コーヒーにまつわるmy道具7選、サブスクで愉しむコーヒーライフ~五感を研ぎ澄まし心地よく暮らすvol.14~【LEE DAYS club clara】
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LEE DAYS リーデイズ
2022.09.21
中秋の名月が過ぎ、空気が一気に秋めいてきましたね。最近は温かい飲みものが恋しくなり、朝晩と自宅で楽しむ機会も増えてきました。
雑誌のコーヒーの特集があるとつい手に取ってしまうcoffee loverなわたし。雑誌で最近目にするようになった「スペシャルティコーヒー」は、「農園からコーヒーカップまで(From Seed To Cup)」の徹底した品質管理により、高品質なコーヒー豆を継続的に生産することを目的としているそうです。そのための付加価値をつけることで、生産国の自然環境や農園の雇用環境の向上を図る取組なのだとか。
私の住む街の焙煎専門店や近くのスーパーでも、最近は農園を特定したコーヒー豆を見かけるようになりました。奥深いコーヒーの世界の新しい扉を開いてみたくなり、この度気になっていたサブスクデビューをしました。
サブスクで愉しむコーヒー
SNSで知ったPost Coffeeさんはその名の通り、コーヒーをポスティングしてくれるサービス。スペシャルティコーヒーに拘り、厳しい基準をクリアした日本国外のコーヒーショップの安心で美味しいコーヒー豆を、適正な価格で取引するというコンセプトに共感!

オンライン上の無料診断で、30万通りの組み合わせから好みにあうコーヒー豆をセレクトしてるpost coffee。パッケージもおしゃれです。
これからの季節はコーヒーを飲む機会も増えるので、月に2回届く定期便をお願いすることに(45gの豆が3種類×月2回)。気に入った豆は追加購入も可能です。また、飲んだ感想をフィードバックに残すことでコーヒーのチャートも変化していくのだとか。
コーヒー診断の結果
なんとなく自分は深煎りが好みだとずっと思ってきたのですが、診断結果により、焙煎度は中煎りのユニークな風味が私好みと判明。また普段避けがちな酸味はやはり得意でないと診断されました。
今回届いたラインナップはこちら
・エチオピアの農園、アーモンドとハーブ、ドライフルーツのフレーバー
・マラウイの農園、ドライアプリコットとスパイスのフレーバー
・ブラジルミナス南部の農園、ミルクチョコレートとプラリネの甘いフレーバー
どれも気になるフレーバーばかり! 豆の精製方法や、農園の標高、農園名に焙煎日まで記載されていてびっくり。

それぞれ特徴のあるフレーバー揃い。袋からよい香りが漂いワクワク♡ テンションが上がります。
毎日飲むには贅沢すぎるので、当面は週末のお楽しみに。特別な豆を挽き、手間ひまかけて丁寧に淹れ愉しむコーヒータイムは何とも幸せなひと時です。
お気に入りのコーヒー道具あれこれ
せっかくの特別なコーヒー豆は、やはり拘って美味しくいただきたい。私なりのコーヒーに纏わるこだわりとお気に入りのツールについてご紹介したいと思います。
その①沸かす:
釜定の鉄瓶とeleven 2ndのピーナッツ型鍋つかみ
盛岡の南部鉄器の老舗、釜定さんの鉄瓶。盛岡を旅行した時に、お店にずらりと並ぶ様々なデザインの中からすっと引き寄せられたのが店主の宮伸穂さんデザインのこちらでした。
注文をしてから1年以上たったある年の12月、不意に出来上がりのお電話をいただいた時は一足早いクリスマスプレゼント!と本当に嬉しかったことを今でも覚えています。鉄瓶で沸かすお湯は、まろやかで、白湯として毎朝飲んでも飽きることがありません。

コーヒーに使う時は、沸騰してから少し時間を置いたものを利用しています。
n100の元デザイナーさんが立ち上げたニットブランドeleven 2ndのこちら、本来の用途はアクリルたわしですが、わたしは鍋つかみにしています。CASICAさんにお邪魔したときに見つけました。

ピーナッツみたいな形とベーシックで落ち着いた色味が好みです。こちらは黒。サイズ違いで幾つか購入しました。
その②注ぐ:
タカヒロの細口ケトル「雫」
燕市で作られているステンレス製のコーヒー専用ドリップポット「雫」をハンドドリップの際、愛用しています。極細7㎜の注ぎ口から、1滴ずつ「雫」のように注ぐことができるのがポイント。コーヒーの淹れ方は我流ですが、最初の1滴がサーバーに落ちるまでの蒸らしに時間をかけ、丁寧に少しずつ注ぎ淹れるよう心がけています。

とにかく注ぎやすく湯量の調整も簡単なところが気に入ってます。mina perhonenのタンバリン柄ポットマットは友人の手作り。使う度テンションが上がる〜♡
その③保存する、挽く:
peter ivy のコーヒージャーと田中俊介さんの真鍮コーヒーメジャー・Kaitaのナイスカットミル
peterさんの繊細な吹きガラスの作品はそこにあるだけでうっとり、な佇まい。美しい暮らしの道具を日々の生活の中でこれからも大切に使い続けていきたいです。

