仕事や塾など、家族の夕食時間がバラバラなとき、帰宅に合わせてごはんを用意するのはなかなか大変ですよね。
そんな時も煮込み料理さえあれば安心!
時間があるときに作っておいて、食べる分だけ温め直せばOK。おまけに、味がしみてよりおいしくなっているから、ちょっと得した気分に。
今回、料理家・渡辺麻紀さんに教えて頂いたレシピは、ほぼすべて、鍋ひとつでできる煮込みばかり。肉を香ばしく焼きつけるのも鍋の中で。材料をどんどん炒めて煮込むだけなので、誰でも簡単にできて、洗い物も少なくラクチン!
本日は鶏肉を使ったレシピをご紹介します。
おもてなしにもなる華やか煮込み
鶏もも肉のイタリア風ビネガー煮
「ビネガーの酸味が肉をやわらかくして軽い味に。じゃがいもが鶏のうま味を吸っておいしい!」(渡辺さん)
材料・4人分
- 鶏もも肉……2枚(500g)
- 玉ねぎ……1個
- じゃがいも……2個
- ミニトマト……15個
- 粗塩、こしょう……各少々
- にんにくのみじん切り……大さじ1
- 赤ワインビネガー(または酢)……70㎖
- A
- 黒オリーブ(種抜き)……12粒
- ローズマリー……2本
- チキンスープ……300㎖
- 粗塩、こしょう……各少々
- オリーブオイル……小さじ4
- B
- 片栗粉、水……各小さじ2
作り方
- 鶏肉は余分な脂とすじを取り除き、半分に切って粗塩、こしょうを振る。
- 玉ねぎは1 ㎝幅のくし形に切り、じゃがいもは1 ㎝厚さの輪切りにし、ミニトマトはヘタを取って半分に切る。
- 鍋にオリーブオイル小さじ1 を中火で熱し、鶏肉の皮を下にして入れ、両面を焼く。肉をいったん取り出し、鍋の脂をふき取る。
- ③に残りのオリーブオイルを足し、にんにく、玉ねぎ、じゃがいもを入れ、玉ねぎがしんなりするまで中火で炒める。鶏肉を戻し入れ、赤ワインビネガーを加える。煮立ったらミニトマトとAを加え、Bを回し入れて全体を混ぜ、フタをして15分ほど煮る。
とろ~りPOINT
水溶き片栗粉でとろみをつける
水溶き片栗粉を全体に回し入れて、とろみをつける。具材が多くて混ぜにくいから、ダマにならないよう、温度が低いうちに加えて煮込む。
ごはんにも・・・
ごはんにオリーブオイル、皮ごとのレモンスライス(国産)を切ったもの、粗塩、こしょうを混ぜて
鶏肉はトマト味やチーズ、クリーム味と相性抜群!食べごたえのあるもも肉の味を生かした煮込みです。
次回は牛肉の煮込みレシピをご紹介します。
撮影/福尾美雪 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/海出正子 撮影協力/UTUWA
詳しくは2017年1/6発売のLEE2月号に掲載 [最新号] 試し読み・定期購読はこちら
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