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【専門学校日記】勉強方法とお金のこと

  • 038 さとさ

2024.03.30

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こんにちは、038・さとさです。

先日、通っていた栄養専門学校を卒業し、

↑のブログにも卒業の気持ちを書かせてもらったのですが、

あと2本だけ・・・専門学校の日記を書かせていただきたいと思います。

ちなみに、今回は全日制の学校に通ってみて考えた、

「勉強方法」と「お金」について。

↑過去のブログと重なることもあるかもしれませんが、

2年間の通学・卒業を通して感じたことをまとめさせてください。

主婦学生の勉強方法:スキマ時間を有効活用

これまで勉強したプリント類はこのようにファイルにまとめていました。(卒業後はこの1/3に減らしましたけれど)

まず、「栄養士の学校に通っているよ」と話すとよく聞かれることがあります。

「管理栄養士とどう違うの?」

栄養士と管理栄養士の違い。

詳しく書くといろいろありますが、決定的に違うのは、

指定の学校に通って単位を取得し卒業さえすれば資格がもらえる「栄養士」に対し、

「管理栄養士」は受験資格を満たしたうえで「国家試験」に合格しなければならない、

という点かな~と思います。

平たく言うと、管理栄養士はより専門的な仕事ができます。

わたしの通っていた学校では、管理栄養士養成コースもありまして、

栄養士科から管理栄養士科への転科も可能でした。

わたしもいずれ管理栄養士を目指したいと思っていたので、

この制度に少し心惹かれましたが、当初の予定と変わってきちゃうし・・・と、

悩みに悩んで2年制栄養士科で卒業することに決めました。

さて、そんな栄養士にも国家試験ではないですが、

「栄養士実力認定試験」という、いわば国家試験の前哨戦的な試験があります。

栄養士 実力認定試験
トップ画で載せていたのがその過去問集です。

この試験は、合格不合格を問うものではないのですが、

60%以上正答することで、「栄養士としての学習内容をしっかり理解しているよ」という証明になり、「食育栄養インストラクター」という資格を申請することができます。

この資格があると、何かできることが増える・・・というケースはあまりないようなのですが、

「実力が十分ある」という証明にはなります。

なお、試験全体がとても難しい!というわけではないので、しっかり対策すれば正答率60%以上はとれるといわれています。

さらに、成績優秀者は表彰されるとのこと・・・。はい、ここで、さとさ、欲が出てきました。

「せっかくなら表彰されるくらい頑張ってみたい!」と。

これまた目標だけは高いところに設定してしまいました。(日々目がランラン状態)

そんなこんなで、日夜勉強に励んでいたのですが、

とはいえわたしは主婦学生。

しかも、現役の学生時代よりも無理も効かなくなってきたお年頃。

幼稚園に通う一人息子がいて、夫は数週間に一度、週末だけ帰って来られる単身赴任。

キャパギリギリまで頑張ることはなかなか難しい・・・。

というわけで、そんなわたしがよくやっていたのが・・・

①通学の電車の中で勉強する

②昼休みなどの空き時間を利用する(特によく話す人もいないボッチ学生なわたしならでは?爆)

