【子どもと成長する家づくり】新しい価値観の子ども部屋とは?人気工務店の実例を紹介!
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@homeLEE 私らしく建てる、心地よく暮らす
2023.03.04
人気工務店が取り組む、新しい価値観の子ども部屋とは?健やかに成長するための工夫が満載の実例を見せてもらいました!
#01
家の中で体を動かし健康促進
ミナモト建築工房
暮らしの中で自然に鍛えられる工夫がいっぱい
〝落ち着く〞と〝身体を使う〞を両立させる「チルフィットな家」。
子ども部屋にボルダリングウォールを設置して、上部では2部屋がつながるつくりに。
壁にクライミングネットを取り付けた実例。上部はまるで秘密基地のようなロフトになっており、子どもは大喜び! このほか、耐荷重100㎏で大人もぶら下がれる「洗濯干しバー」なども。
子ども部屋はコンパクトにして〝共に過ごせる〞スペースを
最近は「子ども部屋はできるだけコンパクトにして、家族と共に過ごせるスペースを充実させたい」というニーズが増加。吹き抜けに面した2階ホールに、カウンターを造作するのが人気だとか。
家庭だけでなく〝まち〞全体での子育てを意識
ひとつの家、家族だけでなく、まち全体に目を向けることで、より心豊かな暮らしに。広大な中庭を10の家族が共有する「中庭のあるまち」では、中庭で遊ぶ子どもたちをご近所同士で見守るなどのコミュニケーションが。
教えてくださったのは…
代表取締役社長
青江整一さん
家づくりで、子どもの運動機能低下という問題を解消!
「近年、生活の利便化やコロナ禍による生活様式の変化により、運動機能低下が問題になっています。
そこで当社では、運動器のサポーティングシステムメーカーとともに、暮らしの中で自然に鍛えて健康になる『チルフィットな家』を考案。『アスレチックウォール』や『あえての段差』など、子どもも楽しみながら身体を鍛えられる工夫が好評です。
また、〝子どもと一緒に成長する〞には、子ども部屋はもちろん、家全体、ひいてはまち全体が過ごしやすいことが大事だと考え、ほどよい距離感で交流でき、子育てができる〝まちづくり〞にも取り組んでいます」(青江整一さん)
●公式サイト:https://minamoto-k.com/
#02
家族との交流も一人時間も大切に
LibWork
〝こもれる空間〞=ヌックスペースで自分時間を大切に
家族とのコミュニケーションも大切にしながら、子どもの一人時間も充実させられるよう、提案された「ヌックスペース」。ベッドやデスクを建材で囲むことで、〝こもれる空間〞を実現。開放感もあるけれど集中することもできる、というちょうどいいバランスが魅力です。
見渡しやすい空間にキッズスペースを設けて
キッチンからもリビングからも見渡せる空間に作った、キッズスペース。ハンモックをはじめ、広いデスクやオープン収納など、ワクワクするような工夫がいっぱいで、親子の会話も弾みそう。
玄関付近の洗面所で子どもに手洗い習慣を
感染症対策の意識が高まり、ニーズが急増しているという、玄関付近の洗面所。帰宅後すぐに手を洗う習慣が身につくため、子どもでもウイルスを持ち込まずに部屋に入れるように。小さなシンクなら場所も取りません。
教えてくださったのは…
営業部
中嶋 瞳さん
子ども部屋は、〝個室〞から〝見守れるスペース〞に
「以前は、子ども部屋というと個室にデスクやベッドを置くスタイルが主流でした。
現在は、家事をしながら子どもを見守れるような、キッズスペースやスタディコーナーなど、まさに〝子どもと一緒に成長する〞間取りが中心になっています。子どもたちが遊ぶ側で大人はゆったりと過ごせる、ウッドデッキも人気ですね。
一方で、お子さんやご自身の一人時間を楽しみたいという声も多いため、ヌックスペースを設置して〝こもれる空間〞を確保することも。コロナ禍を経て、玄関付近に洗面所を作り、清潔に家へ入れる動線も喜ばれるようになりました」(中嶋 瞳さん)
●公式サイト:https://www.libwork.co.jp/
他にも「子ども一緒に成長する部屋」を公開中!
取材・文/藤本幸授美 本誌編集部
こちらは2023年LEE3月号(2/7発売)別冊付録『私らしく建てる、心地よく暮らす』に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2023年2/7発売LEE3月号現在)です。
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