忙しいけど、ごはんは家で作りたいし、家族が大好きなメニューを出したい。でもでもやっぱり、時間も心の余裕もないからムリ！　そんな堂々めぐりの悩みを、あっと驚く斬新なアイデアで解決。家族が喜ぶあの料理もこの料理も、今日から爆速でできちゃいます。今回は「フライパンピビンパ」レシピをご紹介します。

LEE初登場！

およねさん

爆速レシピクリエイター

夫、10歳の長女、6歳の長男との4人家族。2021年から料理動画の投稿をスタートし、みるみるフォロワーを増やす。近著『およね式手間どろぼうレシピ』（主婦の友社）も大好評。

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「自炊のハードルを地の果てまで下げにいく」をテーマに動画を投稿。現在40万人ものフォロワーを持つおよねさん。手間を極限まで省いた爆速レシピで人気ですが、その目的は「忙しくても好きなものを食べたい、料理を楽しみたい」という思いから生まれたもの。

「もともと料理は大好きで手間がかかるものもわりと作るタイプだったのですが、会社員時代は子育てとの両立が難しく、現実的にもう“丁寧な料理”なんてムリだ！となったんですね。だけど、家族の好きなものを作ることを、どうしてもあきらめきれなくて」（およねさん）

料理の何が面倒なのか？を洗い出し、それをアイデアでクリアしていくことで、爆速レシピが次々誕生。

「忙しい毎日、ごはんを作るのがストレス。でも、作らないのもまたストレス。そんな人って多いと思うんです。そんな皆さんに、『これならできる！』と思ってもらえるレシピを、日々考えて発信していきたいです」（およねさん）

食材はぜーんぶまとめて炊飯器で一気に調理

しっかり熱が入る炊飯器は使いこなすほど便利。まとめて加熱し、後で分けて味つけすれば一気に2品、3品に展開可能

※調理機能が搭載された炊飯器をご使用ください。

便利なペーパー類を、とことん使い倒す“紙ワザ”！

およねさんが得意とする“紙ワザ”。クッキングシートで同時調理＆フライパンを汚さず炒められるシートで洗い物を省略

包丁でする作業は、ほぼキッチンバサミでイケる

野菜や肉をハサミで切れば、包丁＆まな板を使う手間と洗い物をカット。溶けにくいルウもハサミで刻んで時短に！

食品トレーはそのまま、バット＆ボウルと考えるべし

肉の味つけや下ごしらえは、わざわざボウルなどを使う必要なし。トレーでそのまま済ませれば洗い物ゼロに

フライパンピビンパ

調理時間15分

「家族の大好物だけれど、具材の多さが面倒なピビンパ。肉と野菜をどうにか一気に調理したいと考え抜いた結果がこちら！　包丁いらずで作れます」（およねさん）

材料・2～3人分（直径20㎝のフライパン使用）

• 豚ひき肉……150g
• にんじん……1/3本
• 小松菜……1束
• もやし……約1/4袋（50g）
• ごはん……350g
• 卵……1個
• 白菜キムチ、韓国ノリ（フレークタイプ）、白いりごま……各適量
• 焼き肉のタレ……大さじ1 1/2
• Ａ）
  • ごま油……小さじ1
  • 鶏ガラスープの素（顆粒）……小さじ1/2
  • 塩……少々
• ごま油……大さじ1/2

作り方

1. フライパンにフライパンシートを敷き、中火でひき肉を炒める。ひき肉に火が通ったら焼き肉のタレを加えて味つけをし、片側に寄せる。
2. ①のフライパンの空いた場所に、にんじんを千切りスライサーで切りながら加え、小松菜はキッチンバサミで2㎝ほどに切りながら加える。もやし、Ａを加えて全体を混ぜ、しんなりするまで中火で炒めて白ごまを振る。火を止め、フライパンシートごと取り出す。
3. ②のフライパンにごま油を広げ、ごはんを入れて平らにする。②の具材とキムチをのせ、中央に卵を割り入れる。フタをして中火で7分ほど加熱する。好みで韓国ノリをかける。

1. 具材はフライパンシートの上で肉と野菜を時間差で炒め、味つけは別々に
2. シートを使えば、調理済みの具材をボウルに移す手間もなし。そのままごはんの上にON