住環境を快適にキープするプロフェッショナルの藤原千秋さんが、LEE100人隊のお宅を隅々までチェックし、除湿&カビ対策を伝授。今回は、100人隊TBりーぬさんの寝室をチェックしました!
BEDROOM
冬に加湿していた寝室は要注意! 湿気の“見える化"が大事
冬は風邪や保湿対策のため、寝室に加湿機をつけている人も多いのでは? マットレスや寝具は、水分を吸収してため込み、カビの温床に。湿度を目で確認できる仕組みも作って!
Point_1
マットレスは定期的に風通しをすることで、カビ予防に効果大
「マットレスは人の汗などを吸って、湿気のたまり場に。2Lのペットボトルを間にはさみ、サーキュレーターで風通しをよくすると、簡単に除湿できます」(藤原さん)。
梅雨の時期は週に1回、普段は月に1回やればOK。
Point_2
湿気を目で確認できる除湿シートは、ぜひ1人1枚で!
北側の寝室は湿気がこもりやすいと、お悩みのりーぬさん。
「特殊シリカゲルが湿気を吸収し、吸湿センサーが色の変化で湿気の量も知らせてくれて、カビ発生を予防できます。天日に干せば繰り返し長く使えます。センサーのついたシートを外せば洗濯もOK」(藤原さん)
おすすめのアイテムはこちら!

除湿シートサラネル¥6600/西川
Point_3
枕元の周辺は時々アルコールで予防ケアを
「代謝量の多いティーンの場合、ベッドの柵がカビてしまう場合も」と藤原さん。寝ているときは上半身、特に頭からの発汗が多いので、枕元はアルコール除菌でケアをしましょう。
Point_4
ぱっと見てわかるように湿温度計を置いて、湿度を確認!
「湿度は、肌感覚では正確にわかりにくいもの」と藤原さん。湿度が上がりやすい寝室は特に、湿度計を枕元に置くなどして、数字で把握を! カラッと快適な湿度は40〜50%。
カビ博士のカビトリビア
カビの種類は色によって分けられる!?
黒カビ、白カビ、青カビなど、カビは色で表現されることがありますが、実はあまり意味のないことで、赤い花、白い花と表現されているようなもの。色によって傾向や特徴を分類することはできないのです!
今回プロに見直してもらったのは
LEE100人隊TB りーぬさん
夫と中学3年の長男、中学1年の長女、小学2年の次女の5人家族。子どものぜんそくが不安。
教えてくれたのは?
住生活ジャーナリスト・ライター
暮らしのプロ 藤原千秋さん
大手住宅メーカーの営業職を経て、暮らしまわりの記事を執筆、監修や企画も行う。LEEwebで「藤原千秋さんの先取りで安心! おそうじ歳時記」も連載中。
●Instagram:funiwara_chiaki
●Twitter:funiwarachiaki
千葉大学真菌医学研究センター准教授
カビ博士 矢口貴志さん
人に対して病原性を示すカビを医療機関と連携して収集し、解析や研究を行う。多くのメディアでカビの正しい情報を発信し、専門書の著書も多数。
他にも「『LEE除湿プロジェクト』始めます!」を公開中!
次回は「ちょっとのことで家じゅうカラッと!玄関編」をご紹介。
撮影/名和真紀子 イラストレーション/須山奈津希 取材・文/田中理恵
※店舗によって品揃えが異なり、在庫がない場合があります。
こちらは2023年LEE7月号(6/7発売)「『LEE除湿プロジェクト』始めます!」に掲載の記事です。
LIFEの新着記事
-
【映画『JOIKA』のモデル】15歳で単身ロシアへ、米国人女性初ボリショイバレエ団と契約したジョイ・ウーマックさんが「夢に取り憑かれた」少女時代を振り返る
2025.04.23
-
【片付けのプロがLEE100人隊さきさん宅を大改造!】すっきりとしたリビングのための「動線」と「仕組み」
2025.04.23
-
【近沢レース店×ユーハイム】バウムクーヘンデザインのコラボ限定タオルハンカチは完売必至!【2025年4月23日発売】
2025.04.22
-
【今月の最新便利アイテム5選】2つの違う温度で保存可能、ポータブル冷蔵庫!他
2025.04.21
-
【52㎡1LDK3人暮らし ・能登屋英里さんに聞く】狭くても「いつもリビングがすっきり」の理由とは?
2025.04.20
この記事へのコメント( 0 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。