FOOD

旬の果物をたっぷりと焼きこんで☆ 11月のレシピ『りんごと柿のカップケーキ』

  • 八田真樹

2021.11.16

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『りんごと柿のカップケーキ』

 

11月半ば

紅葉シーズンがやってきました。
近くにある神社の参道も色づき始め、季節限定のアートのようです。

今回のレシピは『りんごと柿のカップケーキ』。
真っ赤なりんごと橙色の柿と。
並べると紅葉した並木のようでたのしげです。

植物油がベースの生地はふんわりと軽く、柿のやさしい甘さとりんごの甘酸っぱさがさわやか。
りんごも柿もそのまま焼き込むので、焼いている間に出てくる果汁が生地に混ざり合います。
表面近くはふんわり、果汁を吸った部分は じゅわっとしてジューシーに。
ひとくち、ふたくちと、食感や風味が少しずつ違う楽しいケーキです。

思い立ったら 気軽にすぐ作れるのも カップケーキの嬉しいところ。
材料を順に混ぜていくだけの簡単レシピなので、ふだんのおやつにも 気負わずに作ってみてくださいね。

ふんわりとシナモンが香る秋の焼き菓子。
素朴な焼き上がりのケーキに生クリームをのせて。

旬のくだものをたっぷりと焼きこんだケーキで、秋のおやつ時間をお楽しみください☆

りんごと柿のカップケーキ

【材料】

5cmマフィン型 6個分

・ 卵…… 2個
・ きび砂糖……50g
・ 塩…… ひとつまみ
・ 植物油…… 60g
・ 牛乳…… 大さじ2
・ ラム酒…… 大さじ1
—————————————————–
a
・ 薄力粉…… 70g
・ アーモンド粉…… 30g
・ ベーキングパウダー…… 小さじ2
・ シナモン…… 小さじ1
——————————————————
・ りんご、柿…… 合わせて150g

・ 生クリーム…… 100ml
・ 砂糖…… 10g

【作り方】

* オーブンを180℃に温める。
* aをよく混ぜ合わせる。

  1. りんごと柿は5mm厚さのいちょう切りにする。
  2. ボウルに卵を割りほぐし、きび砂糖、塩を加えてよくすり混ぜる。
  3. 植物油を細く少しずつ注ぎ、よく混ぜる。牛乳、ラム酒を加え混ぜる。
  4. aを振るい入れ、さっくりと混ぜ合わせる。
  5. ①を加えて混ぜ合わせる。
  6. ⑤をマフィン型に流し入れ、180℃のオーブンで20~25分ほど焼く。
  7. 生クリームに砂糖を加え、氷水にあてながら角が立つまで泡立てる。
  8. カップケーキの上に生クリームを絞り、シナモンを振る。

 


製作・撮影/八田 真樹

お菓子研究家。短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)などが。

八田真樹 Maki Hatta

お菓子研究家

短大卒業後、会社勤めを経て幼い頃から好きだったお菓子の道へ転身。フランスに留学、ル・コルドン・ブルー パリ校卒業。ルノートル、ベルーエ・コンセイユなどでも学ぶ。著書に『フラン』『ケーク・サレ』(共に文化出版局)、『野菜・豆・果物のヘルシーお菓子』(扶桑社)、『板チョコスイーツ』(主婦と生活社)など。

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