【梅雨時期の除湿&カビ対策まとめ】マットレス、玄関、リビング…簡単にできる!除湿テクを専門家が解説
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LEE編集部
2023.07.03
ジメジメした梅雨シーズンが到来…。今の日本の住宅は気密性が高く、うっかりするとカビが増殖しやすい環境なのだとか。
今回はカビ博士と暮らしのプロに協力を得て、カビの生えない除湿方法を教わりました。カラッとしたおうちを保つことは、居心地のよさにも直結します!
目次
- 今の日本の住環境はカビととっても仲よし!その理由は?
- カビを寄せつけないおうちケア『リビング』
- カビを寄せつけないおうちケア『寝室』
- カビを寄せつけないおうちケア『玄関』
- カビを寄せつけないおうちケア『クローゼット』
- カビ予防に効果抜群ないまどきアイテム15選
教えてくれたのは?
千葉大学真菌医学研究センター准教授
カビ博士 矢口貴志さん
人に対して病原性を示すカビを医療機関と連携して収集し、解析や研究を行う。多くのメディアでカビの正しい情報を発信し、専門書の著書も多数。
住生活ジャーナリスト・ライター
暮らしのプロ 藤原千秋さん
大手住宅メーカーの営業職を経て、暮らしまわりの記事を執筆、監修や企画も行う。LEEwebで「藤原千秋さんの先取りで安心! おそうじ歳時記」も連載中。
●Instagram:funiwara_chiaki
●Twitter:funiwarachiaki
〝カビ博士〞と〝暮らしのプロ〞がチェック!
今の日本の住環境はカビととっても仲よし!
何気なくLEEに目を通しているこの瞬間も、実はカビが増殖中かも? カビが生えやすいNG行動をチェック!
「日本の住環境はカビと仲よし!」そのワケは…
①
エアコンのフィルターを掃除していない
「多くのエアコンは室内の空気を吸い上げて冷却または加熱させ、再び室内に出す『内気循環』をしています。フィルターが汚れている場合、カビの胞子がついた空気が室内を循環していることに。フィルターは定期的に掃除して清潔を心がけて!」(藤原千秋さん)
②
冬場は長時間、加湿機をつけている
「風邪やお肌の乾燥対策にと、冬の間、部屋中をたっぷり加湿していませんか? 気密性の高い今の住宅において、過度の加湿は不向き。湿度が60%を超えるとカビやダニが発生しやすい環境になります。快適な湿度は40〜50%あれば十分です」(矢口貴志さん)
③
家の「24時間換気システム」を作動させていない
「2003年7月の法改正以降に建てられた住宅には、室内の空気環境を維持する24時間換気システムの設置が義務づけられています。ただ、この設備があることを認識していない、稼働させていない、フィルター掃除をしてない場合もぜひ見直しを」(藤原千秋さん)
④
ベッドマットをひっくり返したことがない
「人は睡眠中、季節を問わず、一晩におよそコップ一杯分(約200ml)の汗をかくとされています。つまりベッドマットは一年でおよそ365杯の水分を吸っていることに。定期的に空気に触れさせ、乾燥をさせておかないと日増しにカビの温床に…」(藤原千秋さん)
⑤
帰宅後の靴やコートをすぐに下駄箱やクローゼットに収納
「一日中履いた靴をすぐに下駄箱にしまったり、着ていたコートやジャケットをクローゼット内にかけたり、扉の中にしまうことで湿気がこもり、カビの原因に。汚れや汗がついているものは軽くはたいて、まずは室内で自然乾燥をさせることが大切!」(矢口貴志さん)
⑥
浴室の床や壁は掃除しても、天井まではしていない
「いくら浴室の床や壁を念入りに掃除しても、浴室にカビが生えやすい場合、天井で発生したカビを落としていない可能性が。入浴中にカビを含んだ水滴や蒸気を吸い込むことで、ぜんそくやアレルギーを引き起こす可能性も。天井の掃除は重要です!」(矢口貴志さん)
⑦
観葉植物や枝物を飾りっぱなしでケア不足
「観葉植物の土は、カビの温床になりやすいポイント。また、枝物にもカビが付着している場合もあり、インテリアとして素敵でも、カビを広げている可能性も。また土いじりや水替えをした後は、必ず石けんでよく手を洗うなど、注意を払って!」(矢口貴志さん)
目に見えない湿気を調整できると、家がより快適に
藤原さん(以下藤):最近の住宅は高気密・高断熱で、湿気がこもりやすく、カビが生えやすい環境にあると聞きました。