ナイスカットミルは粗挽きから細挽きまで調整も簡単。様々なカラーリングがあり、わが家はシルバーを使っています。

真鍮のメジャーは友人からのいただきもの。時間の変化と共にいい味が出てきました。
その④ハンドプレスで淹れる:
エアロプレスのコーヒーメーカー
SNSでフォローしている方が使われているのを見て興味を持ったこちら。たまたま実演販売をしていたのを試飲させていただいたところ、エスプレッソ(正確にはエスプレッソ風)の美味しさに衝撃を受け、すぐに購入しました。

同じ豆を使っても全然風味が違う事に(特に香りと甘み!)毎回驚きです。こちらはアウトドアでも便利そう。
空気の圧力でプレスする淹れ方は簡単で高度な摘出技術は不要。短時間で香り豊かな風味のよいエスプレッソ(風)が手軽に淹れられるので、忙しい朝にも重宝してます。

クラウドファンディングのサイトで購入しました。
摘出したエスプレッソ風はお湯割りでアメリカーナか、ミルクを泡立ててカフェラテにして楽しんでいますが、まるでコーヒー専門店の味!と家族にもとても好評です。
その⑤ハンドドリップで淹れる:
NY KIKKERLAND のワイヤー製コーヒードリッパー
長年愛用していたハンドドリップ用のKEMEXのガラスサーバーを今年に入ってから不注意で割ってしまいました。何か他のものをと調べている時にふと目に留まったのがこちら。機能面ではフィルターの設置面積が少ないので安定した摘出ができるのだとか。

使わない時にはコンパクトに折りたたみ収納できるのが何より便利(物撮りしているとフレームインしがちな愛猫)!
今月予定しているトレッキングにも持っていく予定です。
その⑥サーヴする:
岡澤悦子さんの半磁器のピッチャー
サーバーとして使っているのは、岡澤悦子さんのピッチャー、ギャラリーフェブの展示会で昔購入したものです。たしか随分昔のLEEの別冊(伊藤まさこさんセレクトの器の特集だったかな)でも紹介されていたと思います(記憶が曖昧……)。

すっきりとしたフォルムと液だれしない注ぎ口、電子レンジOKという機能美も優秀です。
その⑦量る・計る:
HIGHTIDEのSANDGLASSとタニタのキッチンスケール
ハンドドリップで美味しくコーヒーを淹れるために欠かせない「時間」と「湯量」の管理。気持ちに余裕のある時は3分間の砂時計を使う事も。ドリップしながらゆっくりと砂が落ちていく様を眺めていると、不思議と心も落ち着きます。

タニタのキッチンスケールは0.1g単位で測れるのでパン作りやお菓子作りにも欠かせない大切な相棒。シンプルでお手入れ簡単な点も秀逸です。そろそろコーヒー専門のタイマー付きスケールが欲しいなぁ。
コーヒーを愉しむ時間:
NYチーズケーキとカフェラテ
涼しくなってきてお菓子作りも細々と復活中です。先日焼いたNYチーズケーキ+ブルーベリーソースにカフェラテのある日のおやつ。近所の産直ではブルーベリーが最盛期を迎えています。お気に入りの生産者さんがいるのですが(お名前しか存じ上げませんがきっとステキなマダム)、彼女が作るブルーベリーが本当に美味しく、毎年この時期のお楽しみです。

ArabiaのアンティークプレートDaliaシリーズには、同じブルーのラインが美しいイイホシユミコさんのハンドワークのカップと併せて使うことが多いです。カトラリーはクリストフルのアンティーク。
読書とブラックコーヒー
秋らしさを感じるようになり、読書もはかどるように。この秋の公開を楽しみにしてきた東野圭吾さん原作の『沈黙のパレード』。ガリレオシリーズは東野さんの著書の中でも特に好きです(ついでと言ってはなんですが昔BROS.の一員でした)。いくつになっても変わらずステキな福山雅治さんに近々会いに行く予定です。そんなつながりで久しぶりに読んだ『白鳥とこうもり』と『透明な螺旋』。安定の面白さで休日に一気読みでした。

読書の定位置、BKFのバタフライチェアは、からだをすっぽりと包み込んでくれる安心感があり、じっくり読書する時にぴったり。サイドテーブル代わりの井藤さんのシェーカーはA&Sの受注会でオーダーしたものです。LEE DAYSで販売されてた石井香苗さんの別注品も素敵でしたよね!
読書のお供に、前回のブログでご紹介した「unjunk foods production」のグルテンフリーのチョコレートクッキーを。こちらはカカオニブのアクセントが楽しいクッキーでした。
お取り寄せの焼菓子4選 unjunk foods production・うづらや・tohe・SYM~五感を研ぎ澄まし心地よく暮らすvol.13~【LEE DAYS club clara】
コーヒーのサブスクリクションは毎回届く豆が本当に美味しくて! たまの変化球により新たな自分好みに出会える発見もあり、毎月の特別なお楽しみとしてこれからも楽しみながら続けられそうです。
またこうしたお買い物を通して、生産農家さんやコーヒーを取り巻く世界のささやかなサポートに繋がれば嬉しく思います。
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