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今井真実さんの無理せず満たされる献立1週間

【料理家・今井真実さんってどんな人?】ラクして楽しいごはん作りや私生活について語ります!

2022.10.06

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今井真実さんの無理せず満たされる献立

時間に追われ、気づけば夕方。「平日から手の込んだことはできない。でも、おいしいものは食べたい!」そんなあなたに贈る、“これなら気楽にできそう”な献立アイデア。“簡単だけど手抜きじゃない”レシピで人気の料理家・今井真実さんに教わります。

Index
  1. 今井真実さんってどんな人?
    1. 家族みんながおいしくて、私もラク!が一番
  2. 今井さん語録
    1. 手間をかける=おいしい、というわけじゃない
    2. 無理はしない。無理をすると、見返りを求めたくなるから
    3. 刺し身売り場は友達。必ずチェックします
    4. ちょっとイベントっぽい、参加型のごはんもよくやります
    5. 誰かに小さく“おまかせ”して、自分にサプライズ
    6. 献立に迷ったら、レストランのオーナーになった気分で
    7. おにぎりパーティ、パンパーティはラクで楽しい
    8. 炒めものは忙しい日ではなく、心に余裕のある日に
  3. 今井さんの1日と1週間
    1. 1日
    2. 1週間
  4. あわせて読みたい今井真実さんのレシピはこちら!

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「note」も大人気!

今井真実さんってどんな人?

ツイッターで流れてくる、食いしん坊のあの人がおすすめするレシピ。さっそくリンクをクリックすると、今井さんの「note」に飛ぶ率、とても高いのです。

“肉肉しい! ワイルドな味のハンバーグステーキ”、“思わず声を上げるふわふわ蒸しブリ”。どれも食欲誘う秀逸なネーミング! しかも、こってりとさっぱり、手軽さとおしゃれさが絶妙なバランス。「子どもウケして大人も満足」なレシピは、夫、中学生の娘さんと小学生の息子さん、家族みんなが満足する料理を毎日作っている経験から生まれるそう。

レシピ本『毎日のあたらしい料理』(KADOKAWA)、レシピ&エッセイ『いい日だった、と眠れるように −私のための私のごはん−』(左右社)も好評。日々を綴ったやさしい文章にも、「わかる〜」と親近感を抱いてしまうのです。

今井真美さん

Instagram:mamiimai
Twitter:imaimamigohan
公式サイト:https://note.com/imaimami/

家族みんながおいしくて、私もラク!が一番

「おいしいごはんは人生の楽しみ。でも忙しいときは、献立作りも料理も“苦行”気分になっちゃったりしますよね」と今井さん。

「私はとにかくおいしく食べることが好きで、いかにラクしてそれを味わえるかを、日々考えています(笑)。まだ息子が小さいから習い事の送迎も多いし、料理家と言いつつ、実は晩ごはんの用意にかけられる時間はそんなになくて。夜のちょっとした自由時間を満喫するために、料理の合間にお風呂に入りたいという、自分都合のミッションもありますし」(今井真実さん)

そこで編み出され、実践されているアイデアの数々。

「品数が多そうでも、実は全部ゆでているだけだったり、簡単なのにダイナミックに見えるオーブン料理で『ごちそう食べてる?』と家族に錯覚させたり(笑)。ごはんは、家族みんなが楽しく満足できるのがいちばん。“楽しい”の中にはもちろん、作る人が中心にいなくっちゃ、と思っています」(今井真実さん)

ごはん作りがちょっと楽しく、ラクになる

今井さん語録

手間をかける=おいしい、というわけじゃない

「お肉はゆでただけでも十分おいしいし、のっけるだけのお手軽ちらし寿司だって、家族は大好き。簡単でおいしいのって、最高です」(今井真実さん)

無理はしない。無理をすると、見返りを求めたくなるから

「食べたいって言うから無理してハンバーグを作ったのに、今ひとつな反応にムカッ!……リクエストは、余裕のあるときだけ聞けばOK」(今井真実さん)

