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フライパンひとつで まるっとごちそうおかず

フライパンで和食「鶏ごぼうのさっぱり煮」レシピ/小林まさみさん

  • 小林まさみ

2021.06.26

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酢を使って油を感じさせない味に
鶏ごぼうのさっぱり煮

フライパンで「鶏ごぼうのさっぱり煮」レシピ/小林まさみさん

大ぶりなごぼうと鶏肉は、食べごたえ十分! 最後に水分を飛ばしながら、つやよく煮からめるのがポイントです。

*フライパンは直径24〜26㎝の表面加工されたものを使用しています。

材料・2人分

  • 鶏もも肉……1枚(250g)
  • ごぼう……大1本(200g)
  • サラダ油……大さじ1/2
  • A
    • 水……150㎖
    • 酢……大さじ1 1/2
    • 酒……大さじ1 1/2
    • しょうゆ……大さじ1 1/2
    • みりん……大さじ1 1/2
    • 砂糖……小さじ1
  • 白いりごま……大さじ1

作り方・直径24〜26㎝のフライパンを使用

  1. 鶏肉はすじと脂肪を除き、ひと口大に切る。
  2. ごぼうはたわしでこすり洗いし、縦半分に切って6〜7㎝長さに切る。さっと水にさらす。
  3. フライパンにサラダ油を強めの中火で熱し、鶏肉の皮側を下にして並べる。2分ほどこんがりと焼き、返してさっと焼く。
  4. 水気をきったごぼうを加え、油が回るまで炒める。
  5. Aを加え、煮立ったらアクを取り、フタをする( a )。弱火にして、ごぼうがやわらかくなるまで20分ほど煮る。
  6. フタを取って強火にし、汁気がなくなるまで2〜3分炒める。仕上げにごまを振る。

Point( a )ぴったり閉まるフタで火を通す

フライパンを使って炒め煮の仕上げを行う画像:フライパンで「鶏ごぼうのさっぱり煮」レシピ/小林まさみさん

煮込むときはぴったりフタをしてごぼうに火を通し、仕上げるときはフタを外して汁気を飛ばしながら返します。

フライパン和食はいいことずくめ

全体を返しやすい

ごぼうと鶏肉をフライパンで炒める写真:フライパンで「鶏ごぼうのさっぱり煮」レシピ/小林まさみさん

炒め煮は返しながら、水分を飛ばして味をからめます。表面積が広いフライパンなら、軽く振るだけで具材を返せるのが便利な点。振れない人は、木べらなどで返してもOK。

フタで水分の調節がしやすい

フライパンで炒めた鶏肉とごぼうを煮込む写真:フライパンで「鶏ごぼうのさっぱり煮」レシピ/小林まさみさん

フライパンはフタを上手に使うことで、水分量の調整が簡単にできます。早く水分を飛ばしたいときは、フタなしで。逆に煮汁の中で火を通したいときは、フタをして加熱を。


2016年5月号 【別冊】フライパンひとつで まるっとごちそうおかず    より
撮影/福尾美雪 スタイリスト/佐々木カナコ イラストレーション/飯山和哉 取材・文/海出正子

小林まさみ

料理研究家

雑誌・テレビで活躍するほか、料理教室を主宰。定番のツボを押さえたレシピが好評。料理を始めるのが遅かった経験から、料理が苦手な人に寄り添うレシピを提案している。

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