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FOOD

瀬尾幸子さんの"豚こま×野菜"ラクチンごはん

シンプル具材なのに感激のおいしさ!豚こまとキャベツのみそ炒め

2017.02.08

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家事に仕事に忙しいLEE世代。時間がない日でも簡単に、お腹も大満足なごはんを作る方法が知りたい! でも、そんな"おいしい"話ってある?

"おいしく、簡単に"作るポイントは、実はとってもシンプル!
使う素材をできるだけ減らし、手間の少ない料理を選ぶことで、誰でも「ラクうま」ごはんが作れるんです。

LEE3月号では、人気料理家・瀬尾幸子さんのラクうまごはんレシピから、「豚こま×キャベツ」、「豚こま×玉ねぎ」のシンプル料理をご紹介。

第1回目は、瀬尾さん流、「豚こま」が劇的においしくなる3つのうまワザと、豚こまとキャベツのみそ炒めレシピをお届けします。

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瀬尾さん流!
これで豚こまがもっとおいしくなる!

1 大きさがまちまちなので、均一に火が通るよう切り揃えて
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豚こまは、いろいろな部位の寄せ集めだから、サイズがバラバラ。同じタイミングですべてのお肉にちょうどよく火を通すために、大きさを合わせておく。このちょっとしたひと手間が大切。

2 小麦粉と油をまぶしておくと、炒めるときにほぐれやすく、冷めてもかたくならない
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塩、こしょうで下味をつけ、小麦粉→サラダ油の順にまぶす。「中華屋さんの炒め物がおいしいのは、肉を油通しするから。そのおいしさを、家庭でも手軽に味わえるように考えた手順です」

3 炒めるときは野菜より後。火を入れすぎずにやわらかく仕上げて
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豚肉はしっかり火を通さないと!のイメージで、つい長く炒めがち。薄い豚こまは、火の通りが早く、炒めるほどかたくなる。

「今回のレシピは、肉はイメージより短く、野菜は長く、です」

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じっくり甘味を出したキャベツに、豚こまのほどよい脂がからんで。ポイントはただひとつ。キャベツを4分間、満遍なく火が入るように炒めること。

材料・2~3人分

  • 豚こま切れ……150g
  • 〈下味〉
    • 塩、こしょう……各少々
    • 小麦粉、サラダ油……各小さじ2
  • キャベツ……1/4個(280g)
  • にんにくの薄切り…… 1かけ分
    • みそ……大さじ3
    • 砂糖、酒……各大さじ1
    • しょうゆ……小さじ2
  • ごま油、またはサラダ油……大さじ1と1/2
  • 七味唐辛子(好みで)……適量

作り方

  1. キャベツは4 ㎝角に切る。豚肉はひと口大に切り、塩、こしょう、小麦粉、サラダ油の順にまぶす。
  2. Aを合わせておく。
  3. フライパンを中火で熱し、ごま油を引いてキャベツを2分炒める。にんにくを加え、さらに2 分炒める。
  4. キャベツとにんにくをフライパンの片側に寄せ、空いたところに豚肉を入れて炒める。火が通ったら、全体を混ぜる。
  5. 強火にし、合わせたAを加えて炒め合わせる。器に盛って、好みで七味唐辛子を振る。
293c1-1 ワンポイント

「レシピの1分は、心で数える1分ではなく、キッチンタイマーの1分。1㎝は定規の1㎝です」

2分だと色はきれいだけど…
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2分炒めた状態のキャベツはきれいな色でおいしそう。
でも目指すのは、さらに先の4分。緑色がくすんで見栄えは多少悪くなりますが、甘味がぐっと出てきます。

4分、ここまで炒めて!
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「キャベツは100℃以上の熱を加えないと、甘味が出ません。この時間炒め続けるのが重要」


次回は、忙しい日のお昼にぴったり、豚こまとキャベツの塩焼きそばをお届けします。

撮影/豊田朋子 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美
詳しくは2017年2/7発売LEE3月号に掲載しています。 [最新号] 試し読み・定期購読はこちら

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