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もうすぐそこまで!?子どもたちが巣立った後のセカンドライフについて考えた本6冊【LEE DAYS club ミワコ】

  • LEE DAYS リーデイズ

2023.09.04

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夏休みが終わり、子どもたちの新学期が始まりました。わが家は、夏休みといって特別なことはなかったのですが、一緒に映画を観たり、いつもより話をしたり、子どもたちと普段より多く過ごせて、ちょっと嬉しかったです。でも、学校が始まると、それはそれでホッとしますね(笑)。

写真:桃のタルト

夏の楽しみの一つ、フレッシュな桃のタルトを作りました。

そんな中、子どもたちが巣立った後の、その後の夫婦の暮らし方について、考えることが増えてきました。先日、夫が60歳の節目を迎えたこともあり、私の気持ちとしては、既にセカンドライフに入っています(爆)。

40代後半、自分自身の老い(体力面は、ピラティスで保てていると思っていますが、美容面は、ほうれい線とか目の下のクマとか、日に日に濃くなってく気がします・泣)を感じることも増え、セカンドライフを見越した本を読むことも多くなりました。

今日は、私が、読んでちょっと心が落ち着いた、セカンドライフについて考えた本を紹介したいと思います。

『わたしの茶の間』沢村貞子著

写真:わたしの茶の間、老いの道づれ沢村貞子著

沢村貞子さんは、昭和の名脇役として知られる俳優さん。家族のために作り続けた献立を、26年半書き続けた「献立日記」が素敵で、エッセイも手に取りました。

『自分の「暮らし」に向き合えば、人生はより良く生きられる。』本の帯に書いてある言葉のとおり、身の丈の普通の暮らしを楽しまれた貞子さん。

日々の暮らしを大切に、その積み重ねが人生を作るのだと気が付きました。

『老いの道づれ』沢村貞子著

沢村貞子さんが、長年連れ添った夫を亡くした後に、ご夫婦の歩みを書き綴られた本。献立日記の背景が綴られています。お互いがお互いを思いやりながら暮らして生きてこられたんだということが分かり、こういう夫婦でありたいな、そして、美味しいご飯を食べたいな、と思いました。

写真:晩ごはん

子どもたちが巣立つまであと数年。今は、家族で食卓を囲む時間を、大切にしたいです。夫婦2人の食卓になっても、沢村貞子さんのように、滋味深い食卓を作りたい。

『徹子さんの美(み)になる言葉』黒柳徹子著

写真:黒柳徹子さんの美(み)になる言葉、桐島洋子さん著ほんとうに70代は面白い

もはや何も語らずとも、存在そのものが全部かっこいい黒柳徹子さんの著者。30代にも読んでいましたが、今読むと、より凄さを感じました。

印象に残っているのは、「魂が自由であることが、行きていくうえで一番難しい」、というお言葉。UNICEFの親善大使として、紛争や自然災害、貧困など、困難な状況に置かれた子どもたちの問題に取り組んで来たからこそ、生きていくうえで一番大切なことを伝えてくださるのだと思いました。

トットちゃんの物語が、映画になるのも楽しみですね。



『70代は、本当に面白い』桐島洋子著

70代って、どう過ごせばいいんだろう?仕事も退職しているだろうし、、私は、元気で過ごしているんだろうか?と漠然とした不安があるのですが、桐島洋子さんは、70代を、ご自分の経験を社会に還元する年代として位置づけ、アクティブに活動されています。元気で過ごすためのヒントがたくさん書いてあって、とても勉強になりました。

印象に残ったのが、呼吸をしっかりするということ、「気」を入れるということ。今、ここをしっかり感じるからこそお元気で未来に向けて動けるんだろうな、と思いました。

この4冊を読んで、セカンドライフを元気で過ごすために、先々を不安に感じるよりも、今どう生きるかが大切なんだ!と気づいて、購入した2冊が、こちら。

『朝のひらめき 夜のひらめき』浅見帆帆子著

写真:朝のひらめき夜のひらめき

この本は、瞑想を切り口に、日常生活の中での、日々の過ごし方、心の置き方を、帆帆子さんの実体験を具体的に書いてある本です。30代の頃、浅見帆帆子さんの本を読んでいた時期があり、またこの時期が来たのだな、と思って手に取りました。

今、私が大切にしたいのは、「家族と楽しく暮らす。」ということ。子ども達が自立した大人になるためには、家族が楽しく暮らす経験が必要で、それは、次の世代に、人を繋いでいくことにも繋がると思うからです。

4月から働き方を変えたことで、今までやっていた習慣のうち、しっくり来なくなった部分を見直したい時期でもありました。

「自分をもてなす」や「寝る前は、今日良かったことを3つ数える」など、今まで読んできたものと、エッセンスは同じだと思うのですが、浅見帆帆子さんの具体的で優しい言葉で聞き直すことによって、今の日常生活にしっくり馴染む言葉をもらえたな、と感じました。

スピリチュアルなことも含めて、すべて自分の心が決めているので、心を整えること、心を整えるためには呼吸を整えることが大切。呼吸にフォーカスして、いろんな整えをしていきたいなと思いました(瞑想には、呼吸が大切なのだそうです)。

そして、家のことも整えたいな、と思った時に目に入ったのは伊藤まさこさん。

『する、しない』伊藤まさこ著

写真:するしない伊藤まさこ著

20代の頃から、大好きな伊藤まさこさん。少し先を歩いている、理想の大人像です。

まさこさんが大切に思う軸は変わらないけど、50代になって変わったこと、今の暮らしに必要なことを柔軟に取捨選択している生き方に、こんな大人になりたいって、ワクワクしてきました。

写真:するしない伊藤まさこ著中身

何度見ても美しい写真。掃除をしたくなります。

今日は、50代を前に、読んでちょっと心が落ち着いた、セカンドライフについて考えた本をご紹介しました。

これからの暮らしも含めて、今の積み重ね。今、自分が大切にしていることに正しく向き合うというか、楽しく向き合いながら、時には落ち込んだりもしながら楽しんでいきたいな。

図書館の本との付き合い方についての記事は、こちら。

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