矢口さん(以下矢):カビは土ぼこりとともに家に入り、20〜30℃の温度、60%以上の湿度、そして食べこぼしや髪の毛など、栄養源が揃うと繁殖しやすくなります。
気密性の高い家は湿度がこもりやすいですが、ただ現在、多くの住宅には24時間換気システムがあり、きちんと換気を行うことで、カビは生えにくくなります。
藤:そうですね。一方で24時間換気システムを稼働させていないとか、フィルターを掃除していない人も多くいると聞きました。
また花粉などが気になるからと、換気や風通しを避ける人もいるようです。
矢:カビ対策ができる設備や機能、商品は多いですが、確かに使いこなせないと結局はカビの温床に…。加湿機の給水タンクの掃除や、空気清浄機のフィルターを交換していないことでカビが発生して、部屋中に飛散させてしまうことも。
カビは吸いすぎると呼吸器系のアレルギーの原因になることもあるので、やはり除湿は大切です。
藤:水辺に近いか、日当たりがいいかなど、自宅の湿気やすさを把握しておくのも大事ですね。
矢:そうですね。湿度をコントロールできた、カラッとした空間は、何より快適ですよね!
住環境を快適にキープするプロフェッショナルの藤原千秋さんが、LEE100人隊のお宅を隅々までチェックし、除湿&カビ対策を伝授。今回は、100人隊TBりーぬさんのリビングルームをチェックしました!
今回プロに見直してもらったのは
LEE100人隊TB りーぬさん
夫と中学3年の長男、中学1年の長女、小学2年の次女の5人家族。子どものぜんそくが不安。
LIVING
リビングはカビが喜ぶ養分が豊富と心得て!
リビングやダイニングは、食べこぼしなどカビを増殖させる要因がいっぱい! 家族が多くの時間を過ごすソファや湿気がこもりやすい窓辺を中心に、カビ対策を習慣にして!
Point_1
布のソファやラグは置いておくだけでいいダニ対策を
「布製のソファやラグはカビの温床になりやすく、ダニはカビをえさにし、ダニの死骸やふんはカビの栄養源に…と悪循環」と矢口さん。
「食べこぼしなどが入り込みやすい座面の隅、ラグの裏側などにダニ対策のシートを忍ばせて、カビとダニが増殖する負のループを断ち切って」(藤原さん)
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Point_2
窓まわりは湿気のたまり場。アルコールとテープで予防ケアを
外気との気温差がある窓のサッシは結露しやすく、カビが生えやすいところ。
「雨の翌日など、気になったときにアルコール除菌スプレーでサッシや窓ガラスをさっとふくだけで効果が期待できます」(藤原さん)
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「カビ胞子は下に落ちます。サッシの下側にテープを」
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Point_3
観葉植物の土と湿気はカビの大好物。アルコールで周囲をふいて
「カビは主に土の中に生息するので、観葉植物の周囲はカビに注意」と矢口さん。
「水やりをした水滴なども湿気の原因に。鉢の周囲はアルコール除菌で定期的にふいて」(藤原さん)
Point_4
吹き出し口の奥に汚れが見えたらカビの温床かも。クリーニングの検討を
一般的には吹き出し口の奥に黒い汚れが見えたらカビがいる可能性大。
「内部の掃除は専門業者に依頼を。理想は夏や冬など、使用ピークの前、つまり春か秋がおすすめ」(藤原さん)
Point_5
食べこぼしの多い子ども椅子は隙間にカビが生えやすい!
食卓はふいても、見落としがちなのが椅子。
「特に子どもの椅子には食べこぼしやほこりなど、汚れが溝に詰まりがち。手に触れる背もたれもアルコール除菌を忘れずに」(藤原さん)
カビ博士のカビトリビア
そもそも、カビはどうやってできるもの?
カビは、温度(20〜30℃)、湿度(60%以上)、栄養源(あらゆる有機物)が揃うと発芽して菌糸が伸び、その先端にできた胞子が空気中に飛散して増殖。つまり湿度や栄養源を取り除けば、カビ発生の防止が可能に。
BEDROOM
冬に加湿していた寝室は要注意! 湿気の“見える化"が大事
冬は風邪や保湿対策のため、寝室に加湿機をつけている人も多いのでは? マットレスや寝具は、水分を吸収してため込み、カビの温床に。湿度を目で確認できる仕組みも作って!