刺し身売り場は友達。必ずチェックします

「調理いらずで、ごちそうっぽいお刺し身。人数分を買うと高いので、サラダやちらし寿司にアレンジ。これで少量でも満足できます」(今井真実さん)

ちょっとイベントっぽい、参加型のごはんもよくやります

「具材を選んで葉野菜に包んだり、手づかみで骨付き肉を食べたり。そんなちょっとしたイベント感が、食卓を楽しい空気にします」(今井真実さん)

誰かに小さく“おまかせ”して、自分にサプライズ

「お店でおすすめチーズを聞いたり、宅配で『おまかせ野菜セット』を頼んだり。“予想外”の存在があると、ごはん作りが新鮮で楽しく」(今井真実さん)

献立に迷ったら、レストランのオーナーになった気分で

「大衆居酒屋の大将、ワインバーの女主人など、“誰かになりきって考える”と、いつもと違う視点になって、献立がするするっと決まったりします」(今井真実さん)

おにぎりパーティ、パンパーティはラクで楽しい

「食卓にごはんをドンと置き、小皿に並んだ冷蔵庫の余りものを具に、自分でおにぎりを作る。わが家で人気のパーティです(笑)」(今井真実さん)

炒めものは忙しい日ではなく、心に余裕のある日に

「炒めものはさっと作れるけれど、おいしく仕上げるには集中力が必要。疲れている日は、火加減アバウトでOKな煮物、ゆでものがおすすめです」(今井真実さん)



仕事、送迎、家事に団欒、また仕事

今井さんの1日と1週間

子どもを起こし、学校へ送り出したら仕事開始。ちょっと休もうと思ったら、あっという間に夕方で、習い事の送迎と晩ごはんの準備の時間! 合間を縫って、ボランティアをしたり趣味を楽しんだり。めいっぱい動き回るその感じ、私と同じ!という人も多いはず。バタバタしつつ、充実感いっぱいな今井さんの毎日です。

1日


7:00

起床。子どもたちの朝ごはんは夫担当。軽く家事をする

8:00

朝ドラを観る。自分と夫の朝食を作り、のんびり食べる

8:30

朝の身支度を済ませる

9:00

仕事開始(撮影準備、レシピ作成など)

10:00

撮影がない日はスーパーに買い出し。仕事が立て込んでいない日はジムへ

16:00

子どもの学童お迎え、習い事の送迎

18:00

子どもと帰宅。夕食作りに取りかかる。夕食を作っている間に、入浴を済ませることも多い

19:00

夕食開始。余裕があれば軽くお酒も

20:00

夕食終わり。子どもと絵本を読んだりおしゃべりをしたり

21:00

子どもたち就寝。レシピ作成、メール、SNSの返信などの仕事をする

23:00

フリータイム。海外ドラマを観るなど

24:00

就寝


1週間


月曜日

「よーし、子どもたちが学校に行ったぞ~」
息子さんサッカーの日

火曜日

「アレ、まだ火曜日だっけ?」
息子さん学習塾の日

水曜日

「だんだん疲れがたまってきました」
娘さん書道教室、息子さんサッカーの日

木曜日

「1週間で一番バタバタの日!」

今井さんハーブ園ボランティア(午前)、息子さんと親子体操、娘さん英語(19:30に出発)の日

金曜日

「母に自由時間を。子どもたちよ、早く寝て!」
娘さん学習塾、息子さんスイミングの日

土曜日

「やっとたどり着いた週末」
家族でお出かけすることが多い

日曜日

「わ、もうお休み終わり!?」
家族で出かけるか、家でのんびり。夜は仕事をすることも


Check!

あわせて読みたい今井真実さんのレシピはこちら!

Staff Credit

撮影/田上浩一 スタイリスト/石黒 綾 取材・原文/福山雅美
こちらは2022年LEE11月号(10/6発売)「今井真実さんの無理せず満たされる献立1週間」に掲載の記事です。

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