携帯の中の自分の写真を見返すと、ほぼ全ての髪型がボブヘア。気がつけばもう6年近く同じような長さでした。
コンパクトでおしゃれ。ツヤが出る、お手入れがラクなど、何かとメリットの多いこのスタイル。でも伸びたら切る、を繰り返し、いつも見た目はほぼ一緒に。
たとえ大好きなスタイルでも、たまには気分に合わせて、ちょっとイメージを変えてみたくなりますよね。
そこで今回は、いつものボブをチェンジする、自己流の簡単アレンジ法をご紹介します!
カットは常にミニボブをオーダー
サロンでの、カット時のオーダーは、顎まで、もしくは顎より上のラインの”ミニボブ”に仕上げてもらうのが私の定番です。
やや前下がりにカットしたミニボブスタイル。私は後頭部の毛量が多いので、ツーブロック風に内側を軽くし、ボブのもちをよくしてもらっています。
そんな短めのミニボブ。最近は、ヘアアイロンとヘアオイルを使い、サイドだけをアレンジする「外ハネ風」と「ふんわりパーマ風」のアレンジがお気に入りです。
アレンジ①
サイドだけハネさせる、ミニボブの「外ハネ風アレンジ」
ここ数年本当によく見かけるウェットな外ハネヘア。それも、かつて流行った”クルン”とした外巻きではなく、ストレートの延長で自然にハネた緩やかなもの。上手にしている人がいると、おしゃれだな〜とついつい目で追っています。
しかし不器用な私は、サイドはうまくできても、後頭部が苦手。一生懸命やっても、なんだかボサボサに…。
そこで、敢えてサイドだけを外ハネにしてみたところ…これがミニボブには、ちょうどいい感じに。
早速HOW TOをご紹介します!
Step_1
ヘアアイロンでサイドを“ゆるやかな外ハネ“に
両サイドを、外ハネにします。
私が使うのは丸いヘアアイロン。主に表面を矢印のように撫でるような感じで、ゆるい外ハネにします。
Step_2
後ろは内巻きにする
後ろはあえて外ハネにせず、いつもの内巻きにします。
Step_3
ヘアオイルをたっぷり。毛先→頭頂部の順に馴染ませる
ヘアオイルをたっぷり(6〜8プッシュ)両手に広げ、毛先からツヤと毛束感を出しながらつけていきます。
サイドはゆるい外ハネ風、後ろは内巻きに。ヘアオイルで、外ハネ部分と内巻き部分の質感を同じウェットにし、全体を馴染ませます。
Step_4
大人のうねり毛を生かす。動きを出して自然な外ハネ風に
私は後頭部、結構うねります。でも後ろはあまりきれいに整えなくても大丈夫。うねりもそのまま、オイルのついた手ぐしで、外ハネ部分と馴染ませます。むしろ、ちょっと動きがある方が、自然に外ハネと馴染む気がします。
Step_5
顔まわりにもヘアオイルをプラス
顔まわりの毛にもオイルをつけてツヤ感と毛束感を足します。よりウェッティに見える感じが好みです。
「外ハネ風アレンジ」の完成
これで完成!
顔まわりを、ちょっとキリッと、元気に見せたい時によくやるアレンジです。
アレンジ②
サイドだけ巻いてふんわり印象にする「ふんわりパーマ風アレンジ」
お次はヘアアイロンで縦に巻く、パーマ風のアレンジ。
アイロンで縦に巻くのって、サイドはできてても、やっぱり後頭部が難しくないですか…?
そこで、外ハネアレンジと同じように、サイドだけを縦に巻き、最後はヘアオイルで仕上げる簡単アレンジをご紹介します。
Step_1
サイドだけヘアアイロンで縦に巻く
サイドを前から縦に巻いていきます。巻く方向は、右巻き、左巻きと交互に。私の場合4回くらいになります。
Step_2
後ろは内巻きに
後ろは普通の内巻きに。(巻髪のサイド部分と合わせるので”クルン”とする感じで内巻きにします)
こんな感じです。ここでも多少うねっていても気にしない。ストレートより、ちょっとうねっているくらいが、縦巻き部分と自然に馴染むと思います。
Step_3
ヘアオイルを毛先→頭頂部の順に馴染ませる
両手にヘアオイルをたっぷり(6〜8プッシュ)つけて全体に馴染ませていきます。
外ハネアレンジの時と同じく、オイルでツヤと毛束感を出しながら全体の質感を均等にし、馴染ませます。
パーマ風のアレンジの完成
サイドだけ巻いた「ふんわりパーマ風のアレンジ」の出来上がりです。
顔まわりにツヤツヤウェーブがあるだけで、ちょっと気分も上向きに。もっと短めのボブでもサイドが長ければ応用できるので、試してみてくださいね。
お疲れ感防止。伸びてきた時のハーフアップはどうやる?