Point_1
マットレスは定期的に風通しをすることで、カビ予防に効果大
「マットレスは人の汗などを吸って、湿気のたまり場に。2Lのペットボトルを間にはさみ、サーキュレーターで風通しをよくすると、簡単に除湿できます」(藤原さん)。
梅雨の時期は週に1回、普段は月に1回やればOK。
Point_2
湿気を目で確認できる除湿シートは、ぜひ1人1枚で!
北側の寝室は湿気がこもりやすいと、お悩みのりーぬさん。
「特殊シリカゲルが湿気を吸収し、吸湿センサーが色の変化で湿気の量も知らせてくれて、カビ発生を予防できます。天日に干せば繰り返し長く使えます。センサーのついたシートを外せば洗濯もOK」(藤原さん)
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Point_3
枕元の周辺は時々アルコールで予防ケアを
「代謝量の多いティーンの場合、ベッドの柵がカビてしまう場合も」と藤原さん。寝ているときは上半身、特に頭からの発汗が多いので、枕元はアルコール除菌でケアをしましょう。
Point_4
ぱっと見てわかるように湿温度計を置いて、湿度を確認!
「湿度は、肌感覚では正確にわかりにくいもの」と藤原さん。湿度が上がりやすい寝室は特に、湿度計を枕元に置くなどして、数字で把握を! カラッと快適な湿度は40〜50%。
カビ博士のカビトリビア
カビの種類は色によって分けられる!?
黒カビ、白カビ、青カビなど、カビは色で表現されることがありますが、実はあまり意味のないことで、赤い花、白い花と表現されているようなもの。色によって傾向や特徴を分類することはできないのです!
ENTRANCE
玄関にしまう靴や傘は、すぐにしまい込まず、一晩乾かして
ぬれた雨具の水分はもちろん、一日履いた靴の中の汗は、すぐに扉の中にしまい込まないのがポイント。シリカゲルや炭など、除湿効果の高い素材を含むグッズをフル活用して!
Point_1
下駄箱は除湿シートを下に敷くのが正解!
「冠婚葬祭用の靴など、使用頻度の低い革靴は気づくとカビが生えていることも。下駄箱には、できれば一段ずつ薄手の除湿シートを敷いて」と藤原さん。
「外出中、扉を開け放って棚の中の空気の入れ替えをするのもありです」と矢口さん。
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Point_2
下駄箱の一番下に除湿剤をセット
「湿気は上から下へ、そして隅にたまります。下駄箱は靴の裏の土や汗の水分など、カビが生える条件が勢揃い。除湿剤を一段ごとに置くのが理想ですが、特に下段の隅に置くのが効果的」(藤原さん)
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Point_3
履いていた靴は、一晩たたきに出しておく
一日中履いた靴は、汗で湿ってしまっているもの。すぐに下駄箱にしまわず、一晩はたたきに置いて自然乾燥を。また、除湿剤を小さくカットして、靴の中に入れるのも効果的。
Point_4
カビ発生率No.1の傘立てはアルコールを
傘立ては水滴がたまる底面がカビの温床になっている可能性大! 晴れた日に傘を干すのと同時に、傘立ての底部分には、気づいたときにアルコール除菌をし、繁殖を予防して。
カビ博士のカビトリビア
カビを吸いすぎると呼吸器系のアレルギーに!?
家に潜む代表的なカビはクラドスポリウム、ペニシリウムの2種。どちらも家庭内のあらゆる場所で生息。吸いすぎると呼吸器系のアレルギーの原因に。気管支や肺に影響する場合も。除湿は健康維持の要なのです。
CLOSET
クローゼットは湿気のたまり場! 除湿剤をフル活用して
衣類は空気中に含まれる水分や汗など、湿気を繊維にため込んでいるもの。クローゼットはただ服をしまい込むだけでなく、通気性を意識して湿気がこもらない工夫も!
