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チーズとチョコレートのやさしい風味☆ 12月のレシピ『リコッタとホワイトチョコレートのチーズケーキ』

  • 八田真樹

2021.12.07

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『リコッタとホワイトチョコレートのチーズケーキ』

 

12月。

今年もあとひと月となりました。
一日一日がとても早くて、これから年末に向けて、あっという間に過ぎそうですね。
何かと忙しく、それが楽しくもあるひと月となりそうです。

今回のレシピは『リコッタとホワイトチョコレートのチーズケーキ』です。

もとになっているのはマスカルポーネとホワイトチョコレートを合わせて焼いていたチーズケーキ。
同じフレッシュタイプのリコッタチーズで焼いてみたら、濃厚なマスカルポーネに比べてとても軽やかに焼きあがりました。
リコッタチーズとホワイトチョコレートのまろやかな風味。
やさしく、ほろっと溶けていくリコッタチーズの余韻が残ります。

繊細な焼き上がりのチーズケーキですが、手順は混ぜるだけととても簡単。
湯銭の熱でじっくりと焼いたら、一晩しっかりと冷やして、味を落ち着かせます。

一番のポイントは焼き加減。なめらかな生地に焼き上げるには、火の入れすぎに注意しましょう。
竹串をさしてみて液状の生地が付いてこなければOK。
焼き具合をみながら、時間を調節してくださいね。

酸味を抑えたまろやかなチーズケーキなので、季節の果物と合わせるのもおすすめ。
この時期なら、いちごの甘酸っぱさがぴったりです。
ぜひ一緒に、どうぞ。

気忙しい一日ですが、おやつの時間はおいしいお茶を淹れて、ちょっと一息ついてくださいね。

 

 

リコッタとホワイトチョコレートのチーズケーキ

【材料】

8×18㎝ バウンド型1台

・ リコッタチーズ…… 400g
・ ホワイトチョコレート……140g
・ 砂糖…… 30g
・ 卵…… 2個
・ 薄力粉…… 20g
・ バニラビーンズ…… 1/2本

・ いちご…… 適量

【作り方】

*バニラビーンズはさやを縦に切り、刃先を入れて中から種をしごき出す。
*卵はよくときほぐしておく。
*型にオーブンシートをしく。
*オーブ160℃に温める。お湯を用意する。

  1. ホワイトチョコレートは細かく刻み、湯煎で溶かす。
  2. ボウルにリコッタチーズを入れ、砂糖、バニラビーンズの種を加えてよく混ぜる。
  3. ②に①を加えてよく混ぜる。
  4. ③にとき卵を少しずつ加え、そのつどよく混ぜる。
  5. 薄力粉を振るい入れ混ぜる。
  6. 型に⑤を流し入れる。 天板にのせ、お湯をはる。160℃に温めたオーブンに入れ、50~60分ほど湯煎焼きにする。
  7. 冷蔵庫に入れ一晩ねかせる。

製作・撮影/八田 真樹

お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。

 

八田真樹 Maki Hatta

お菓子研究家

短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。

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