という方法でした。

「①通学の電車の中で勉強する」ですが、

わたしの場合、通学に電車に乗るのは片道約30分。往復なら1時間。

この時間集中して暗記系や問題演習を行うと、チリツモでかなりの時間を稼げます。

それに、電車の中では立っていることも多く、周りの乗客の話し声もそれほど聞こえないし、

ガタンゴトンという音が逆に集中できる環境を作ってくれました。

自分が現役の学生時代にも、また、社会人になっての資格勉強などでも、よく電車やバスの中で勉強をしていたので、この方法は自分に合うな~と実感していました。

オススメアプリは「アンキスナップ」

以前のブログでも紹介したのですが、スマホを暗記ツールにできるアプリ、

「アンキスナップ」は入学から卒業までず~っと活躍しました。

栄養士実力認定試験対策のみならず、ほぼすべての授業の勉強をこのアプリでしていました。

アンキスナップ 勉強 受験
↑のように、科目ごとにフォルダ分けができます。

専用ペンで書いたりマークしたりしたところを、アプリで撮影すると、

アンキスナップ 暗記 ペン
アンキスナップ 勉強 受験

ほぼ自動で暗記事項を隠してくれるページを作ってくれるアプリです。

オレンジっぽいところには敏感に反応してしまうので、

隠さなくてもいいところまで隠れてしまったり、と、

微調整が必要な時もありますが、

日々の授業で習った内容や自習したところを、こまめに撮影保存しておけば、

かなりの枚数が記録されていて、総復習したいときには一気に暗記確認ができます。

また、暗記したい重要事項にはオレンジのペンで字を書いておくので、そのノートやプリント自体が、

そのまま赤シートで隠すことができる暗記ノートになるのです。

定番の緑チェックペンも、何本も使い切りました。

特に朝の電車混雑ぶりが激しいので、

スマホ一本で勉強できるこのアプリはかなり役に立ちました!



参考書が電子書籍化されていることも

栄養士実力認定試験 一問一答

実際の本としても持っていたこちらの参考書。

電子書籍にもなっているので、そちらでも購入しました。

基本的には紙の本の方が使いやすいけれど、

混雑した電車ではやはり片手だけで操作できるスマホが便利でした。

実力認定試験の結果は・・・

えっと・・・またここでメンタル弱りさとさが出てきてしまうのですが、

あんなに・・・あんなに勉強したのに・・・凡ミス連発してしまったのです。

試験時間はたっぷりあるので、4回ぐらい見直ししたのに。

試験中には気づけず、終わったあとで「あれ?なんでこんな問題間違えているの?」

と落ち込むこと数回・・・。

この試験が終わってから2週間くらい(いや、もっと?)凹みました。

表彰はされないだろうな~・・・。

でもまあ、60%の正答はできているだろうから、もういいや・・・と開き直っていたのですが、

な、なんと・・・!

記念品として包丁をいただきました。この2年で一気に我が家の包丁が増えました(笑)

成績優秀者対象になれました~(涙・ギリギリでした・涙)

結果を見てみると、同じ学校の方が何人もランクインしていてアッパレです!!

みんな!!!やったね!!!頑張ったね!!!と何度もガッツポーズ!

ここでも泣きました。最近すっかり涙もろいです~。

学校では、この試験の対策をしっかりしてくださったのです。

試験用の講義も複数回ありました。

(にも関わらず凡ミスしちゃうのがわたしですが)

先にも書いた通り、合否を決める試験ではないですが・・・

勉強の成果を確認できる場としては大変ありがたい機会でした。

と、いうわけで、スキマ時間を使ってコツコツする勉強法はやってよかったな、と思えたのでした。

ノートやレポートまとめはなるべく早く&週末にまとめて

試験のプレッシャーも半端なかったのですが、

それ以上に大変なのが、提出物でした。

ノート・レポート・献立作成などなど・・・

毎日なんらかの授業で課題が出されていました。

「とにかく溜めない!」が自分で決めたルールでした。

栄養氏専門学校 校外実習
校外実習は毎日日誌を書いたうえで、研究テーマをまとめ、実習後1週間以内に提出という厳しいルール

学校でも家でもプライベートでも、常に終わっていないノートやレポートを持ち歩いて、空き時間を見つけては書く、書く、書く。(時にパソコン作業も必要)

そんな毎日でした。

そして、週末、特に夫が赴任先から帰ってきてくれた時は、子供と一緒にでかけてもらって、

わたしは家にこもってレポート作業という感じ。

暗記や問題演習は立っていてもできますが、筆記は机か椅子がないとできないので・・・。

時には、子供と遊びに行った公園のベンチでも書いていたり。

特に2年生の後期は毎日課題に追われていました~。

きつかった~(笑)

お金に関してもちらっと書いておきます。

最後に、かかった費用に関して。

(文章ばかりが続きますがよかったらお付き合いください)

栄養士の学校に通おうと決めたときに、通えそうな専門学校の資料を複数請求しました。

さすが、大都会東京ですね、いくつも学校があって、

それぞれに魅力や特色があって、見比べるのがとても楽しかったです。

ただ、「素敵な施設~☆素敵な講師陣~☆」と思って学費を確認すると、びっくりする金額だったことも!

