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ロコの人気グルメ、キッズ向けSDGsプログラム…暮らすように楽しむハワイ親子旅【渡航歴150回超のエディターが現地レポ】

  • LEE編集部

2022.10.30

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様々な規制も少しずつ解除され、海外旅行も現実的になってきました。親子で行きたい海外No.1の地、ハワイは今どうなっているのでしょう。取材やバケーションなどで渡航歴150回を越えるエディター阿部有希が、素敵に生まれ変わったハワイ・オアフ島を巡ってきました。前回に続き、後編をお届けします!

ランチやto go(持ち帰り)にも最適な『Up Roll Cafe Hawaii(アップロールカフェ)』

アップロールカフェ

ハワイで納豆巻きが食べたくなるキッズは多いんです。フリカケはお店オリジナルの野菜フリカケ。野菜嫌いな子も気づかず即完食するママも嬉しいメニュー。Keiki Roll(右からNatto、Corn、Furikake Chicken)各$4.00

アップロールカフェ

サーモンが入ったゴハンなしのサラダロールは食べ過ぎた翌日にもぴったり。Sexy Salmon Roll$13.50

アップ・ロール・カフェ

特製コチジャンソースで味つけして焼いたシュリンプにマグロを追加した、よくばり丼ぶり。Guy Hagi Shrimp+Ahi Bowl$17.25

ヘルシー志向なローカルも多いハワイで、今大人気なのが『Up Roll Cafe Hawaii(アップ・ロール・カフェ)』のSushi Burrito。寿司ブリトーって何? と思いますよね、簡単に説明するとロール寿司のこと。自分好みにカスタマイズできるのが人気の秘密です。最初にロールかボウルを選びます。次にプロテイン=魚やチキンをチョイス、ビーガン対応で豆腐もあり。次にゴハン(玄米もあり)かキヌアまたはサラダを決めて、ソースやトッピングをお好みでプラスすればオリジナルが完成。ハーフサイズもオーダー可能。ボリューミーにも、とってもヘルシーにもできるのが嬉しいですよね。キッズメニューはみんな大好きな納豆巻きやコーン巻き、フリカケチキン巻きなど。お持ち帰りも可能だから、近くの公園でいただくのもハワイっぽいアイディアです。

アップ・ロール・カフェ
『Up Roll Cafe Hawaii(アップ・ロール・カフェ)』

665 Halekauwila St, Honolulu HI
tel:808-475-0099
10:00〜19:00、〜16:00(土日) 祝日休

キッズも参加できる!おしゃれで楽しいハワイSDGs事情

おしゃれなファーマーズスタイルのスタッフがこの施設の趣旨を説明してくれました。キッズ用のプログラムは各自にバケツとスコップとグローブが配られて種植え体験をします。

ノースのメインストリート沿いに広大な敷地を購入したコクア・ハワイ・ファンデーション。現在絶賛耕し中で、ハワイの固有植物を中心に様々な種類の農植物を植える予定。こちらはタロイモの葉っぱ。

リキッドの量り売り。専用のボトルも購入できます。オーガニックのスキンケアも充実。洗濯用洗剤1オンス$28.00

ジャック・ジョンソンの友人、人気アーティストHeater Brown(ヘザー・ブラウン)のアートがプリントされたエコバッグはお土産に大人気だそう。右から$20.00、$5.00、$20.00

乾燥機に入れるランドリーボールは繰り返し使えるのが嬉しい。このフワフワなボールにアロマオイルを染み込ませて乾燥機に放り込めば、タオルや衣服が良い香りに。ハート各$6.00、カラー各$5.00

キッズ向けの絵本も自然を学べる内容を厳選。英語の勉強にもなりますね。各$7.99

大自然と共に暮らすハワイではエコバッグやマイボトルを持ったり、リーフセーフ(珊瑚に優しい成分)の日焼け止めを使ったり、などと以前から環境保護が身近にありましたが、パンデミックを経てよりその意識が強くなったように思えます。美しい自然を持続させていくための取り組みが様々なかたちで行われていました。

