先日、和菓子をいただく機会がありました。ピンク色の花の形で、おしべの部分も細かい細工があって。和菓子ってアートピースだな、と思っていたところ、和菓子作りができる、しかもリモートで!との情報を聞きつけ、体験してきました。
実際に作ってみると、和菓子の奥深さがよくわかる!
オンライン和菓子教室を開催しているのは「両口屋是清」。1634年に創業し、380余年もの歴史を持つ、ご存知名古屋を代表する和菓子屋さんです。1634年って長崎に出島ができ、前年に鎖国令が出された頃ですよ。老舗すぎる和菓子屋さんとオンライン和菓子教室が結びつかないまま、事前に届けられたこしあんなどの製菓材を用意し、パソコンの前で待機!
今回作るのは、季節に合わせた「サンタクロース」という「両口屋是清」オリジナルの和菓子。
Zoomにログインすると、15名ほどの参加者が続々!
事前の説明を受け、画面越しに講師や参加者と一緒に作り始めます。
そもそも「両口屋是清」の和菓子教室は名古屋にある東山店で行っていたものの、コロナ禍で自粛せざるを得ない状況に。そこで2021年の夏よりオンラインで開講した経緯があります。そのため、講師は現役和菓子職人であり、教えることにも慣れた方が担当してくださいます。
オンラインならではのメリットとして、講師の手元に寄って作業が進められこと。細かな動きがよくわかるので、理解が早いです。
今回作る「サンタクロース」は単純な形だし、そんなに大変じゃないだろうと若干なめてました。が! 講師はスムーズにあんを生地に包んでいるので真似してみるも、いや、なんか難しい!
生地を広げながら丸いこしあんを包んでいくのですが、指先を使うと生地表面のなめらかさが損なわれるし、手のひらだけではうまく広げられない……。
最難関は、帽子の縁についている綿を模した白あん。茶こしやふるいを使って、押し出します。ここまではできる。
押し出した白あんを、竹串であんこを包んだ生地につけていきます。竹串に力を入れると、細かく押し出した白あんが潰れていく……。そんな苦心の結果がこちらです。
お手本のようにきれいには作れませんでしたが、やっぱり和菓子って高い技術力があってのものなのだなぁ、と改めて感じました。
5歳以上のお子さんなら親子で参加もできますし、10歳くらいのお子さんなら1人でもチャレンジできそう。
専門的な調理器具がなくても、作れる内容なのでステイホームのひとときに参加してはいかがでしょうか。
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津島千佳 Tica Tsushima
ライター
1981年香川県生まれ。主にファッションやライフスタイル、インタビュー分野で活動中。夫婦揃って8月1日生まれ。‘15年生まれの息子は空気を読まず8月2日に誕生。