そして最後に、ミニボブが伸びてきたときのハーフアップ方法をご紹介します。
「伸びたなー」と感じやすいのもミニボブの特徴。そして、ムシムシする日は特に、顔まわりにかかる髪の毛が鬱陶しくなります。
そんなとき、頼りになるのがハーフアップですが…ここ最近、前髪がないことに加え年齢のせいか、アップすると顔が丸出しの「引っ詰め感」、「お疲れ感」が出てしまい、なんとなく避けていました…。
そこで40代になった今、「大人が自然に垢抜けて見えるハーフアップとは?」を改めて考えてみることに。
ポイントはやっぱりヘアオイル、そして後毛にありました!
Step_1
ヘアオイルでスタイリングの前準備をする
スタイリングのベースとして、ヘアオイルをたっぷり(6〜8プッシュ)両手につけて全体に馴染ませ艶を出します。
Step_2
耳と水平の位置でハーフアップをする
お団子の位置を耳と水平の位置で作ります。この位置だとテクニックがなくてもきれいに結べます。
後ろから見るとこのくらいの位置です。アップする毛が少ないと残された毛のくせや、量が目立ってボサボサ感が。ちょうど半分くらい、まさにハーフアップするのが、うまくいく気がします。
Step_3
残された髪の毛に追加でヘアオイルをつける
アップしなかった髪の毛に追加でヘアオイルをつけます。残す毛にも再度しっかりウェット感を出すと、「手をかけてます」風な感じになります。
Step_4
おくれ毛を出して横顔をカモフラージュ
顔の露出を少なくするため、後毛で横顔を隠し、へアオイルを馴染ませます。
ちなみに後毛なしの状態(左)とありの状態(右)。やっぱりあった方がおしゃれ。なしだと、ひっつめ感が出て、横顔もきつくなってしまいます。
Step_5
頭頂部の崩れをジェルで抑え、お疲れ感を防止
最後に、疲れて見える要因のひとつ、生え際の短い毛を、ジェルで固めます。ジェルだと、ツヤを損なわず、ピシッと決まります。ちなみに私は、夫のメンズ用のヘアジェルを拝借。
これならひっつめ感・お疲れ感が出ず、爽やかな雰囲気に!
40代、ボブのスタイリングの決めてはヘアオイル!おすすめのヘアオイル・使用量・つけ方は?
ここまで、オイル、オイルを、とヘアオイルが何度も登場してきました。
そう、ヘアオイルは、今の私にとって、とっても重要な存在です!
ちなみに現在愛用しているのはコスメキッチンの「【O by F】リッチオイル 」。
他に、やや重めの仕上がりのものも使用していましたが、【O by F】のツヤと軽めの仕上がりがとても気に入り愛用中。蓋付きの細めのボトルで、持ち運びがしやすいのも嬉しいです。
たっぷり、と言っても使用量は毛の質や量によっても違うと思います。でもこのオイルは多めにつけてもベッタリなりません。是非、ちょっと多いかな?くらいを、試してみてくださいね。
ヘアオイル、つけ方にもひと工夫を
気を付けたいのは”つけ方”。たっぷりめのオイルは、40代のボリュームダウンした髪にいきなり上からつけると、頭皮付近がペッタンコになってしまいます…。
つける時には毛先から順番に馴染ませていくと上手くいきますよ。
ボブってやっぱり便利
「大人可愛い」を意識していた30代前半はほぼロング。半年に1回ストレートパーマをかけて、毛先をデジタルパーマで巻く、今とは別人のスタイルでした。
産後、一気に髪の毛がボリュームダウン。その扱いに悩んで長年慣れ親しんだロングヘアをカット。初めは勇気が入りましたが、過去の写真を見返すと、やっぱり切ってよかったな〜と思います。
何度か「伸ばそうかな?」と迷うこともありますが、「夏は、暑いからボブ!」そして「冬は、重めの洋服とバランスがとりやすいからやっぱりボブ!」と、結局一年中ボブです(笑)。
冬になったらベレーやニット帽を被るのも簡単。服に合わせてアレンジしたり、今のところ、まだしばらくはこのミニボブスタイルを楽しむつもりです!
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高木綾子 Ayako Takagi
ライター/LEEキャラクター
1981年生まれ。百貨店バイヤー、ヴィンテージショップなどファッション業界を10年経験。その後、LEEキャラクターになったことをきっかけに同世代の女性に役立つ情報を伝える仕事に興味を持ち、ライターの道へ。夫の仕事の関係で2020年より東京から香川へ移住し、ファッションや子育てのほか、四国地方についても執筆。2児の女の子ママ。