Point_1
吊るせるタイプの除湿剤を一番大事な服の隣にかける
合成繊維に比べ、シルクやカシミヤ、ウールなどの動物性素材はカビ発生率が高め。
「特に大切な服の隣に除湿剤を」(藤原さん)
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Point_2
一日着ていたジャケットはクローゼットに入れず、一晩は外に吊るしておく
毎回洗濯をしないジャケットやデニムなどを、脱いですぐにクローゼットにしまうのはNG。
「一晩は風通しのいいところに干しておき、湿気を飛ばしてからしまうようにしましょう」(藤原さん)
Point_3
一日外出する日は、扉を開けておくと空気の入れ替えに
服の出し入れをするとき以外、あまり開ける機会がないクローゼットですが、時々は扉を開けっぱなしに。
「空気の循環を促すために、サーキュレーターをつけるのも効果的です」(藤原さん)
Point_4
引き出し収納は一番下にたっぷり除湿剤を
湿気は上から下にいく性質があるため、引き出し収納は最下段がカビ発生の要注意スポット。
「除湿剤は下の段ほど多めに用意しておきましょう」(藤原さん)
カビ博士のカビトリビア
除湿剤を室内にぽんと置くだけでは、効果なし?
除湿剤は衣装ケースや扉のついた棚の中など、限られた収納空間の湿気を取り除くもの。ベッドの下や部屋の隅などに置いても効果はあまり期待できません。広い空間を除湿するときは除湿機やエアコンを使って。
ジメジメシーズンはもちろん、台風の時期や暖房をつける時期も、日本の住宅は一年中カビのリスクが…。効果的にカビの発生を防いで、除湿を促してくれる家電を編集部が厳選しました!
1台2役をこなす賢いサーキュレーター3選
カビの胞子が留まらないように、室内はいつも空気の循環が大事。送風以外の役割を持つ優れものが集結!
1.
【シロカ】
DC 3Dサーキュレーター扇風機
幅広い風を実現して、扇風機にも!
直進性のパワフルな風で、部屋全体を効率よく換気できることに加え、なめらかな微風で就寝時にも心地よい扇風機。ヘッドが縦、横、真上にも動き、8の字に首を振る衣類乾燥モードを搭載。カビ対策以外にも室内干しが増える梅雨の洗濯シーンでも大活躍。
2.
【バルミューダ】
グリーンファンC2
片手でさっと持ち運べる軽さで脱臭機能も搭載
高性能の脱臭フィルター搭載で、送風と同時に室内の脱臭も。らくに持ち運べるので、クローゼットや玄関の空気の入れ替え、限られた空間での室内干しにもおすすめ。別売りのバッテリーをつければ、コードレスでの使用も。
3.
【ライフオンプロダクツ株式会社】
「HOT&COOL サーキュレーターリモコン付」 PR-F088
温風機能もついて一年中いつでも快適な空調に!
夏はクールな送風を、冬はホットモードでヒーターとしてオールシーン活躍。ウッド調のアクセントがついた、ナチュラルなデザインもおしゃれです。転倒時は自動で運転を停止するなど、安全性への配慮も。
快適な湿度にしてくれる最新除湿家電!3選
広い空間の湿気を一気に取り去ってくれる家電。 家全体の湿気が減ると、カビ掃除の手間も激減!?
1.
【パナソニック】
エオリア LXシリーズ
除湿を自在に制御するエアコンで温度も湿度も快適
冷暖房しながら、新鮮な空気を取り込み、室内の不快な空気を排出してくれるハイスペックモデル。ナノイーXとの組み合わせで部屋全体の空気を清潔に保ちます。
2.
【コロナ】
衣類乾燥除湿機CDSC-H8023X
サーキュレーターを除湿機から外して使える2WAY式
除湿機とサーキュレーターを一体にしたまま使うほか、サーキュレーター部分を分離させて、除湿と送風を別々に使うこともできる新発想の衣類乾燥を実現。状況に合わせて室内干しの速乾を促せます。
3.
【シャープ】
冷風・衣類乾燥除湿機 コンパクトクールCM-R100
除湿をしながら付着カビの増殖を抑制
湿った空気を冷却器で冷やし、結露させることで除湿するコンプレッサー方式は、暑い季節や梅雨時期に高い能力を発揮! 除湿をしながら放出するプラズマクラスターが、カビ菌の増殖をセーブ。
微細な粒子を逃さない、排気もクリーンな掃除機!3選
カビ博士の矢口さんいわく、排気をきれいにして微細なゴミを出さない掃除がカビ対策に効果大!
1.