中でも興味深かったのが、あのJack Johnson(ジャック・ジョンソン)が主宰する団体です。ジャック・ジョンソンと言えばサーフミュージックの第一人者。サーフィンの聖地とも言える、オアフ島のノースショアで生まれ育った彼はプロサーファーとして活動している時期もありました。サーファーは常に海と接しているので自然保護に力を注いでいる人も多いのです。彼が立ち上げたのは、環境保全のため、子供たちや地域社会へReduce(ゴミの削減)、Recycle(捨てずに繰り返し使う)、Reuse(ゴミを再利用)の3Rを推進する教育を行う非営利団体『Kokua Hawaii Fundation(コクア・ハワイ・ファンデーション)』です。Kokuaとはハワイ語で助ける、協力するという意味があり、みんなで協力してこの島をより良くして行こうという趣旨で活動を行っています。

上記の3R推進運動を地域学校で競うプログラムは、賞品がジャックのライブチケットとだけあって、生徒も先生も夢中になっているそう。またジャックが個人的に購入した広い敷地を耕し、様々な農植物を育てています。キッズ向けに行う種植えプログラムは日本の朝顔の観察日記のような感覚で、参加者も急増しているそう。

観光客には併設する『Kokua General Store(コクア・ジェネラル・ストア)』でのお買い物もオススメです。「ノースの街からプラスティックをなくそう!」とテーマをかかげ、店内にはプラスティック・フリーのエコバッグや、リフィル売りのリキッド(シャンプやハンドソープはもちろん、ディッシュウォッシュやランドリーソープまで)、繰り返し使えるフードバッグなど、日本では見かけないようなSDGs商品がズラリ。お土産にも最適なおしゃれでエコフレンドリーなアイテムが充実しています。

個人的にとてもツボだったのが、上の写真の繰り返し使えるランドリーボール(アロマオイルを垂らして乾燥機に入れるとふんわり良い香りに)。軽いので大量に買っても荷物にウェイトの心配は無用で、おしゃれな友人へのギフトにしたらとても喜ばれました!

『Kokua General Store(コクア・ジェネラル・ストア)』

66-249 Kamehameha Hwy, Haleiwa HI
tel:なし 木〜土のみ営業 11:00〜15:00
https://www.kokuahawaiifoundation.org/

ハワイ親子旅のフライトと宿泊先、どうする?

ハワイへの旅は安心のJALで!

Japan Airlines Boeing 787-9 Dreamliner

日本→ホノルルのフライトは6.5〜8時間。ホノルル→日本のフライトは7.5〜10時間。季節によって変わります。世界のどこへいても、この機体を見つけるとホッと安心した気分になりますよね。

出発前にリクエスト必須のキッズミール。美味しくて見た目も可愛い! アイスクリームやスティックケーキなどのデザート付き。

人気シェフ・生江史伸氏が監修した、ハワイ線だけのオリジナルメニューです(羽田・成田発便のみ)。季節の素材を生かした、上質で健康にこだわったお味が魅力。

羽田空港のファーストクラスラウンジには職人さんが握ってくれる『鮨 鶴亭』が人気。フライト前に美味しい日本食を味わって(現在は一時クローズ中)。

今回のメディア・ツアーはJAL(日本航空)主催の旅でした。1954年の就航以来、長い歴史を刻んできたJALのハワイ便。有名なホノルルマラソンもJALが開催している事は有名ですよね。子連れハワイ旅では色々な予想外の出来事がつきものですが、JALを予約すればとりあえず安心。ベビーバシネットやチャイルドシートの貸し出しもあり、キッズミールも赤ちゃん用から子供の年齢に合わせてリクエストが可能です。また機内エンターテインメント『JAL Mooove!』には映画やゲームなどキッズプログラムが充実しているのでフライト時間も飽きずに過ごせそう。フライトが快適だと、到着してからの過ごし方も快適で楽しくなりますよね。

