツなどを切ったウエスを下駄箱に常備したことで掃除のハードルが下がりました」
rule 2
下駄箱は余白を残しておく
下駄箱にさっと靴をしまえるように、収納は8割まで。
「よく履くのは3足くらい。夫も娘も、日々使う靴の数はその程度だと気がついて、だんだん数を減らしていきました。余白があると、つっかけサンダルも来客の靴もさっとしまえます」
rule 3
盛り塩をして、こまめに交換
「2〜3年前、ちょっとした不運が続いたので、邪気を払うつもりで盛り塩を置いてみました。時間がたつと表面が灰色に汚れるので、掃除のバロメーターにもなっていて、取り替えるとリセットされて気持ちがいいです」。
コレド室町で偶然見つけた「神棚の里」の八角盛り塩セット(小)が便利。
rule 4
夫婦の縁をつないだだるまを飾る
「結婚前、夫と深大寺のだるま市に行った後、いくつかの偶然が重なって結婚に至った経緯があり、だるまは夫婦の縁起物なんです。最初は小さなだるまでしたが、毎年深大寺に通って、少しずつ大きなだるまにして、今の大きさになりました」
Staff Credit
撮影/米谷 享 取材・原文/田中理恵
こちらは2023年12月号(12/7発売)「福を招く玄関の作り方」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2024年1・2月合併号現在)です。
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