栄養士の資格は、指定された全日制の学校に通わないと取得できないため、

学校の費用としては結構かかるな~と思ったのが現実問題です。

現役(高校卒業したばかり)の学生さんはバイトをしている人も多かったですが、

主婦学生のわたしは当然、通学しながら収入を得るのは難しいです。

ただ、学校によっては、学費を軽減できる制度が結構あります。

利用しやすく、費用面で効果大なのが、雇用保険などの被保険者が利用できる給付金制度だと思います。

ただですね~、わたしの場合、一度専業主婦になっていたため、雇用保険がリセットされてしまっていまして。

北海道でのパート+専門学校入学前の派遣勤務(どちらも雇用保険加入)では期間が若干足りず・・・!

でも、そのためにさらに働いて入学を遅らせる気にはどうしてもなれませんでした。

「早く学校に通いたい!」という気持ちがあったからなんです。

結果、学校が独自で設定している社会人経験者の免除制度だけは利用できまして、

少しだけ学費を軽減できました。

わたしが入学した翌年、「今年の1年生はオトナ学生が多い??」と思っていたら、

その年から対象となった、東京都の職業訓練制度を利用して入学された方が多かったらしく、その制度はさらに自己負担が少ないのだとか。

(詳しく知りたい方は各学校の公式の案内を調べてみてくださいね)

その話を聞いて「入学を遅らせたらよかったかな~」とよぎることもありましたが、

それでもやっぱり、自分や家族のライフプランからすると、2022年度入学を選択してよかった、という結論にいたりました。

学費以外にも、教材費などがかかりますが、昨今の値上げで、調理実習で使う「食材費」などが追加で徴収されました。

それ以外に、通学にかかる交通費やランチ代などなどの出費もあります。

「これから子供にお金もかかるのに」とも思いましたが、

子供が生まれるまではわたしもフルタイム正社員で働いていたのと、

夫が転勤族なのもあって、もし転勤になってわたしが退職してついて行った場合の金銭感覚を身につけられるように、新婚時から「夫だけの収入でやりくり」するというルールにしていたので、

(夫はそんなこと言ったっけ?と夫婦の記憶に相違はあるようですが)

たとえわたしが働かなくなっても耐えられたかな~と思います。

色々な状況、いろいろな事情があるので、このあたりは十人十色だと思います。

今回は、ひとつの例として、わたしの場合を書かせていただきました。

この2年間の通学を達成するのには、夫や息子の理解、息子の通う園のご協力(早朝から夕方まで預かっていただき大変助かりました!自治体からは親の通学という事由でもサポートがありそれも大変助かりました!)、専門学校の先生方、病児保育にご対応くださったかかりつけの小児科医、園が休みの時に子供を預かってくれたわたしと夫の両親、息抜きに遊んでくれた友達などなど・・・本当にいろんな方のご協力なくしてはできませんでした。

この通学経験も通過点と考えて・・・4月から新たな職場で頑張りたいと思います・・・!

今回も長い&支離滅裂ですみません(汗)

3月中には、最後の専門学校日記を書き残したいと思いますので・・・

もしよかったらお付き合いいただけると、大変うれしいです!

038・さとさ

038 - さとさ

栄養士・パート / 東京都 / LEE100人隊

39歳/夫・息子(6歳)/料理部・美容部/新卒でデパートに就職したほどにファッション第一優先でしたが、今は「衣・食・住」すべてが大好き。埼玉育ちの埼玉LOVE人です。高校時代所属した山岳部の影響か、登山、ランニング、キャンプなどのアウトドアも好きです。夫が転勤族で、2021年まで約3年間北海道十勝に住んでいました。人生初の首都圏外暮らしを経て、栄養士にキャリアチェンジすべく専門学校に通学中、2024年3月に卒業見込、その後は栄養士としてリスタート予定です。

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