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津島千佳

運転が苦手な女性でも安心! 「マツダ CX-30」の先進機能をママ目線でチェック!【1泊2日の試乗レポ】

  • 津島千佳

2020.09.19

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前回は「マツダ CX-30」のインテリアを中心に紹介しましたが、運転のしやすさをはじめとした機能面も気になるところ。運転してみると、私のような運転に不慣れなドライバーにもやさしいポイントがたくさんありました。

目的地入力、ロック……アプリで遠隔操作できる

今回は「マツダ CX-30」の試乗会。東京から軽井沢を目指してのロングドライブです。私の目的地は軽井沢星野エリアにある、星野リゾートが運営する「ピッキオ」という施設。

今回の目的地である「ピッキオ」。年間約80種の野鳥が確認できる「野鳥の森」に隣接している施設です。こちらでの親子自然体験についてはまたレポートさせていただきますね。

カーナビに「ピッキオ」を登録していると、子どもが騒いでスムーズに入力ができない! ママあるあるですが、My Mazdaというアプリを使えば、事前に遠隔で住所を登録でき、スマートな発車が可能。

個人的にカーナビの入力より、スマホのフリック入力に慣れているので、さっと登録できるのも便利。

さらに降車時に子どもや荷物などを降ろしていたら、車のロックしたっけ?となっても、My Mazdaから遠隔で鍵が閉められます。これはありがたい!
買ったばかり車はどのスイッチを押せばいいのか、迷うことがあっても、分厚い取り扱い説明書から探すのも面倒くさい……。そんな時もMy Mazdaで検索すれば、目的のものが一発で見つかります。

使い方がわからないポイントを直感的に探せるのがうれしい。

今回は母子2組4人の1泊2日旅。子どもがいるとどうしても荷物が増えますが車体のコンパクトさに対し、トランクには大容量! 4人家族の2〜3泊分の荷物が入るところもうれしい。

スーツケースと一緒にタイヤの大きなベビーカーも入るので、ベビーやよちよち歩きの子どもとの旅行も楽しめそう。

重たいトランクのドアもスイッチでドアを閉じることが可能。片手に子どもを抱いていても簡単に操作できます。

シート位置が高い! 加速がなめらか! 運転しやすい!

この日は200kmほどあるロングドライブ。高速道路も走るので、緊張しながら「マツダ CX-30」の運転席へ。

あれ? いつも乗っている車よりもなんだか目線が高い。これは毎日運転しない、週末ドライバーの心理に配慮したからとマツダ商品本部の主査である佐賀さんは話します。

視点が高いと遠くまで見渡せて、運転時の恐怖心が減る気がします。

「目線が低いと運転する際に怖いとの声をいただいていたので、シートの着座位置を高くしています。そのことで乗り降りしやすくもなっています」(佐賀さん)
確かに運転席に座るときも、よっこいしょとすることもなくスムーズに乗れました。

小型車を運転すると目線が道路に近いせいなのか、特に高速道路でトラックなどの大型車の後ろにつくと威圧感で怖くなったことがあります。でも「マツダ CX-30」ならそんなこともなく、リラックスしてドライブできました。

車自体はコンパクトなので、細い道でも小回りがきいて運転しやすかった!

運転中、さらに加速するとガタつくことがあったのですが「マツダ CX-30」は、すうっとなめらか。
「これもアクセルを踏んだときの怖さを軽減するため。乗り慣れていない人にとって、いきなりスピードが出ると怖いもの。多くの人が普段出す時速30〜40kmの速度レンジで、狙ったとおりのスピードが出しやすいようにしています」(佐賀さん)
また走行速度を時速40kmに設定していても先行車と近くなれば、自動でスピードを落とし、車間距離を一定に保ってくれる機能も助かります。

フロントガラスにスピードや近くの交通標識を表示。視線移動少なくして交通標識の見落としなどを防ぎます。

スピードを出す高速道路でもは揺れもなく、5歳の息子が車酔いすることもありませんでした。
「運転中、車は振動するものですが、できるだけ揺れがしなやかに感じるように乗車時の安定感を高めています。外国車は揺れないイメージがありませんか? それは現地の道路事情がよくないから、車の性能を高めないといけない背景があるためです。ドイツなら速度無制限区域があって時速200kmでも出せるアウトバーンがあれば、街中は時速30km以上は出せないなどの幅広いスピードレンジがあります。イタリアは石畳が多いし、アメリカのフリーウェイはボコボコ。それに比べ、日本の高速道路の最高速度は時速100kmだし、道も整備されていてとても運転しやすい環境です。マツダの車はイタリアの石畳やアメリカのフリーウェイでもテストをし、万全ではない道路でも快適に運転できるようにしています」(佐賀さん)

ハンドルの支柱右側にあるSET+、SET−のスイッチで、追従型オートクルーズ機能「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール」の設定車速を調整可能。前方車との車間距離を保ちながら速度を自動調節するので、アクセル・ブレーキ操作による疲れを軽減できます。

インテリアだけでなく、乗り心地にも外国車のような安心感があったせいか、同乗していた息子も気づいたら寝ている! 親、助かる!
また運転しながら、ふと夕食の献立や明日の幼稚園の持ち物などに意識が飛び、対向車と近づいてヒヤッとした経験があるのですが、他車と接触しそうになると警告音で知らせてくれる点もマルチタスクなママ向き。

軽井沢星野エリアに到着すると、普段よりも疲労感が少ない! 久しぶりの高速道路運転だったのに! これもドライバーの運転しやすさにこだわった設備のおかげでしょう。しゃれた内装に、運転が苦手な人にも操作しやすいユーザビリティの高さ。これからのファミリーカーのスタンダードになりそうな「マツダ CX-30」。一緒に行ったママ友もすっかり気に入って、真剣に購入検討したいと言うほど。

そして、今回の試乗会の旅では、このコロナ禍で公共機関での子連れ旅行はなかなか難しい状況でも、車を使って家族や限られた友人たちとの少人数で行く旅行なら、少しづつ楽しんでもいいんだ、ということを体感。行く先々で宿泊場所も観光施設も細心の注意を払ってくださっていることに感謝の気持ちでいっぱいでした。何より密になりにくい自然いっぱいの場所で思い切り遊べたことは、親子ともども素敵な気晴らしとなりました。この秋はお気に入りの車で、自然のなかへのドライブ旅はいかがでしょうか?

 

お話をうかがったのは、佐賀尚人さん

1992年にマツダに入社し、2001年に初代「Mazda3」の開発主担当を担う。2006年には「CX-7」の主査スタッフとなり、2017年より商品本部で「マツダ CX-30」の開発主査を担当している。

「マツダ CX-30」公式サイトはこちら

撮影/鮫島亜希子(nomadica)

津島千佳 Tica Tsushima

ライター

1981年香川県生まれ。主にファッションやライフスタイル、インタビュー分野で活動中。夫婦揃って8月1日生まれ。‘15年生まれの息子は空気を読まず8月2日に誕生。

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