機内でのサービスはもちろん、ハワイからの帰国便のチェックインも日本語が通じるのでスムーズです。

JALハワイキャンペーンサイト

暮らすようにステイできる『The Grand Islander, a-Hilton Grand Vacations Club(ザ・グランドアイランダー・ヒルトングランドバケーションズクラブ)』

広いヴィレッジ内でもアクセスのしやすいタワーです。

ホテルではスイートルームでしか叶わない独立したベッドルームが嬉しい。(部屋タイプにより仕様が異なります)

深めのバスタブを完備したバスルーム。ワイキキのホテルはシャワーのみが多いので、バスタブがあるのはポイント高い!(部屋タイプにより仕様が異なります)

オーブンレンジ、電子レンジなどが備え付けられたフルキッチン。炊飯器、食器や調理器具もあり。

タワー専用のプールは落ち着いた雰囲気。他のプールへもアクセス可能です。

ローカルも観光客も毎週金曜の花火を楽しみにしています。ヴィレッジ内のラグーンで打ち上げられるので、間近で鑑賞したい。

今回滞在したのは、広大な敷地にホテル棟がいくつも点在する『Hilton Hawaiian Village(ヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジ)』内の『The Grand Islander, a-Hilton Grand Vacations Club(ザ・グランドアイランダー・ヒルトングランドバケーションズクラブ)』。こちらは高級コンドミニアムタイプの部屋を週単位で所有できるバケーションオーナーシップ(タイムシェア)のお部屋です。通常のワイキキのホテルよりも格段に広く、独室したベッドルームに加え広いリビングルームもあります。

またランドリー(洗濯機と乾燥機)、フルキッチンも完備。

子連れ海外旅行で意外とストレスなのが、日数分プラス何セットも下着や服を持っていかなければならないこと。ランドリーが室内にあるので毎日洗濯できるから、持って行く衣服は半分ですみます。

例えば子どもが疲れてしまった日、何か買って軽く夕食を済ませちゃおうなんて時も、電子レンジで簡単調理や白米を炊くことも可能。

暮らすように過ごせる贅沢なステイは子連れに嬉しいポイントがたくさんありました。

The Grand Islander, a-Hilton Grand Vacations公式サイト

The Grand Islander, a-Hilton Grand Vacations(ザ・グランドアイランダー・ヒルトングランドバケーションズクラブ)

2323 Kalia Rd, Honolulu HI
バケーションオーンーシップ(タイムシェア)について:https://www.hgvc.co.jp/timeshare/



ワクチン接種証明書持参でPCR検査の陰性証明書も不要に!

9/7よりワクチン3回の接種証明書を持参していれば帰国前72時間以内に取得するPCR検査の陰性証明書も不要になりました(2〜17歳の児童はワクチン未接種での入国が認められます。また、特別な事情により接種ができない18歳以上の方は条件つきでの入国が認められます。該当する方は事前に航空会社へ渡航条件と必要書類をご確認ください)。また空港から自宅まで交通公共機関の使用も可能です(10/11現在。帰国時の水際対策につきましては今後変更もありますので、各自、厚生労働省のホームページでご確認ください)。帰国時の規制も色々と解除になり、より実現的になってきた子連れハワイ旅。

より美しくなった自然や、自然に優しく接するハワイの人々の姿など、今まで以上にたくさんの魅力に溢れていました。

次のハワイ旅の参考になったら嬉しいです。

阿部有希 Yuki Abe
エディター・ライター。1975年、東京都生まれ。ファッション&トラベルを中心に執筆。取材やバケーションで年の1/3は海外で過ごす。ハワイへの渡航歴は幼い頃から含め150回以上。入国に制限がかかりそうになり、今年ついにVISA取得。

ハワイ州観光局公式サイト

撮影/内田恒、熊谷晃 コーディネーター/工藤まや 取材・文・構成/阿部有希 協力/ハワイ州観光局

おしゃれも暮らしも自分らしく!

LEE編集部 LEE Editors

1983年の創刊以来、「心地よいおしゃれと暮らし」を提案してきたLEE。
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