歩くのが楽しい街「パリ」で暮らす、鈴木ひろこさん・オリビエさん夫妻のおしゃれの心得【LEE DAYS】
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LEE DAYS リーデイズ
2022.01.19
歩くのが楽しい街、パリ。新しい店を探したり、パリジャンを眺めながらカフェのテラスで休憩したり。そうすることで知的好奇心がくすぐられる。開放的な空気を纏えば、自然に笑顔があふれて会話もはずむという、鈴木ひろこさん夫妻のおしゃれの心得とは?
(右)鈴木ひろこさん/Hiroko Suzuki
(左)オリビエさん/Olivier
すずき ひろこ●東京でスタイリストとして活躍後、渡仏。現在は女性誌を中心に取材、執筆やコーディネートを手がける。14年前に会社員のオリビエさんと結婚。今夏、結婚以来初めて引越しをした新居はパリ北部に位置するモンマルトルの丘の麓で、サクレクール寺院のドーム屋根が望める恵まれた立地。絵葉書のような景観が毎日目を楽しませてくれるそう。
Instagram:suzukichako
「パリの趣ある街並を歩くだけで、おしゃれ好奇心が刺激されます」
パリは地区ごとに異なる風情が漂う街。だから時々目的もなく歩いては、新しいお店を発見したり、知らない小道を散策したりと夫婦共通の趣味である「だらだら散歩」を楽しみます。
会話が弾んで笑顔になるのは外歩きの解放感のおかげ。いつもお互いに忙しいので、週末には「時間を共有して、少しだけ非日常へトリップする」、そんなひと時を大切にしています。
一緒に出かけるとき、着こなしに特別なルールはないけれど、強いて言うなら、その日の気分や天気に合う、お互いが機嫌よくいられる服を着ます。
ビジネスマンの夫は、結婚前までスーツと靴、腕時計といったきちんとした服以外のラフなファッションが苦手だったのですが、似合いそうな服を選び、コーディネートのアドバイスをするうちに「自分らしい装い」に目覚めたよう。
友人から「あなたのスタイリスト人生で最大の功績はオリビエのスタイリングね!」と言われたほどです(笑)。
パリは大人が魅力的な街。生き方もおしゃれも自分の軸を貫いて、なによりも個々の心地よさを大切にします。
そんな凛と生きるパリジャンを眺めながらの散歩で刺激を受け、私たちも知的なおしゃれがしたいと自然と思わせられます。
共通の趣味、「だらだら散歩」のとある週末のコーディネート。バーバリーのコートにT.ヤマイのブラウスとリーバイス、マルシェカゴで抜け感を。オリビエさんはマディソンブルーのパールボタンシャツ、アクネ ストゥディオズのジーンズにハンチング帽をかぶって。
モンマルトルの裏側、ラマルク通りは味わいあるブックショップや美味しい食材と自然派ワインのお店などが充実していて、散歩が楽しい道。つい立ち止まってはウィンドーをチェックしてしまいます。
▼「夫婦のこれから/暮らしとおしゃれ」記事はこちらもチェック!
撮影/篠あゆみ 原文/鈴木ひろこ
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