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津島千佳

子連れで楽しむ静岡旅。東京から新幹線で1時間!【子どもが喜ぶ施設編】

  • 津島千佳

2019.07.20

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「東京からも遊びに行きやすいし、子連れで楽しめるスポットもあるよ」と友人に勧められ、遊びに行った静岡市。前編【美しい富士山を見よう編】に続き、後編は『日本平動物園』、『東海大学海洋科学博物館』、商業施設『エスパルスドリームプラザ』と子どもが楽しめるスポットをご紹介します。静岡市には富士山以外にもたくさん楽しめるスポットがありました。

『日本平動物園』に行くならレッサーパンダを見るべし!

今年開園50周年を迎えた『日本平動物園』では、約160種700点の飼育動物がいますが、絶対チェックしてほしいのがレッサーパンダ。

『日本平動物園』は現在日本約280頭ほどいるレッサーパンダの飼育指導や繁殖管理を行っています。実は絶滅危惧に指定されているレッサーパンダを救うため、繁殖活動にも力を入れており、7年連続で赤ちゃんが誕生しています。

毎日11時20分からは餌やりを見学できるのですが、飼育員さんの話術の高さもあり、めちゃくちゃおもしろい!

飼育員さんがレッサーパンダの生態などをお話しながら餌をちらつかせると、がしっと脚を掴むレッサーパンダ。とっても可愛いのですが、レッサーパンダの爪は鋭いため脚にくっきり爪痕がついているのだとか。

他にもしろくまやアザラシが行動展示されており、リアルな姿を見ることができます。特に目の前の水槽をすいすい泳ぐアザラシを見て喜ばない子どもはいるのか、という近さです。

世界中のクマノミが20種も!

続いては「東海大学海洋科学博物館」に遊びに行きました。

こちらはその名の通り、東海大学海洋学部付属の教育・研究結果を展示することを目的に、1970年にオープン。メインはオープン当時、“東洋一の大水槽”とも言われた縦横各10m、高さ6mの海洋水槽。

シロワニやエイなど、息子が大好きな大きな魚たちがゆったりと泳ぐ様子が上下から見られるのがこの水槽の特性。

また1977年に世界で初めてカクレクマノミの繁殖・育成に成功したこちらは、世界中のクマノミを20種も展示。リングの水槽の中心部には入ることができ、じっくりとクマノミが観察できます。

またヒトデやウニなどに直接触れられたり、クマノミに餌やりができる『クマノミ・キッズ』コーナーもあります。

クマノミだけでなく、子どもが見やすいように水槽の位置を低くするなど、キッズウェルカムな工夫がされているのもポイントです。

大人も子ども視点で水槽をのぞくと、また違った景色を見ることができます。

ちびまる子ちゃん、ツナ缶、ソーダ…静岡名物がずらり

最後は清水港のそばにある商業施設『エスパルスドリームプラザ』に。

静岡市出身の有名人といえば、さくらももこさん。『ちびまる子ちゃんランド』があるのが静岡らしいですね。

神社好きなさくらさんがすべて描き下ろしたおみくじがひける神社があったり、まるちゃんたちと記念撮影ができたり。

貴重な原画やさくらさんの著作を集めた図書室もありました。

英語、中国語、ハングル語、タイ語と翻訳語版も。改めてちびまる子ちゃんが世界で愛されていることを知りました。
静岡県はマグロ・カツオ缶詰の生産量が日本一、しかもそのシェアは99%! こちらの施設内にある『清水かんづめ市場』ではツナ缶だけで50種類もあるとあって、見たことのないものが続々!

パッケージも可愛くて、お土産にしてもよさそう。

他にも釜揚げしらすやから揚げといった変わり種缶詰もあり、思わず大人買いしてしまいました。
さらに同フロアには、静岡県内唯一のラムネ工場である木村飲料のジュースを50種を集めたコーナーも。

貴重なラムネ瓶のアーカイブも興味深いのですが、木村飲料のラムネって言葉を選ばないで言うと、変なんです。

静岡を意識した桜えびさいだーに鰻コーラ、カレーラムネ、めんたいコーラ、カレーパンサイダーなど、どうしてそれをジュースにしようと思ったのか、変化球フレーバーばかり。私はひよってベーシックなラムネを買いましたが、味を想像しながら飲んでも楽しいかも。

東京駅から新幹線でちょうど1時間。子連れにも負担のない距離だし、日帰りもできます。富士山以外の見どころをもっと探しに、また遊びに行きます!

津島千佳 Tica Tsushima

ライター

1981年香川県生まれ。主にファッションやライフスタイル、インタビュー分野で活動中。夫婦揃って8月1日生まれ。‘15年生まれの息子は空気を読まず8月2日に誕生。

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