【ダイソン】
Dyson V12 Detect Slim Absolute
高性能フィルターで浄化した空気を排出
ウイルスを含む0.1ミクロンもの微細な粒子をとらえるHEPAフィルターを搭載した、最新型のスティック掃除機。掃除中の排気で舞う、カビの原因となるゴミをしっかりとらえて離さず、浄化した空気を排出。
2.
【三菱電機】
iNSTICK
微細なゴミをがちっととらえて排気させない!
佇まいが素敵だから、出したままでもOK。0.3ミクロン以上の微細なゴミを99.9%逃さずに捕集するので、掃除後の空気がクリーンに。スティックとハンディ、いつでもシーンに合わせてすぐに使えるのも魅力。
3.
【パナソニック】
紙パック式キャニスター掃除機 MC-PJ220G
消臭・抗菌加工の紙パックで清潔な排気に
本体2.8㎏の軽量でパワフルな掃除機。注目は、専用の紙パックで、立体三層構造の不織布で0.5ミクロン以上のゴミを逃さず、排気の清潔さに配慮。
インテリアとしても! リビングの除湿アイテム3選
あえてインテリアの一部として飾りたいデザイン性と除湿効果を両立するインテリアグッズを発見!
1.
【カルデサック・ジャポン】
ヒバチップ
森にいるような香りに加えて吸湿効果も抜群!
ヒバの有効成分が多く含まれる赤身と呼ばれる部分を使用したチップ。吸湿性が高いことでも知られています。ガラスや陶器に盛りつけて飾るだけでも絵になり、青森ヒバの香りにも癒されます。
2.
【ソイル】
ドライングチューブ
吸湿速乾と消臭効果のあるマルチなチューブ
珪藻土をポリエステルに練り込んだ繊維でできた特殊生地のドライングチューブ。窓ぎわの結露吸水はもちろん、コートハンガーにかけて衣類の調湿剤にも。生活感を感じさせないシンプルなデザイン。
3.
【リクシル】
エコカラット セルフ
アートとして壁にかけて楽しむ調湿ボード
調湿・脱臭機能に優れた壁材「エコカラット」をアート感覚で壁に飾って楽しむ「エコカラット セルフ」。絵柄の種類やサイズが豊富なので、インテリアに合わせてセレクトを。取り付け、取り外しも簡単。
藤原千秋さんのイチ押し洗剤&アルコール3選
これまでに数々の洗剤を試用した藤原さんが、カビ対策で愛用している推しをピックアップ!
1.浴室には
【花王】
バスマジックリンスーパークリーン
低刺激ながらカビの発生をしっかり抑える
湿気があるとできやすいピンクのぬめりや菌に直接働きかけて、カビの発生を防ぐ中性タイプの浴室用洗剤。泡立ちがよく、適度な界面活性剤やアルコールを含み、低刺激ながらしっかり汚れをオフ。
2.冷蔵庫や食卓には
【花王】
クイックルジョアン すまいの除菌シート
しっかりカビ予防できる乳酸菌生まれの除菌
抗菌成分に発酵乳酸菌を配合し、ノンアルコールのやさしい処方で、99.9%除菌&24時間抗菌、99%のウイルスを除去できるシート。食卓や調理台、冷蔵庫のカビ対策は、これでさっとふいて。
3.キッチンには
【ドーバー酒造】
ドーバー パストリーゼ
食べ物にも吹きかけてOKの除菌スプレー
高純度カテキン配合で、長時間の抗菌・抗ウイルス効果を実現したアルコール除菌剤。カビの生えやすい食材や調理道具などに直接かけ、カビの発生を抑えられる万能スプレー。
撮影/名和真紀子 イラストレーション/須山奈津希 取材・文/田中理恵
※店舗によって品揃えが異なり、在庫がない場合があります。
こちらは2023年LEE7月号(6/7発売)「『LEE除湿プロジェクト』始めます!」に掲載の記事です。
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おしゃれも暮らしも自分らしく!
1983年の創刊以来、「心地よいおしゃれと暮らし」を提案してきたLEE。
仕事や子育て、家事に慌ただしい日々でも、LEEを手に取れば“好き”と“共感”が詰まっていて、一日の終わりにホッとできる。
そんな存在でありたいと思っています。
ファッション、ビューティ、インテリア、料理、そして読者の本音や時代を切り取る読み物……。
今読者が求めている情報に寄り添い、LEE、LEEweb、通販のLEEマルシェが一体となって、毎日をポジティブな気分で過ごせる企画をお届けします!
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