子どもがサラダを食べた!
まだまだ暑さが続きますね。子どもたちの夏休み、3食作るのもひと苦労。「さっぱりしたもの!」とそうめんの登場回数が多い我が家です。
野菜不足が気になるので、食卓にサラダを並べたくなりますが、子どもがなかなか食べてくれない……。
そんなとき、「子どもに大人気のドレッシングのレシピがあるよ!」と教えていただき、試したところ大好評!しかも、腸活までできてしまうとのことで、みなさんにもぜひシェアしたいと思います。
菌カウンセラーが考案した腸活発酵ドレッシング
教えてくれたのは、料理家で菌検査解説員(菌カウンセラー)の清水みのりさん。パンや発酵食の教室をしていて、腸内細菌検査の解説をするほどの〝菌マニア〟の先生です。
さっそくレシピをご紹介しましょう!
【材料】2 ~3人分
・甘酒 大さじ1
・シェリービネガー 小さじ1(ない場合はリンゴ酢でも)
・粒マスタード 小さじ1/2
・塩 1g
・黒胡椒 少々
・なたね油 大さじ1
【つくり方】
①なたね油以外の材料を、ボウルなどに入れて、ホイッパーなどを使って撹拌する。(清潔な瓶に入れて振ってもOK)
②なたね油を最後に入れて、もう一度よく混ぜたらできあがり!
甘酒が入っているので、乳化しやすく、かんたんにドレッシングが作れます。冷蔵庫で約1週間保存が可能。このドレッシング、ほんのり甘くて、おとなも子どもも大好きな味です。何度もリピートしても飽きないのが不思議。
甘酒自体も、自家製がおすすめですが、ハードルが高いなと思う人は、市販品でももちろんOKです。私は、甘酒はマルクラ食品の玄米こうじ甘酒を使っていますよ。
野菜と一緒に麹を摂れば、健康&美人になれる!?
みのりさん曰く、この甘酒のドレッシングとたっぷりの野菜を一緒に摂ることで、腸内の善玉菌を増やすことが期待できるんですって!腸内菌のなかで、〝美人菌〟と呼ばれるスリムになれる菌や美肌のための菌たちは、麹の成分が大好きなんだとか。
実は、筆者は清水みのりさんの教室に5年通っていて、以前にLEEwebでも取材したことがあります。6月に発売された、清水みのりさんのはじめての書籍『調味料を変えるだけ!身体が喜ぶ発酵調味料メソッド』の編集を担当させていただきました。
「発酵ってどんな風に身体にいいの?」「痩せている人は何が違うの?」という疑問から、実用的なかんたん発酵調味料レシピまで、本物の調味料を活用した健康法が学べる本です。
本物の調味料&発酵調味料はなぜ、身体にいいの?
発酵調味料というと、みなさん何を思い浮かべますか? 味噌、醤油、みりんなど、日本の伝統的な調味料はすべて発酵のちからで作られていますね。
発酵調味料をつくるときに使われる塩も、自然のちからでつくられる、天日塩が注目されています。
さらに、自家製で作れる発酵調味料というと、塩麴、醤油麹、玉ねぎ麹なんかもあります。甘酒をお砂糖の代わりに使っている人もいるのではないでしょうか。
発酵調味料を使うと、食材の保存期間を延ばすことができたり、麹のパワーで肉や魚がやわらかくなったりします。栄養価も高まって、味に深みが増すので、焼く、蒸す、煮るといったシンプルな調理でもとってもおいしく仕上がります。
「義父が大病をしたときに、いままで使っていた調味料から、本物の調味料に変えてみたんです。そうしたら、予想以上に体調に良い変化が現れました。そこから、夫や息子も知らぬ間に不調知らずになっていて。家族の変化に気づいた生徒さんたちから、発酵調味料のレッスンのリクエストをいただくようになったのです」とみのりさん。
みのりさんが考える「本物の発酵調味料」の定義は……
①添加物が含まれていない
②加熱などを行わず、自然のままに長時間かけて発酵・熟成されたもの
③とにかくおいしく、発酵により旨味と栄養素がどんどん増していくもの
という3つのポイントがあるそうです。原材料のラベルを見ただけではわからないものは、メーカーのWEBサイトを見たり、電話で問い合わせたりして、調味料のつくり方やこだわりを調べたのだとか。
本物の発酵調味料は、添加物も不使用で、私たちの身体になじみやすく、腸内細菌の種類と数を増やすことが期待できるのです。多種多様な菌が、腸内にあると、一般的に病気になりにくいといわれています。
「とくに、味噌なんかは、未病予防や体調を整えるというはたらきがあることを、科学的に証明した論文も数多く存在します。調味料は、私たちが日々、無意識のうちに少しずつ口にするものですからこそ、ぜひ本物を」とみのりさん。
9月23日(金・祝)に、湘南T―SITE内のレストラン LIFE Seaにて、「本を味わう」というイベントで、本に掲載されているレシピから、お食事を楽しみながらのトークショーがあります。ぜひチェックしてみてくださいね!
湘南T-SITE LIFE Sea「本を味わう」
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上紙夏花 Natsuka Uegami
ライター/ビューティープランナー
1977年、大阪府生まれ。吉本新喜劇の女優を経て、ライターに。現在は化粧品の商品開発やPRを手掛けるほか、ベビーマッサージ講師としても活動している。夫・息子9歳、3歳